2017年

12月24日

世の中の快適は制禦の力のおかげ

ゲストは日本制禦機器株式会社の代表取締役社長兼社長執行役員の山下克己さん。
この“制禦”とは?
「制禦機器を作っている会社です。
一般的には工場の生産設備などをコントロールする設備ということですね。
制禦というところで身近なのは、防犯などや省エネで人が通る時に電気がつくシステムってありますよね。
そして、ある程度時間が経ったら消える。
これもひとつの制御。
コントロールしているということなんです」。
その他、自動車、食品関係など工場の自動化にも日本制禦機器株式会社の製品が使われています。
制禦というジャンルは奥が深そうです。

「機械が上げてきた情報を人に伝える。
人と機械をつなぐ仕事ですね。
交通システムなどコントロール室もそうですし、防犯カメラなど監視カメラもそうです。
例えば通常何十画面の中で異質な動きをしているところだけ、自動的に表示したり。
自動改札も扉が開くのも制禦されています。
制禦の力なくして生活できないともいえるかもしれません」。

ロボットとの組み合わせもあるのでしょうか?
「ロボットも人の目や手の代わりになっていますが、制御というとその先ですね。
例えば製茶精米の機械もうちにはあるのですが、獲ってきたものにはゴミが混じっています。
そのゴミだけを吹き飛ばすんです。
その際にゴミの周りの良いものも飛んでしまのですが、何度か繰り返しているうちにゴミだけを飛ばしてくれます。
センサーは見つけるという仕事をしてくれて、その後に何をするかは制禦の力になってきます」。

制禦の力は人の命をも守るのだとか。
「ある条件が重なった時に人はミスをするものです。
例えば扉が開くタイミングでない時に扉が開いた。
その中では機械が回っている。
そうすると危険なので、人が誤って止めないように制禦して安全に機械を止める。
セーフティユニットの開発もしています」。

日本制禦機器株式会社の製品の制禦により、より安全に生産が進められたり、当たり前に思えているシステムが稼働しているのです。
「ニュースにもなっていましたが、デジタル通信網のISDNが2024年に終了します。
その際に、それまで使っていた端末を続けて使えるようなシステムも作っています」。

多くの制禦システムをお作りですが、日本制禦機器株式会社の強みとはなんなのでしょうか?
「やはり設計と製造、そして仕様。
製完一体となったシステムではないでしょうかね」。

人と機械をつなぎ、機械から人へ情報も伝える。
世の中の当たり前の陰に制禦の力あり。
制禦には技術力と人に優しいアイデアがあふれています。

竹原編集長のひとこと

私たちの暮らしに制禦は欠かせないんですね。
縁の下の力持ち。
時には表に立ち、時には裏でシステムを構築する。
そういった意味では社長は会社の制禦かもしれませんね。

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