2017年

12月31日

新たな提案を変化から生み出していく

今年最後の放送。
ゲストは先週に引き続き、日本制禦機器株式会社の代表取締役社長兼社長執行役員の山下克己さん。

多岐にわたる制禦機器を作っておられる日本制禦機器株式会社ですが、創業当時はどんなお仕事をされていたのでしょうか?

「リレー(継電器)の販売から始まっています。
シンプルに考えるとタスキをつなぐ、それと同じようにスイッチの信号を次に伝えていくのがリレーです」。
これも私たちの暮らしを支えてくれている機器。

「リレー販売をしているところからある時に“物作りはできないのか”というニーズをいただきました。
それならば、と最初は大阪で起こして、そのうちの何名かで“関西制禦”“中部制禦”“東京制禦”という3つの会社がスタートしました。
それぞれ大きくして、後に元の一つの会社にしようという思いの元、仕事を進めていました。
そのうちの関西制御と中部制御が30年前に合併して現在の会社になりました」
約束を果たして今の形の会社になったのです。
会社にはある決まりがあるそうですね。
「創業された人たちの中に縁故者は入れないという決まりがありました。
中小企業は同族世襲が多いのですが、うちは全くありませんね。
それは現在もそうです」。
これも長年の約束が現在も引き継がれているのです。

現在の日本制禦機器株式会社はどんな流れでお仕事をされているのでしょうか。
「販売、設計、製造などなど。
仕様を聞いてどうやって実現していくか、作ってはそれをどうやって供給していくかを考えてますね。
それは私達のものづくりとしての根底で、ずっと続いていくものです。
仕事の核はお客様の声を聞いて一緒に考えさせていただく、そのお手伝いをどうさせていただくかです」

企業の中で囁かれる昨今、人材不足に関してはいかがでしょうか?
「大学出て現場ですぐに役立つかどうかはわからないですよね。
教育して覚えてもらうということになりますが、人材という意味では育成も含めて難しい問題です。
これから仕事をされる人は考えて欲しいのですが、それは自分のやっていることに対して考えるということ。
それを分かりながら、変化をしていける人が強いのではないかと思います。
技術革新についてもそろばんから計算機、パソコンへと変わってきました。
常に新しいことにチャレンジしてほしいですね」。

今年の日本制禦機器株式会社はどんな年でしたか?
「半導体への設備投資が大きかったです。
今年は特に設備投資へのお手伝いをさせていただきました。
私たちにとっては明るい年でしたね」。
さらに今後についてはどうお考えですか?
「我々ができることをしていきたいですね。
新年への抱負は次に何をしていくのかを社員と一緒に考えていきます。
ロボットも含めて、どんな提案ができるのか。
どういった人材を育成をしていくか、どういった取り組みができるのか考えていきたいです」

堅実さと変化。
世の中の流れの中で変わらない技術力を発揮できるのは、変化という柔軟さがあってこそです。

竹原編集長のひとこと

ものづくりは日本の得意分野ですが、その物作りを支えている会社がこちらです。
そのたゆまぬ努力には頭が下がりますね。

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