2015年

11月 1日

番組初の女性社長!株式会社プロアシストの生駒京子社長が語る 社員との向き合い方とは??

今週のゲストは株式会社プロアシストの生駒京子社長。
初の女性社長の登場です。

そもそも、この株式会社プロアシストさんは、どんなお仕事をされている会社なのでしょうか。
「組み込みシステムの開発をする仕事なんです。
家庭にある洗濯機、冷蔵庫、炊飯器…家電製品の中に私たちの技術が組み込まれているんですよ」
冷蔵庫は温度管理、炊飯器なら炊き込みご飯やおかゆなどメニューを選択できたり。
見えないところでがんばっている縁の下の力持ち。
頭脳的製品を作っているのが株式会社プロアシストさんなのです。

いまや150人もの社員を抱える生駒社長ですが、創業当初はたったひとり。
「始まりがひとりだったので、それから関わっていただけるひとりひとりがとても大切なんですよね」と生駒社長。
社員のモチベーションをあげることが大切なことのひとつだそうで、ご自身を含めて社員の感情をコントロールをすることで、うまく人とのコミュニケーションをはかっていくのだそうです。
「社員は家族。社員の家族も家族ですから」

コミュニケーションのひとつで社長が挙げたのは「社員旅行」。
「行先を社員の全員が投票して決めるんです。
もちろん私も。まだ私の案は採用されたことないですね(笑)」
社員の家族も同伴する社員旅行で、100人を超えるツアーになるのだそうです。

さらにユニークなのが「子ども参観日」。
「お父さんってお酒を呑んで帰って来るとかマイナスイメージが目立つんですよね。
しっかり仕事をされているのにね」
そんなお父さんのためにお子さんを会社に招いて仕事ぶりを見てもらうのだそうです。
お父さんがお子さんに1分間のプレゼン、さらにお子さんと生駒社長が名刺交換をするのだそうです。
その名刺はなんと会社が用意!
「子どもさんが会社に来ることは重要だと思うんですよね。お父さんがいい会社で働いているよね、と思ってくれる。
お子さんも私の会社の家族ですから」

生駒社長を筆頭に女性社員が全体の3割。
女性ならではのやわらかな感性が社内にも行き届いています。
この度、経済産業省が主催する「ダイバーシティ経営企業100選」にも選定された株式会社プロアシスト。
「賞をいただいたからこそ、この感謝を世の中にお返ししていかなければならない。そう思っています」
生駒社長の瞳はますます輝きます。

竹原編集長のひとこと

生駒社長は社長さんだけど、お母さん的存在じゃないのかなとも思います。
時には厳しく、そして優しい尊敬できるお母さん。
そして無償の愛で接してくれる。
社員さんは心強いですよね。