2018年

1月 7日

ツバメタオルの肌ざわりの良さには理由がある

新年最初のゲストはツバメタオル株式会社の代表取締役会長・重里豊彦さん。
文字通りタオルを作っておられる会社です。
「泉佐野に本社がありまして、タオルを糸から作っています。
全国でいうとおよそ1割はうちのタオル。
日本で一番たくさんタオルを作っている会社なんです」。
使用電力の1/3はソーラーエネルギーという工場で、1日にフェイスタオルならなんと10万枚という生産量を誇ります。

スタジオにもたくさんのタオルをお持ちいただきました。
「タオルは大きく分けて2種類あります。
棉から糸ができますよね。
その糸で先に染めて織ると柄のあるタオルができる。
これが“先染め”。
ちなみに先染めは柄を作るのに優れています。
糸をそのまま織って染色するのは“後染め”です。
ツバメタオルは後染めのタオルです」。
まずはタオルの基本情報から。
さあ、そして…。

「タオルって新しいと水を吸ってくれないというイメージがありませんか?
これはどういうことなのかというと、織りやすいように糸に糊をつけるんです。
このノリが残っていると水を弾くことになるんです。
それとは逆に後染めは染める時に糊は落ちています。
だから後染めのタオルは最初から水を吸うんですね」。
重里社長は先染めと後染めのタオルを1cm四方に切ってコップの中へ。
すると後染めのタオルはみるみるコップの底へ。
スタジオでは給水実験をしていただけました。

「タオルは元々は棉で出来るもの。
しかし棉自体は水を吸わないんですよ。
天然の棉は油を含んでいます。
脱脂綿は文字のごとく油を抜いた棉です。
その油を綺麗に抜くと水を吸うようになるんですね。
その製錬工程で強アルカリでないとその油は取れない。
中和するのに薬剤も使います。
元々は天然のものなのに化学薬品が多く使われることになってしまうんです。
うちの商品はそれを少なくしています。
強アルカリをやめて酵素にしたり、柔軟剤を大豆イソフラボン加工に替えたり。
織る際に使う糊もケミカルではなく、デンプンのものです」


こだわり抜いたツバメタオル。
きっかけはあったのでしょうか?
「長男が4歳の時にアトピーなりまして。
最初は大人になれば治ると思っていたんですが、いつまでたっても治らない。
原因は何かと色々考えました。
子どもにタオルを渡していたんです。
タオルの端を口に入れて吸っていたんですね。
そのタオルに使われているものが体内に入っている…。
もしかしたら自分の作った商品でそうなったのかと思った時期もありました。
それが直接の原因ではないのですが、安全なものを作っていくべきだという思いに駆られました」。
自らが作る製品と向き合う瞬間です。
それからというものツバメタオル株式会社の製品は初めて“安心“安全”という言葉を使います。

「人の感じ方の基準をあげる。
敏感な人への向けての商品を作っていこうと決めたんです。
口の中に入れても安全なものを作っています。
そう言った思いで作られたタオルを使っていただきたいですね」

ツバメタオル株式会社のタオルの肌ざわりの良さ、そして、やわらかさはこういった思いの表れなのです。

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ツバメタオル株式会からリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
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≪ 宛先 ≫
※ メール: akarui@mbs1179.com
※ FAX : 06−6809−9090
※ ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 ツバメタオル タオルセット プレゼント 」係

*当選者の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

タオルに安心や安全という新しい価値観をつける。
作っておられる方の気持ちが見える製品っていいですね。