• ■2017年8月21日【月】 父の戦争を語り継ぐ

    日中戦争開戦から今年で80年です。
    きょうは、ひとりの兵士が残した従軍記録から、
    日本軍が中国で何をしたのか考えます。
    ゲストは、福井県鯖江市の市議会議員の山本敏雄さん(68歳)です。
    山本敏雄さんの父親の武さんは、1937年から2年にわたり、中国戦線に赴き、
    自分の身の回りで起こったことを、克明に日記に記していました。
    そして、この日記をもとに、晩年、「一兵士の従軍記録」を書き残したのです。
    そこには、敵兵を「突いて突いて突きまくり、瞬く間に八つの死体となす」
    「町々でめぼしい金品を強奪して来たり」など生々しい記述があり、
    慰安所開設や南京大虐殺に関して見聞したことも書かれています。
    一方で、戦争中の日記には書いてあったのに、
    晩年に残した「一兵士の従軍記録」には書けなかった内容もありました。
    「あまりに残酷だったからだろう」と、敏雄さんは語ります。
    山本武さんが後世に残したかったこと、
    どうしても書けなかったことは何だったのか、
    戦争責任と、戦争を語り継ぐ意味を考えます。


    ■2017年8月14日【月】 民間の空襲被害者

    今日、8月14日の午前11時から、JR京橋駅前で
    慰霊祭が行われた。
    72年前のこの日、大阪城内にあった東洋一の軍需工場「大阪陸軍造兵廠」
    を攻撃する空襲があったが、投下された1トン爆弾のうち4発が
    JR京橋駅に落ち、1発が、乗客が避難していたホームを直撃した。
    これによる犠牲者は500人とも600人とも言われている。
    今日の番組では、慰霊祭に参加した人々の声を紹介しながら、
    全国の空襲による被害者への戦後補償がどのようになっている
    のか、その現状を、新聞うずみ火代表の矢野宏さんに聞く。

    ■2017年8月 7日【月】 大阪に投下された「模擬原爆」とは

    8月は、戦争に関わる内容をシリーズでお届けします。
    今夜は「模擬原爆」について。
    広島・長崎に原子爆弾を落とす前後に、米軍が試験的に
    投下した、同じ形状・重さの爆弾です。
    原子爆弾を投下した場合、どのように落下するのかの
    データ収集や、投下後に爆撃機がすぐに旋回する訓練を
    するためだったと言われています。
    この「模擬原爆」は全国30都市に計49発落とされ、
    400人以上の方が亡くなりました。
    大阪市東住吉区も模擬原爆が投下された場所のひとつ。
    この地で被害に遭った龍野繁子さんと、この事実を伝える
    活動を続けている吉村直樹さんをゲストに迎え、
    具体的な体験談や、現代の人々に語り継ぎたいことなど
    についてお聞きします。

    ■2017年7月31日【月】 北朝鮮がICBM発射〜脅威はどれほどか? 

    28日(金)深夜、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、
    日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下しました。
    専門家らは、このミサイルの最大飛距離が、
    米本土の多くを含む1万キロに達するとの見方を示しています。
    日米首脳は電話会談し、北朝鮮への圧力強化の方針を確認。
    しかし、鍵を握る中国やロシアがどこまで本気で踏み込むかは未知数です。
    北朝鮮のミサイル技術は、どこまで進歩しているのでしょうか?
    国際社会はどう対応すればいいのでしょうか?
    北朝鮮・韓国の事情に詳しい大阪市立大学の朴一教授をスタジオに招き、
    軍事ジャーナリストの前田哲男さんと電話をつないで、
    じっくりお話を聞きます。
    お二人に質問のある方は、メールでお寄せください。

    ■2017年7月24日【月】 国会速報! 加計問題、南スーダン日報は・・・

    衆議院予算委員会の閉会中審査が、きょう、
    安倍首相出席のもとで開かれました。
    前川前文部科学事務次官が「キーパーソン」と呼んだ
    和泉洋人首相補佐官の証言が注目されましたが、
    和泉補佐官は
    「『総理は自分の口からは言えないから私が代わって言う』とは
     言っていない」と前川氏の証言を否定。
    両者の主張は真っ向から対立しました。
    また、民進党議員が、
    安倍首相と加計理事長の会食やゴルフの記録を示し、
    加計学園による獣医学部新設計画をいつ把握したか問うと、
    首相は「今年1月20日、加計学園が特区申請した時点」と答弁、
    議場から驚きの声があがりました。
    「総理の意向」はあったのか否か、加計学園ありきだったのかどうか、
    国会の答弁をたっぷりお聞ききいただきながら伝えます。
    電話出演は、東京新聞論説委員の半田滋さんで、
    南スーダンPKO日報問題について、
    こちらもきょうの国会論戦を紹介しながら考えます。

WEBラジオ

■8月14日(月)放送分

民間の空襲被害者の救済
新聞うずみ火代表・ジャーナリスト 矢野宏さん
千葉猛 アナウンサー


テレビや新聞で大きく扱われないニュースの中に、大切なニュースが埋もれています。 それは、リスナーの方から寄せられるメールで教わることです。 そんな、ひっかかる出来事の裏側に徹底的にこだわり取材します。 「ラジオだからこそ、他では聴くことができない」と感じてもらえるような報道番組 を目指しています。