2017年

8月 6日

呉服のルーツをたどり、大島紬をさらに広める

大島紬美術館株式会社 代表取締役社長・肥後修朗さん 専務取締役・肥後勝代さん。
番組初のご夫婦での登場です。
奥様で専務の勝代さんは、大島紬を召してのご出演です。

普段着物をお召しの方には“憧れの”大島紬。
改めて教えていただきました。
「ルーツを奄美大島にもつ織物です。
泥大島、泥藍、白大島などに分類されるんですが、染め方も色々とあるんですよ。
10cmの生地を3、4日かけて織っていくんです。
泥染は84回染めるんですよ。
32行程を1年かけて作り上げて行きます」と肥後社長。

コンピューターでデザインができる時代に、繊細な手作業を積み重ねていく大島紬。
さらに重さも長さも厳しい規格として決まっているのだとか。
そんな大島紬は現在、生産単数が全盛期の20分の1。
大島紬の良さを知っていただきたいという想いから、お二人は大阪・池田市に美術館、奄美大島には資料館を設立しました。

「大島紬の職人も激減しましたしね。
後継者を育てなければいけないんですが、色んな問題があります。
昔は在庫を分担していたものが機屋にしわ寄せがきた。
在庫リスクをいかにしていくかということもありますね」と肥後社長。
時代とともに製作や営業のスタイルも変わって来たのです。

でもなぜ池田に大島紬美術館を作るに至ったのでしょうか?
肥後社長が答えてくださいました。
「織物といえば、本来は京都なんですけどね。
実は池田市に呉服(くれは)神社がありまして。
これが一番の決め手でした。
本土の呉服のルーツがある場所なんですよね。
そして池田市の市章が糸車をモチーフとしている。
実際に池田市の北部に行くと民家に織り機もありました。
この本物の地で大島紬を広めることは、我々として大きな語りになると思いました」

交通アクセスの良さも手伝って、全国からお客さんが見えるという大島紬美術館。
今、お持ちの大島があるなら大切にしてください。
でもお洒落着ですから、大切にしすぎて見るだけの工芸品にもしないでくださいね。
うちは素晴らしいスタッフにも恵まれて、これからの時代に合わせたデザインをして、変化を持って今に合うものを生み出して行きたいです。
大島紬をもっと知ってほしいですね」と肥後専務。

スタジオでのトークも素晴らしいコンビネーションのご夫婦ですが、普段はどんな感じなのでしょうか?
「今はこんな感じです(笑)。
でもうちの専務は元々高校教師で衣服を教えていたんです。
僕に対して10年は先生口調でしたね(笑)。
色々と勉強させてもらいました」と笑い合うご夫婦。

今までもこれからも二人三脚。
大島紬を知っていただきたいという熱い思いを胸に、お二人がお二人の時間も紡いでいくのです。


<プレゼント>

大島紬美術館株式会社さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「大島紬 ハンドバッグ」を3人の方に!
メール akarui@mbs1179.com
FAX 06−6809−9090
ハガキ 〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」「大島紬 ハンドバッグプレゼント 」係
*当選者の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
*写真とデザインが異なることがあります。ご了承ください。

竹原編集長のひとこと

奄美から出てこられて、本物の土地で本物を広める。
ブランドをより強く発信されていますね。

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