2016年

6月19日

色の専門家がプラスチックの可能性に着目
先週に引き続き、プラスチックの可能性を追求する株式会社、ヘキサケミカルの代表取締役会長・社長 福井眞彌さんがゲスト。

この「ヘキサケミカル」という社名にはどんな由来があるのでしょうか。
「私の会社は昭和45年に設立しました。
当時は横文字の会社が少なくてね。
ヘキサというのはギリシャ語で『6』。
実は会社設立の時のメンバーが『6人』、恩師の講座が『第6講座』、6が絡んでいたんですね」

時は高度成長期のど真ん中。
なぜ、この万博の年にプラスチックを作ろうと思われたのでしょうか?
「もともと私は色の専門家なんです。
プラスチック製品でいうとポリバケツが出てきた時代です。
これからはプラスチックの時代になると思いましてね。
ならばプラスチックに色を付けようという考え方になりました。
日用雑貨品の色付けからスタートしましたね」

そう語る福井社長ですが、この進路は予想通りだったのでしょうか…?
「大学院で研究をしていた頃から先生が仕事を決めていましたね(笑)。
“お前は商売人や”と言われていました。
最初は大日本インキに就職して3年間お世話になりました。
もともとインキの仕事だったんですよ。
独立してからはプラスチックへ。
すべて飛び込みで営業しましたね」

もともと研究畑だったのが営業に。
意外な転身です。
「会社設立当時は大変でした。
何せ得意先がゼロでしたからね…(笑)
でもその時に色々と学びました。
“ビジネスは技術力”だと。
お客さんがどうやったら喜んでくれるか、提案の中に技術がある。
そう思います」

そのスピリッツは今も会社に受け継がれているのでしょうか?
「社員にムチャ振りをするんですよね。
これやってみろ…と(笑)
プロジェクトを社員に任せる。
そのチャレンジが後の技術開発に活かされるんですね。
だから技術は向上していくのです」

昔は家電製品が多かったそうですが、シェアとして自動車のパーツが多くなってきているそうです。
社長のムチャ振り、そして磨かれる技術。
新製品への飽くなきチャレンジは今も進んでいます。

竹原編集長のひとこと

満足されずに新しいことを目指していく。
理系、しかも技術の道を進んできたのに営業も。
これも新しい商品へつながる道なんですね。

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