| 京都の地震 |
2000年5月27日放送
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(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後から今日の午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。
先週土曜日、20日午後11時39分頃大阪府北部でマグニチュード3.7の地震があり、京都の亀岡市や大阪の豊能町(とよのちょう)で震度3のゆれを観測しました。
そのほか、兵庫、京都、奈良、滋賀、三重など広い範囲がゆれました
この地震は、亀岡市と高槻市の境にあるポンポン山の近くで起きました。
次の日、21日(日)午前10時42分頃京都府南部でマグニチュード4.2の地震があり、京都市が震度3、滋賀、奈良、大阪などが震度2でした。
この地震は花折(はなおり)断層で起きました。
震源は京都市左京区の北白川の近くです。
25日(木)午後2時45分頃 徳島県北部でマグニチュード3.4の地震がありました。また、今日、27日(土)午前4時2分頃にもマグニチュード3.0の地震が起きています。
2回とも、徳島市などで震度1を観測しました。
このふたつの地震は、徳島市を通る、中央構造線で起きました。
26日(金)午後5時57分頃和歌山県北部でマグニチュード3.6の地震があり、和歌山県の御坊市(ごぼうし)などで震度2でした。
これは、和歌山県北部で日常的に起きている地震です。
今日27日(土)午前7時45分頃には京都府北部でマグニチュード2.6の地震があり、京都府の美山町(みやまちょう)で震度2でした。
美山町付近も地震活動の高いところです。今年の2月27日にも、この近くで地震が起きています。
全国では21回、体に感じる地震がありました。
(妹尾):この頃、京都に地震が多いような気がするんですけどね。
(魚住):データの上でも、実際多いんですよ。
京都市左京区では21日に起きた地震のほかにも、今年の1月6日と2月25日にも、体に感じる地震がありました。
また京都の西、嵐山の付近では4月12日にも有感地震が起きました。
(妹尾):ということは、京都の市内だけで、今年4回も起きているんですね。
(魚住):そうなんです。京都市の周りでも、頻繁に起きてるんですよ。
先ほどお伝えしました、ポンポン山の地震のほかにも、亀岡市と能勢町(のせちょう)の境目近くで5月16日に地震が起きています。
また、それぞれの余震もありましたから、本当にしょっちゅうゆれているような気がする、という方も多いでしょうね。
(妹尾):京大防災研の梅田教授がおっしゃってましたよね。
「去年あたりから、近畿全体の地震活動が高まっている」っていうようなことをねえ…。大きな地震が来るんじゃないかって、心配なんですけど…。
(魚住):その梅田教授に聞きました。
近畿地方の北部、つまり京都・大阪・兵庫あたりでは、前にも活動期があったんですって。6年前の94年から97年にかけてです。
そのあと、2年間の静穏期、静かな時期があって、去年からまた活動期に入っているということですよ。
(妹尾):じゃあ、また静かな時期が来るかもしれないんですね?
(魚住):ええ、そうです。
梅田さんは、「今の活動がすぐに大地震に結びつくのではなくて、こういう短い期間の活動期と静穏期(静かな時期)を繰り返しながら、南海地震に近づいていくんですよ」とおっしゃっています。
(妹尾):ぼくらも、身の回りのものをチェックするとか、家を建替えるときに補強するとか、防災を忘れないようにしましょうね。
(魚住):以上、週間地震概況でした。
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