• ■2017年8月21日【月】従軍手帳が語る戦場の真実

    80年前の戦場で綴られた従軍手帳。
    ポケットサイズのノートは、表紙もぼろぼろ、
    両の手で丁寧に扱わないと、
    綴じた部分がバラバラになりはしないか、と危ぶまれました。
    そこに細かな字で丁寧に記された言葉は、
    私の想像をはるかに超えるものでした。
    日本軍兵士が日中戦争で、どんな加害行為をしたのか。
    優しい人が、どんなふうに豹変してしまうのか。
    息子である山本敏雄さんは、今でも父親の遺したものを
    うまく受け止めることができない、と話します。
    それくらい、重い過去です。
    でも、人間が人間でなくなってしまう恐ろしさ、という意味では
    決して昔話ではないと思います。
    今も、誰であっても、同じ危険を内に宿しているのが
    人間なのではないかと思うのです。
    教育が、権力側にとって都合の良いものにされるとき、
    何が起こるか、山本さんのお父様の手帳は
    具体的な事実の積み重ねで物語っています。
    水野クリスタル

    ■2017年8月14日【月】やられたらやり返す、その先にあるもの

    環状線の京橋駅をよく利用する方も多いことでしょ¥う。
    72年前、1トン爆弾が京橋駅を襲いました。
    自分がもし、その場にいたならば、どうなっていただろう。
    自分の家族や友人が、たまたま利用していたならば、どうなっていただろう。
    そんな想像を働かせる力が、今こそ必要なのでは?

    今、世界を観れば、
    威嚇の応酬、挑発合戦を繰り広げるリーダー。
    それを制することなく、つき従う姿勢を見せるリーダー。
    やられたらやり返す、という軍事オプションは
    結局、私たち自身に何をもたらすのか、を
    具体的に想像してみようと思います。
    水野クリスタル

    ■2017年8月 7日【月】

    原爆を広島・長崎に投下するための訓練を、全国30の都市で米軍は行っていたのですね。
    そうした模擬原爆の事実を、今日初めて知った、という声を
    リスナーの多くの方々から頂きました。
    この真実が明らかになったのは、わずか20年前。
    それも、米国から発信されたのでもなければ
    日本政府が調査したものでもありません。
    日本の市民団体が調べて初めて、明るみに出たのです。

    92歳の龍野さんは、模擬爆弾投下の現場の光景を描写してくださいましたが、
    それはすさまじいものでした。
    龍野さんは言います。
    今、大切なことは、誰もが自分の考えを持つこと。
    そして、それぞれの考えを話し合える環境を作ること。

    「報ラジ」では、今月、戦争に関する特集をお届けしていきます。
    水野クリスタル

    ■2017年7月31日【月】対話できる相手なのか?

    北朝鮮のミサイル技術がどこまで上がってきているのか、
    軍事のプロから話を聴いて、よーく分かりました。
    そして、それに日本が軍事的に対処できるかというと、
    それは無理だ、という答えが返ってきました。
    となれば、最悪の事態をどう回避すればいいのか。
    アメリカと北朝鮮の直接対話への環境作りを進めることが
    日本にはできるし、安倍総理なればこそできるのだ、というのが
    朴さんのお考えでした。
    リスナーの皆さんからは、対話を求める方法論に賛否両論頂きました。
    北朝鮮が、話し合いのできる相手なのか?さらに圧力を、という反対論。
    核放棄を迫るのではなく、いったん凍結するというカードを使ってでも、
    協議の場に連れ出すしかないという賛成論。
    「これしかない」と思い込まず、できるだけ幅広い選択肢を想定しておきたいと
    私は思います。
    水野クリスタル

    ■2017年7月24日【月】記憶がないから、言ってございません

    記録がない、だから記憶に従ってしゃべるしかない、
    記憶はない、したがって言っていないと思う。
    そんな日本語の使い方があるのだなあ、と妙に感心。
    何か言い訳をしなければいけないときに、
    一度使ってみたら、どうなるんでしょう?
    一般社会で、信頼を勝ち得ることはできるのでしょうか?
    今日の閉会中審査で使われた
    「第二次安倍政権における安倍総理と加計理事長の接触記録」の
    一覧も、今日は大きなボードで出されましたね。
    赤坂の日本料理店「S」、芝公園のフランス料理店「C」、
    銀座の中国料理店「H」。
    山梨県富士河口湖町の焼き肉店「T」、山中湖村のゴルフ場など。
    明日の閉会中審査でも、また不可思議な日本語や
    びっくり発言が飛び出すのでしょうか。
    水野クリスタル

WEBラジオ

■8月14日(月)放送分

民間の空襲被害者の救済
新聞うずみ火代表・ジャーナリスト 矢野宏さん
千葉猛 アナウンサー


番組内容
テレビや新聞で大きく扱われないニュースの中に、大切なニュースが埋もれています。 それは、リスナーの方から寄せられるメールで教わることです。 そんな、ひっかかる出来事の裏側に徹底的にこだわり取材します。 「ラジオだからこそ、他では聴くことができない」と感じてもらえるような報道番組 を目指しています。