2017年

1月22日

家族の健康を考える ペットのための再生医療

今週のゲストは犬・猫の獣医、再生医療のパイオニア 株式会社J-ARMの代表取締役社長 岡田邦彦さんです。

最近、よく耳にするこの再生医療。 岡田社長の会社ではどんなことをされているのでしょうか? 「動物の再生医療の会社ですね。 再生医療は細胞を増やすことで疾病を治すことです。 細胞の培養の仕方を病院スタッフさんにトレーニングして、そのキットを販売しています。 治療の新しい選択肢を増やしたいのです」 実は動物病院にはまだ認知度が低いと仰る岡田社長。 再生医療の普及活動も積極的に行っていらっしゃいます。 実は竹原さんには犬、猫、鳥。 高井さんも犬を飼っていた経験があって、家族でもあるペットの健康のお話には興味津々。 もし病気になってしまった場合、再生医療はどんな力を発揮してくれるのでしょうか? 「具体的に治すことの一つはがんですね。 がんを治す方法は外科、放射線、化学療法の3つあります。 第4の選択肢として免疫細胞療法があります。 毎日6000個のがん細胞が生まれていると云われているのですが、体の中で免疫細胞ががんと戦ってくれている。 そこに『幹細胞』を入れることで、快方に向かってくれることがあります」 この素晴らしい力を持つ『幹細胞』は…というところで、 今週はお時間に。

ちなみに犬では椎間板ヘルニアなどの症例が多いそう。 足を引きずっていたり、車椅子の犬が幹細胞を注入すると歩けた症例もあるそうです。 今まで治らなかったケースが治癒につながるこの再生医療。 岡田社長は医療の可能性の開拓者であり、探求者なのです。

竹原編集長のひとこと

いやはや、すごい時代になりました。
人間の生活が変わってきたからペットの暮らしも変わる。
そこで生まれる病気には人間がしっかりケアしてあげたいですよね。