加藤ヒロユキ週末のソムリエ

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2007.12.16

皆さんは味の美味い・不味いの判断をどこでもってされますか?? もちろん人によってさまざまでしょうが、私はまず“後味”が大きな判断材料になります。
最近のコンビニなどで売られているお弁当やおにぎり・サンドイッチ・スィーツはほんとうによくできていて安く、見栄えもいいし、食べ口味もよくなっている。
しかし、たいていは後味に不快さが残る。
ずっとひっぱるような後味の悪さ、これは一体なぜなんだろう??
自宅で作る料理には何一つ感じたことのないこの舌にまとわりつく不快な味。
保存料のせいなのだろうか??
私はいつもブラックコーヒーで無理やり消しているが。
食べる前にどんなに美味しそうでも、また実際食べている途中にいくら美味しくても、後味が悪ければダメである。
これは音楽にもいえているな〜と思う。
1曲を歌うときにもいくら最初が綺麗に演奏できても最後が失敗したり雑になったらいただけない。
昔からよく言われるように「詰めを辛く」これは単純な言葉のようであるが、奥深い。

来年は便利だからといって胃にもたれたり口に不快感が残るような物はなるだけ食べないように心がけよう。

2007.12.5

先週はコンサート本番から学ぶことが多いという内容であったが、今回はその続きである。

昔から100回の練習より1回の本番!と言われているように、1回真剣な本番をやれば技巧的・精神的にもかなり向上しているのに気付く。

今回のリサイタル、生声のプログラムだからかなり繊細で精神の強靭さが求められる。そのためにはかなりのエネルギーコントロールが必要になっていた。特に最後の最後にアンコールで歌った「コンテパルティロ」は歌っている途中でエネルギー(ガソリン)不足!のピコピコランプが何度も点滅してた。これではいけないとアクセルを思い切り踏むが思うようにスピードが出てくれない。 かろうじて最後まで歌いきったが、消費疲労のほうが勝っていたような気がする。

クラシックの世界ではよく本番前に角砂糖を舞台ソデで食べてから舞台に出るといったヴァイオリン奏者やピアノ奏者がいると聞いたことがあるが、これは大げさでもなんでもなく理にかなった方法なんだとも納得できた。
しかしこちとら声楽家である。角砂糖を食べて歌うことはできない。チョコレートも大好きだが喉に張りつくような気がして私も歌手仲間たちもあまり本番前には食べない。 医師の父がアドバイスをくれた。糖尿患者用のアンプルを飲んだらいいと!
なるほど、それなら喉に負担ないし血糖値を瞬時に上げる効果がある。

まあ、アンプルと書くとかっこいい感じがするが、用は砂糖水である。次からはアンコール前には必ずこのアンプル試してみよう。

2007.11.21
この2週間は正直言って私の2007年における正念場の期間であった。11月9日が東京・渋谷の白寿ホール 16日が大阪・梅田のフェニックスホールにてリサイタルがあったからだ。

マイクを使わない生声のプログラム。
テノール歌手を標榜しているのだから当たり前ではあるが、緊張とスリル満点であった。
結果的には多くのリスナーの皆様にも来て頂き、成功だったと胸をなでおろしているが、今回のコンサートで多くのことを学んだ。その中でも本番からしか得られないことも多々あった。

まずは心臓の鼓動である。
当然、お客さんの前で歌うのだから緊張して本番前から心臓ドキドキは今に始まったことではないが、特に生声のときはその心臓のドキドキが曲を歌うときのブレスや声の安定感にとても大きな影響を及ぼすのだ!ということが再認識された。
ではどうすればいいのか??何かいい訓練方法はあるのか?リサイタルが終わってから毎日そのことを考え続けている。

そしていまやっとその答えを見つけた!(月曜日の夜、風呂に入っているときに気付いたのだ)
今週からその訓練を実施いているが、その効果はやはり本番が来なければわからない。
もし成功したらその方法をここで公開することを約束しましょう!ちょっと楽しみ!

2007.11.4
先週は「ゆで卵」のことを熱く語ったが、今週はその派生としての味付け半熟卵を紹介しよう。
味付け半熟卵はご存知、ラーメン屋さんの定番である。
店によって焼き豚のタレで漬込むのや味噌を入れたりしていろんなレシピはあるが私のは至ってシンプルである。
卵をゆでる時間が先週のとは少々異なる。
先週は5分であったが今回はタレに漬込むので時間は7分となる。

(1) 鍋に玉子全体がつかる程度の水を入れ、沸騰させる。
   卵はまだ入れない。
(2) お湯が沸騰したら一度火を止め、卵を静かに入れる。
   殻が割れないようにオタマなどでゆっくり入れると良い。
(3) 卵を入れたら再度火をつけ、中火にして7分待つ。
(4) 7分たったら、火を止め1分待つ。
(5) 1分たったら、卵を取り出し水に3分つける。
(6) 3分たったら、殻をむいて半熟卵の完成。
(7) 続いて、半熟卵を味付け玉子にする。
   しょうゆ・酒・みりん(お好みでにんにくスライス)で
   つゆを作り、そこに半熟卵を入れる。大きめの器を
   使うか、ビニールなどで密封しても良い。
(8) 冷蔵庫で1晩寝かせれば、味付け玉子(半熟)の完成。

ゆで時間などいろいろ変えてみたが、この時間が一番良い結果だった。味付け玉子を作れば、家のラーメンもなかなか美味くなる。少々手間はかかるがぜひ試して欲しい。

2007.10.30
最近マイブームなのが「ゆで卵」である。
兵庫のゴルフ場の茶店で食べた味が忘れられないからだ。
ゆで卵の殻をむいて塩をふってかぶりつく。
ゆでたてのまだ冷め遣らぬ白身が脆く口の中に崩れ、その間から半熟となった濃厚な黄身がトロリと溢れ出す。
塩の味だけでここまで重厚なシンフォニーを口の中で奏でてくれるのには驚いた。

「卵をゆでる」それだけの食べ物であるが、私を魅了して止まないその秘密はやはりゆで方にある。

ゆでる卵は新鮮でなければならない。
できれば一つ50円以上の高級卵が望ましい。
飼育の際の餌が違うのだ。
とうぜん黄身にはその餌が養分として集まるから、いい卵ほど黄身が濃厚で美味い!
冷蔵庫から出して常温にしておく。
以下手順を述べてみよう。
(1) 鍋に玉子全体がつかる程度の水を入れ、沸騰させる。卵はまだ入れない。
(2) お湯が沸騰したら一度火を止め、卵を静かに入れる。殻が割れないようにオタマなどでゆっくり入れると良い。
(3) 卵を入れたら再度火をつけ、中火にして5分待つ。
(4) 5分たったら、火を止め1分待つ。
(5) 1分たったら、卵を取り出し水に3分浸す。
(6) 3分たったら、殻をむいて半熟卵の完成。
黄身の硬いゆで卵はもうゆで卵ではないとここで断言させていただく。
お試しあれ。

2007.10.17
10月も半ばを過ぎるとさすがに秋の気配をあちらこちらで感じられるようになる。
虫の音、金木犀のかほり、草を焼くにおいなど様々。
私にとっての喜びは食べ物が一段とうまくなる季節でもあることだ。
先般、番組の清水プロデューサーからさんまの酢〆のレシピを教えてもらった。
今は丸々と肥えたさんまが旬でとても安価である。
私はさんまには目がないのでよく衝動買いして焼いて食べているが、さすがに毎回焼きさんまでは飽きが来る。
そんなときに教えてもらったのがこのさんまの酢〆。
さっそく作ってみた。
柑橘系(かぼす・ゆず・すだち)などを二倍酢に合わせてオリジナルのマリネ液の出来上がり。
それだけ舐めてみてもとても食欲をそそる。
鍋のつけタレで試したいくらいだ。
それに3枚におろして塩をふりかけて3時間くらい置いたさんまをミョウガときゅうり・刻み紫蘇とあわせて食べてみたら美味い事!
ご飯にもよく合うが、やっぱりこの時期はぬる燗でやるのが一番であった。
なんか思わず笑いが込み上がってくる。
至福のヒトトキ!
秋の夜長、つぎはどんな肴を食べようかな??

2007.10.9
さて、この10月から番組のパートナーがポチちゃんからニロちゃんにバトンタッチ!

10月7日の放送は聴いていただけましたか?
日曜日の夜にふさわしい、しっとりとして、それでいて面白く内容の濃い番組をモットーにこれからも続けてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

私個人は10月となり、いよいよ11月のリサイタルに向けての本格的稽古が始まっています。
アスリート選手のように緊張した毎日が続いているんです。
こんなときいつも精神的に逞しくならねば!という自戒の念が頭をよぎります。
笑い話かもしれませんが、剣豪小説なんか読み出したりしている今日この頃。
でも案外「なるほど!」と頷ける内容のものも多いですよ。

まだまだ秋らしい季節感を実感できませんが、リスナーの皆さんもくれぐれも体調には気をつけてください。
この季節が一番風邪をひきやすいのですから。

2007.9.26
去年から東京の自宅の近所の家の前に仮設交番ができ警官が常駐するようになった。
だれか要人でも住んでいるのか通るときにドキドキしながら表札を確かめてみた。
「伊吹」と書いてある。あ〜そうか伊吹文部大臣の東京の家なんだ、と納得した。
京都に住んでいたときも家の近くに伊吹さんの実家があったので、なんだか不思議なエニシを感じる。
今度の福田内閣の組閣では彼は自民党幹事長になった。
大臣は国家高官であるから警察が常駐しても不思議はないし警備のため税金を使うのも納得できる。
でも自民党幹事長はVIPとはいえ普通の国会議員と変わりはないだろう。
さぁ〜彼の家の前の交番はどうなるのか?ちょっと楽しみだ。
でもそのままありそうな気がするな〜

2007.9.19
痛い!痛い!痛い!である。
何が痛いのか?
それは季節はずれの日焼けである。
実は18日にゴルフに行ってきたのだが天気は本当に快晴!
でも直射日光のきついこときついこと!
夏でもこんなことはなかった。
おかげで顔や腕が火傷のあとのように赤く、熱を帯びている。
やっぱりこれからは季節問わずにUV対策をせねばと堅く決心した今日この頃である。
(オゾン層が破壊されているんだな〜と実感した日でもある)

2007.9.12
この秋はライブやリサイタルでとても忙しくなってくる。
とにかくその準備で大変なのだ (当たり前ですよね)
しかし、最近の私のストレス解消はゴルフである。
秋はこのゴルフがもっとも気持ちよくできる季節だから、暇を見つけては行こうとエントリーしている。
今までは主に兵庫県のコースに行っていたが、この秋は滋賀や奈良のコースにも行く予定だ。
そのうちオンソムコンペなんてできたらうれしいかも!

2007.9.4
最近、夜が涼しくなってきている。
都会のど真ん中でもどこからか秋虫の音色が聞こえてくるから不思議だ。
彼らはどこで生活して何を食べているんだろう?
マンションの植え込みでも生活しているんだろうか?
風呂上りに熟成ラム酒のロック片手に、音楽を聴かずそんな虫たちの音色を楽しみながらうつらうつら〜

うっかりと窓を閉め忘れて寝てしまい風邪をひいてしまった。
今年の夏も異常に暑かったな〜

2007.8.22
1週間にだいたい3冊は本を読むようにしている。
1ヶ月に雑誌やHOWTO物以外に10冊は読もうと決めた若い頃からの習慣だ。
最近は新幹線に乗る機会も多いので読書の時間は存分に取れる。
夜寝るまえにDVD映画を観て(細切れが多いが)そのあとに読書。
寝る寸前まで読んでいる。だからそのままスタンドランプを点けたまま寝ることも多いのだ。(これは無駄だからできる限り消そうと努力はしている)

最近読んで面白かったのは小説吉田学校(外川猪佐武著 全8冊)である。
これは戦後の政界史・自民党史でもある。
私の子供のころ「今太閤」と人気のあった田中角栄氏の苦悩やすさましい派閥間の暗闘など、読んでいて人間の権力欲の怖さや脆さを実感できた。

でも、これを読んで一つ勉強になったことがある。
それは、どんなに財力や才能を持っていても人間に一番大切なのは人に対する思いやりと真摯に信念を貫く態度である。それがあればどんなことでも対処できるし、人は動いてくれ、敵対してもどこからか糸口は見つかってくるものなんだと。
これは普通に日常生きている我々にも当てはまるのだ。
肝に銘じておこうと思った。

2007.8.8
暑い毎日が続いておりますがみなさんお身体大丈夫ですか?
近況報告です。
僕は減量がうまくいき、5月から比べて8パーセント体脂肪を落としました。
もちろん体重も落ちたわけですが、いつもの夏と比べてとても過ごしやすいなぁと実感しております。
同時に高かった血圧も正常にもどり、肩こり腰痛もうそのように治ってしまいました。
生活習慣病とはまさに言ったものです。
あとはお酒の量をいま少し減らしてゆけばいいかな〜と思っておりますが、これが一番大変かもしれませんね。
秋にはさらにシェイプアップして皆さんの前に出れるよう頑張ります!

2007.7.26
歌手という職業上、新曲をいつも視野に入れて発表していかねばならない。
毎日どんどん練習を積んでその曲を自分のものにしてゆくのだが、どれくらいたったところでモノになったのか自分で計る定規がある。つまり、人前で堂々と歌えるという目安である。

その定規とは、なにも考えていないときにふと遠くから自分の声でその歌が流れてきて、最後まで歌い終わるといった現象にある。
自分の声がこだまのように頭に響き渡りだせばまずはOKなのだ。
不思議な体験だが、これができたとき、歌は人前で歌えるようになっている。
そして、それはいつも目覚める寸前、まどろんでいるときに起こるのである。

でも歌の本当の意味での完成はそこから始まるのだ。
(というか一生かかっても完成なんてしないものなんだろうが)
多くの舞台で多くの人に何度も何度も聴いてもらうことが大切。
ということで今年のオーサカキングでも新曲を歌わせていただきます。
その新曲、もう朝早くから頭の中でガンガン鳴り響いております!
8月2日12時半からですので皆さん来て下さいね!

2007.7.18
秋のコンサートのプログラムが決まり、独りで稽古をはじめる。
やり始めてオペラアリアでもないのにぐったりと疲れる曲があるのに気付く。
日本の歌では「島唄」がそうである。
そう、BOOMで人気の出た沖縄をモチーフにした秀曲。
この曲は第二次世界大戦の沖縄で死んでいった人たちの悲しみを歌ったレクイエム(鎮魂歌)でもある。
張り上げて歌っているのではないのだが1曲歌い終わるごとにエネルギーが大量に消費されるのがわかる。
なぜなんだろう?と考えるが一向に答えが浮かばない。
確かにクラシックでもレクイエムは歌えばどっと疲れが出てくると昔から言われている。

しかし、名曲であるのことは間違いない!
皆さんにきっと感動してもらえるよう頑張っています。

2007.7.11
最近、俳優の山崎努さんのエッセイを読む機会があった。
彼が40・50代のころ、舞台公演を終えたあとは1週間くらいただ食って、寝るの繰り返しを続けていたそうだ。
千秋楽でとにかくやりとげたという満足感で終日うつらうつらの至福のときをよく送っていたそうである。
異変はある日突然起きた。
午後6時半か7時になると突如として身体がカーッと熱くなり、頭の中も神経の配線スイッチがいきなりオンになった感じで高圧電流が走り出し、とても苦しく、じっとしていられず、立ち上がって駆け足足踏みをはじめるといった奇妙な(?)行動をとり始めたらしい。
「どういうことだ!これは??」
と考えているうちに一つの結論に達したそうだ。
つまりこれは身体が芝居のときのリズムを憶えていて自動的に幕開きのときの興奮に突入してしまうという現象らしい。
今まではそんなこともなかったのだがある日突然に。
それ以来彼は千秋楽を終えると翌日から旅に出るそうである。
生活環境を変えるとそういった発作は起こらなくなるそうだ。

確かに私にもよく似た現象は今までにあった。
身体の仕組みとは本当に不可思議なものなんだな〜と思う。

2007.7.2
最近はコピー機も自宅のプリンターで代用できる便利な世の中になったものだ。
楽譜をコピーしなければならない音楽家という商売柄、コピー機はほんとうに切っても切れない関係にある。いちいちコンビニに行かなくて済むのがたすかる。
そんなコピー機の思い出、あれは私が10歳、小学4年生のときである。
ある日の夕方、学校の職員室で先生の手伝いをしてコピーをとっていた。
当時だからまだ機械も大きくて重厚なヤツである。
ふと何かのタイミングがずれてカバーを開けたままスタートボタンを押してしまった。
瞬時に煌く閃光が私の目に覆いかぶさった。
そのとき私は身体が震え、耐え難い絶望感を抱き涙が出てきた。
「あ〜見てはいけない死の光を見てしまった〜僕はもう死んでしまう〜」
当時、ビキニ諸島の水爆の実験のことが世間で騒がれており、その光を見てはいけないという大人の話を勘違いして、コピー機の光も有害で見てはいけないものなんだと真剣に思っていたのである。
泣きながら先生にそのことを報告すると思い切り笑われた。
今だから言える恥ずかしい小学生時代のエピソード。
私だけではなくポチちゃんもそういったエピソード多そうだな〜〜今度聞いてみよう〜

2007.6.27
毎朝、目覚めると体重計に乗る。
最近の体重計はいろんな機能がついており主に私は体重・体脂肪・消費カロリーを参考にして一喜一憂している。(もちろんちゃんと手帳に記録している)
でもそんな数ある機能の中で「身体年齢」という項目があり、それがいつも「51歳」と示すのは合点がいかない。これは一体何を根拠にしてはじき出された数字なんだろう??
まだ40そこそこで体力・気力が充実していて、日々ジムで鍛えて血圧も正常に戻したのに〜何なんだこの「51歳」という数字は!?
できる限り見ないようにしているが、今朝こっそり見たらまた「51歳」だった。
なんだか凹む話である。
さて、今日もジムに行ってバリバリトレーニングしてくるか〜〜くそ〜〜(涙)

2007.6.18
最近、ラジオのスタッフの間でゴルフが流行っている。
15年ほどブランクがある私ももちろんその一人であるが、やってみるとこれまた面白い。

ゴルフの良さは半日かけて野山を歩き汗を流して、精神を瞬間集中させてまた緩和させることだろう。
ふだんから空気の汚い都会に住んで毎日のルーティンワークに追われている人間にとっては、身体と魂の空気の入れ替えができる絶好の機会なのである。
スコアーはさして気にしていない。(といえばうそにはなろうが)

でも、どこかのホールで出た偶然のスーパーショットやロングパットの決めが忘れられなく、他が悪くてもその一打があれば満足といった具合である。
それまでOB連続だったり左に右に曲がって「もうゴルフなんてやめた!」と思っていてもである。

この気持ち、何かに似ている???
そう、これは悪女に惚れた男の心理と同じであろう。
普段は悪態をつかれ、自分の思い通りにならないそんな女性がたまに見せる甲斐甲斐しさ、やさしさなど。
それで今までのことは水に流してしまう男の弱さ(自分も含めて)。
それによく似ている。と思いませんか?

昔からゴルフが悪女によく似ているといわれるのも納得できる。

2007.6.11
食べ物の趣向が変わった。
いままではてんぷらやとんかつ・唐揚げパスタなど大好物であったが、最近はあまり食べなくなった。
丼物もしかり。
つまり脂肪をつけないために余分な脂質や炭水化物は摂取しないように心がけているのだ。
そのかわりバランスよく野菜中心に乳製品など品目を多く取るように心がけている。

思い返してみれば女優の秋野暢子さんと昔仕事をしたときに、ダイエットの話題がでたが、そのときの彼女のアドバイスが前記した内容だった。
彼女は自分から決して揚げ物は食べないそうだ。
どうしても食べなければならないときは衣をはずして食べるという徹底ぶり。
それに彼女はランニング、つまりマラソンを取り入れなさいとも言っていたが、さすがにこれはまだ実行できないままになっている。

秋野さんの印象は良い意味でストイックな求道者のようであった。
世の中便利になってきているから少なくなってきている人種かもしれない。

2007.5.30
先週も書きましたが、いまジムが中心の生活を送っています。
週に6日は行っているんです。(いつも昼から午後にかけて行ってます)
行きすぎだよ〜とおっしゃるかも知れませんが、これも生活リズムになれば苦ではなくなり身体も順応してきます。(でも毎日どこかの筋肉が筋肉痛〜)

なにより歌に影響するんですよ、いい意味で。
声を張り上げるときの無理な力をセーブできるんです。
楽に自然体で歌えるようになりました。
これはやっぱり筋力もありますが、スタミナ、体力がついたということでしょうか?

脂肪は先週から2パーセント落ちました。ご報告まで!

2007.5.23
最近、通っているジムで体脂肪キャンペーンというのに応募した。
3ヶ月でどれだけ体脂肪が減少できるかというキャンペーンで、全国の応募者の中から上位の人には景品がでるそうだ。
測定したら私は25%も体脂肪があった。つまり軽肥満の部類に入るそうだ。
腹回りがやばいと思っていたが体重の1/4は脂肪だったのである。

「よし!憎き脂肪を蹴散らしてやる〜」ということで最近はトレーニングメニューに有酸素運動をどんどん取り入れている。
昨年の優勝者は10%くらい減少させた人だったそうである。
さて結果はどうなることか?
しかし、寝酒をやめなければだめだろうな〜食事はだいぶ変わったけど〜

2007.5.16
昨日久しぶりにゴルフに行った。
子供のころからやっていたし好きであったが、ここ10年くらいはやめていた。
それがひょんなことでまたやり始めることになったのだが、やってみればこれまた面白い。
昔と違って日常の雑事・雑念からの解放感が心地よく思えるようになったのだ。
それに住んでいるのが大阪ど真ん中。当然、空気はよろしくない。
でもコースに出れば本当に空気の美味しさも実感できるから一挙両得の気分。

昨日はよく晴れていた。
鏡を見れば顔が真っ黒。見ればしみが出てきている〜
もう若くないな〜と歯軋りしながら日焼け対策をもっと入念にせねばと少々あせる今朝であった。

2007.5.9
ある日、私の癖に気付いた。
それはカレンダーと掛け時計である。
私の家の書斎・居間・寝室・便所・洗面所・台所のいたるところにカレンダーと時計が置いてあるのだ。
居間には航空会社が送ってきてくれたお洒落な風景カレンダー、
そしてピアノの上、西側と東側の壁にそれぞれ時計が。
(3つもなんであるんやろ?でもそれぞれ見てます)

書斎にはデジタルの電波時計と機能的な大きなカレンダー。

便所には前向き教訓のカレンダー。
(いつも声に出して読んでほっとしています)

寝室には夜でもはっきりわかる夜光数字表示のデジタル時計に海外美人カレンダー。
そうだ、玄関にも置いてあった。

これはきっと精神分析してもらったらなにか原因はありそうかも。
特に30代後半から顕著になってきたから。

2007.5.1
先週日記に書きましたように最近はハーブ茶にはまっている私ですが、このハーブ茶の効果・効能は1ヶ月くらいたたないとわからないそうです。というのも人間の身体の細胞は1ヶ月くらいで再生されるからなんですって。
ということは1ヶ月前の食事や生活のあり方がそのまま現在に出てくるのですな。こわ〜。

最近、食事改善・適度な運動をして減量に成功しつつある私ですが、気がついたことが一つあります。
それは肌が綺麗になったかな?と思うことが多いのです。
男性ですし、吹き出物とかも出ない体質でしたが、手で顔をなでてみるとなんだか肌のきめが細かくなったような気がするのです。適度な保湿感があり滑らかな手触り。笑〜
もちろんこれはハーブ茶も含めての総合的な効果とも思われますが、深酒や食べすぎがどれだけ身体に負担をかけていたのか思い知らされた感があります。
でも、たまにとんかつやステーキを思い切り食べたいな〜という衝動にかられることもありますが、生唾を飲み込んで「我慢我慢」しています。涙〜

2007.4.23
最近はハマッているものの一つにハーブ茶があります。
コーヒー好きの私にとって朝から何杯も(ひどいときは大きなカップに10杯も!)飲むのはさすがに身体に悪いなぁ〜と実感して、それに代わるものは何かないかしら?と行き着いたのがハーブ茶であった。
現在、愛飲している物は、朝はミントとレモングラス、その他を用いた自分のオリジナルブレンド「大河の夜明け」、夜は私の京都のファンの方からいただいたファンネルのお茶である。
ミントの入っているお茶は胃腸がすっきりとして、以前にも食べすぎで身体の調子が悪かったときにたいへん効能があったから今は病みつきになっている。
ファンネルのお茶は肝臓によろしいらしい。
これも継続しなければ効果ははっきりとはわからないとは思うが…
まあ、夜にお酒をできる限り飲まずに口寂しいのをお茶で慰めている感じかもしれません。

2007.4.8
さて、この4月から「音楽のソムリエ」は日曜日の夜9時スタートとなりました。
今までの私の4年近いラジオのリズムが月曜日を中心としていただけに、なんだか日曜日になると変な気分です。夜を持て余してしまうのです。(笑) きっとポチさんも同じだとは思いますが。

大抵の方にとって日曜日の夕方は翌日からの仕事に備えて少々憂鬱になる時間ですね。
サラリーマンの経験の無い私にとってはあまり実感が湧きませんが、
「サザエさんシンドローム」といわれるように日曜日の夕方になると気分が沈んでしまう方も多いという統計結果もあるそうです。
そんな方も含めて番組を聴いていただいてなんだかほっとできる雰囲気を醸し出すのに精進いたし、そして今までと変わらずに“良質の音楽とお話”をお届けしたいと思います。
これからも末永くお付き合いくださいね。

2007.3.26
行きかうひと
昔から朝方に家の近くを散歩していたらよく行きかう女性がいた。
年のころ20歳過ぎくらいだろうか、きっとその容姿・しぐさから女子大生と察すられる。
毎朝、大きい鞄を抱えて急ぎ足で駅に向かってゆくその姿に私はある意味で脱帽であった。
細く華奢な体つきだが、いつも彼女の履いている力強く大きなスニーカーが彼女の心の根本のようで、なんだか「希望」という言葉がヴィジュアル化されたような錯覚があった。
その証拠に私自身いつも心の中で彼女に「今日も頑張って!」というエールを送っていた。

ここで勘違いされては困るが、私は別に彼女に恋心を抱いているわけではない。
ただ、毎朝行きかう見ず知らずの若い女性の持つ溌剌としたエネルギーがまぶしかっただけである。
きっと自分も昔は何も知らずに未来に向かって懸命に「希望」という憧憬に向かってひたすらエネルギーを発散していたのだろう。

そんな彼女、なんと私と同じマンションの住人だったではないか。
それも最近わかったのだ。
ある日の夕刻、同じエレベーターで偶然一緒になり、私が驚いている間に彼女から挨拶をされた。
私が平静を装って「よく朝に会いましたね。大学生?」というと、彼女は少し顔を赤らめて「ええ、今年就職です」と答えた。「よく4年間頑張ったね〜おめでとう。これからも頑張ってね」というと彼女はペコリと深くお辞儀をして、途中の階でまるで忘れ物をした小学生のように早足で降りていった。

噂では彼女は東京で働くそうな。

そう、4年。4年という歳月。
ちょうど「音楽のソムリエ」が始まったのも4年前。
2003年の5月の月極ラジオからであった。
その年の10月に月1回となり、翌年4月から週1のレギュラーとなった。
あれから多くのリスナーの方々に支えられて番組をやってこれた。
日々勉強であることは今も変わりない、いつも発見と驚きの連続であったしこれからもそうだろう。

なにかとけじめのつく季節。
この春からまた新しい装いで番組の充実を図ります。
引き続きご支援・応援よろしくお願いいたします。

2007.3.19
BGM TPO!
自宅の書斎の机の前に座り、パソコンに向かって仕事をするとき、本を読むとき、また思索にふけるとき(この場合、音楽のソムリエの次の特集は何にしようか??美味しいレシピはないだろうか??今日の晩ご飯は何にしようか?などという文化度合いの高い思索です)、シ〜ンとした部屋では落ち着かないから必ずBGMをかけている。(元々私は寂しがりやなんです)
さあ、問題はそのBGMの中身である。
この場合、絶対に避けたいのは歌もの。
テノール歌手のアルバムなど厳禁である。
なぜかって?聴いてしまうからです。
歌手という職業上、聴きたくなくても絶対に人の歌声はジャンルを問わずに聴いてしまう悲しいサガがある。
つまり集中できないのだ。
では、ジャズのインスト(器楽演奏)?
これもだめ。なぜならリズムが際立っているから邪魔をする。
知らぬ間に身体でリズムを取っている。
ハワイアン?まだましだが眠たくなるのが欠点だ。
クラシック?これもジャンルによる。
ハイドン、ヘンデルあたりのバロック古典、モーツァルトの交響曲などはいい。
しかし、ブラームスなどになれば少々重く聴き入ってしまう。
ベートーベン・チャイコフスキーしかり!
バッハはどれをとってもいい。
以前、この日記にカール・ミュンヒンガーのバッハ作曲の「音楽の捧げもの」やスペインのクラシックギターの巨匠セゴビアの弾くバッハは最高!と書いた記憶があるがそれは今も変わっていない。

でも最近とうとうお気に入りのBGMを見つけましたぞ!
ジョン・ウィリアムズというギターリストのアルバム。
映画音楽の巨匠で同姓同名の人がいるがこの人とは別人である。
オススメのアルバムは「 ジョン・ウィリアムズ アルティメット」
2枚組みのアルバムで曲目も多岐にわたっている。
バッハからシンドラーのリストまで聴きやすい曲目になっている。
これは本当にある意味でジョン・ウィリアムズのULTIMATE(根本的な)作品集だと思える。
気品あり、柔軟さあり、心のマッサージをしてくれる逸品であること間違いなし。
まさに「ご家庭に1枚!このアルバム」ですぞ〜

2007.3.12
ベートーベン交響曲7番
中世ヨーロッパの宵闇を音楽にしたらどんな曲を連想するだろうか?
私はベートーベンの交響曲7番の2楽章を真っ先に想い浮かべる。
城塞の石畳に映る松明の炎、こだまする蹄の音、
慟哭に近いような地響きがこの2楽章から聴こえてくるからだ。
不気味で悲しい旋律とでも言おうか。
う〜ん、やはりベートーベンは天才。
以前はヨーロッパらしい音楽といえばバッハやモーツァルトと思っていたが、
それは日の当る昼間のヨーロッパの姿だったのだ。
中世のヨーロッパは日照時間5時間、あと19時間は暗闇、
といった印象を私は持っている。
その暗闇に音楽という光を当てたのがこの7番のように思える。

最近ではこの曲に歌詞も作られてアンサンブルで歌われている。
サラ・ブライトマンやコーラスグループのアミーチなどがオススメではあるが、
歌になったらまさに恐怖の歌みたいである。
冗談で私が「♪あのひとが〜やってくる〜暗闇から〜やってくる〜♪」
と歌っていたら周囲からストップ!の声がかかり、非難轟々であった。
ここまでお話したらどんな曲かお知りになりたいでしょう?
いつかお聴きいただきましょう!

2007.3.5
譜面の話
先週は書斎に待望の本棚が届き、やっとCDと本の整理がついた。
これで一安心と胸をなでおろしていたら、今度は別の場所から出るわ出るわ譜面コピーの山。
ああ〜今週は譜面整理に時間が費やされそうだ。
ミュージシャン仲間でよくのぼる話題の一つに、譜面の整理がある。
どんどん新曲のコピーが増えていき、どこにそのコピーがいったかよく忘れてしまう。
だからまたコピーをする。その繰り返しで同じ曲のコピーが増えていく。

気付けば家中楽譜コピーだらけになっている。
大抵のミュージシャンは同じため息をつく。
ライブなどあった日、その日のうちに整理しておくのがコツなのはわかっているがなかなか実行できない。
書類棚でも買おうかな?
でもその中に入れるのを忘れたら結局は同じなんだろうなとも思う。

2007.2.26
部屋の掃除
昨日、一日かけて書斎の掃除をした。以前から欲しかった本棚3つが届いたからだ。
私の家は音楽資料でいっぱいである。CD(1000枚くらいある)、関連書物、楽譜類。知らぬ間に増殖している。そこで今回思い切って本棚を買った。高さが180センチで幅が1メートル。これが3つあれば大抵は整理できるだろうとほくそ笑んでいたが、いざ整理してみるとこれが大変!本の分類だけで丸1日かかってしまった。
おかげで貴重な休日が埃まみれになってしまった。さすがに喉を守るためにマスクをしていたがこれがまた苦しいの!普通に呼吸していたらしんどくはないのだろうが、重いものを持っての重労働である。
いや〜参った参った!
でも大方片付いて今日は気分爽快である。

2007.2.19
忘れもの
なんだか最近忘れ癖が激しいような気がする。
「え〜っと、あれは?なんだったかな??名前が思い出せない」
なんてこともしばしば。もしかして、もう老化が始まっているのかもしれない。
こういうときはリハビリが大切である。
頭のリハビリによく効く方法は私の場合、新曲の歌詞を覚えることである。
これは仕事とはいえ大変な作業。
日本語、英語、イタリア語、スペイン語とさまざまな言語で覚えなければならないからだ。
お気に入りの歌の歌詞をノートに書き、言葉を訳して噛み締めるように何度も何度も口に出して発声する。
それでも憶えないときは必殺技、書きまくり!
そう、昔から受験のときに発揮した急がば回れ方法。これはほんとうにしんどいのだが効果はてきめん!
受験生にもどった気分だが不思議と、頭のモヤッとした膜のようなものは取れてきたような気がする。
でも、やめたらまた元の木阿弥なんだろうな〜

2007.2.5
あなたの家にもこのアルバムを1枚!
最近、クラシックギターにはまっている。日本にも素晴らしいアーティストがたくさんいるが、私の特に好きなアーティストはスペインを代表する20世紀最大のギターリストと言われるアンドレス・セゴビヤ(1893年2月21日生 1987年6月3日没 享年94才)という人である。

生涯を旅から旅の日々を送ったセゴビヤは晩年はスペインのリナーレスに定住した。
20世紀、彼の影響を受けなかったギター奏者は誰もいないと言いきれるのではないか。
スペインと言う国は時々とんでもない魔力を持った芸術家が出る。絵画では古くはゴヤ。新しくはピカソなどがいる。その巨匠たちとセゴビヤは肩を並ぶ存在だ。
オペラではドミンゴやカレーラス、カバリエといった巨人たち。

セゴビヤは伝統的なヨーロッパの音楽界にギターを認めさせた。クラシックギターと言う定義は彼によって作られたと言っても言いすぎにはならないであろう。多くの同時代の作曲家の心をとらえ20世紀のギターの新しい作品が次々と作曲されるようになった。

演奏家の仕事は殆どが消費される消費物とおなじである。しかしまれに世界を変えてしまう程の魔力をもった演奏家も登場する。
セゴビヤは20世紀の魔力をもった演奏家である。若き日の彼の野心はギターの能力を信じ鍛錬と実力で自ら勝ち取ったものだ。
彼のオススメのアルバムはたくさんあるが、バッハの作品もいいし、もっと通俗的な作品の入ったものもいい。つまり、どれでもいいのかも。それくらい素晴らしいギターを弾く人なんだと皆さんにご紹介したいわけであった。

2007.1.29
音楽のある風景
いま私はファンクラブの人たちに送る会報を作成している。
文章を作るとき、私の書斎にはいつも必ず決まったBGMが流れる。
それはカール・ミュンヒンガーのバッハ「音楽のささげもの」である。
完全なバッハのバロックアルバムであるがこれを聴きながら文章をつくると集中力が増してはかどる。
考えてみれば、昔、受験勉強をしていたときに好きでずっと流していたアルバム。
このバッハが流れてくると自然と頭の中が思考戦闘体制になるのである。
なるほど、習慣とは恐ろしいものである。
BGMのTPOは大切だ。
食事・お酒タイム・朝の目覚め・お掃除・勉強などその時々によって使い方を明確にしなければならない。
まるで薬の処方箋のようだけどとても大切なことだと思う。

2007.1.22
β・α・θの話
家のPCで仕事をしているときPCにお気に入りの音楽を取り込んでBGMがわりにしているが、そのなかでも特にお気に入りはクラシックギターかリュートである。
静かな弦のその音色はまるで瞑想をしているかのように頭をクリアーにしてくれる。
きっとα波やθ波がたくさん出てるのかもしれない。
物の本によると、脳波のうちのシーター(θ)波が出ると、海馬の脳細胞がどんどん増えることがわかったそうだ。海馬は記憶や五感をつかさどり、もともと細胞再生の顕著なところである。
ちなみに脳波には、周波数の大きいほうからβ波(13〜20ヘルツ)、α波(8〜13ヘルツ)、θ波(4〜8ヘルツ)、δ波(1〜4ヘルツ)があって、普通はβ波が出ていて、リラックス状態でα波となり、瞑想の極致でθ波が出る由。
θ波の出るのは大発明発見とか霊感とかが飛び交う釈迦が悟りを開いたような世界らしい。

作業がはかどるはずである。
最近ではこのBGMに歌の呼吸法をあわせて毎日瞑想もしている。
さて、いい結果が出ればいいが三日坊主にならないように心がけよう。

2007.1.15
硫黄島からの手紙
年末にクイント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を観た。前評判はとてもよかったので気になっていたから独りで映画館に足を運ぶ。
太平洋戦争のことはいろいろ周囲の老人の話や歴史本などで知っていたつもりではあったが、こうして映画で見せられると生々しい現実として心に突き刺さるものがあった。
特に硫黄島での戦闘については知識が皆無に等しかったのでそのショック度合いは大きい。
アメリカ戦隊の日本本土に対する攻撃の砦になるのはこの硫黄島において他はなかったそうで、日本にとっては死守すべき島だったのである。この島がアメリカに渡ればここから爆弾を積んだ飛行機が日本本土に飛んでくることになるからだ。
この映画はそこを守る兵たちと将校たちの人間ドラマである。
でも終戦間近だったので内地から送られてくる兵隊はみんな高齢で(30〜40代 私と同じくらい)まともに戦える兵隊ではない。(二宮和也くんが演じていた役は少し設定に無理があったように思われる)
最初から全滅する戦いとみんなわかっていた。
そして、一人ひとり無残に惨めに死んでゆく。目を覆う光景だった。

この映画のすごさは監督がアメリカ人であるということだ。
たんに日本蔑視、アメリカ賛美の映画ではない。
投降して捕虜となった日本人を殺す冷酷無比なアメリカ兵の姿を描いていたりもしている。
全体のテーマは戦争という極限状況における人間の生に対する渇望と、矜持。
自分だったらどうしているか?という問いが常に頭の中を廻った。
観終わって重いため息をついて映画館を後にした。
年が明けて去年生まれた甥を抱きながら頭に過ぎったのは、この子供たちが平和に安心に暮らせる日本を残していくのも我々の責任だな〜ということだった。
普段ならこんなことは思わない私がそう思ったくらいこの映画はなにか日本人としての私に大きく問いかけてくれた気がする。

2007.1.9
今日、1月8日は成人の日であり、私は毎年恒例の高津神社での「とんど祭り」での歌い初めの日であった。今年も多くのお客様に歌を聴いてもらってほんとうに光栄でした。

去年は戦国時代の歴史本ばかり読んでいた。
今年はその流れから室町時代関係の本を読みあさろうと決心した。さっそく20冊ばかりまとめて買ってくる。私の読書の場所はベッドと電車の中。
戦国時代の覇者織田信長・豊臣秀吉・徳川家康はドラマでも芝居でもよく観てきたから割となじみ深い。
しかし、彼らを取り巻く戦国大名たちについてはあまり知識がなかった。
そんな折、司馬遼太郎氏の著作に触れることができ私の頭の中に戦国時代大絵巻が燦然と煌くようになったのだ。斉藤道三・明智光秀・黒田官兵衛・島左近などなど魅力的な武将たちが独自のパーソナリティを持ってくる。
細川藤孝に興味を持ったのはその一環ではあるが、安部龍太郎氏の「関ヶ原連判状」を読んでからは藤孝に憧れに近い感情を持つようになった。戦国武将にして当代まれに見る文化・知識人である藤孝。藤孝は細川家の当主である。(細川元総理の先祖にも当たる人)
殺すか殺されるかといった人間の本能・欲望むき出しの戦国の世で、朝廷という伝統文化を盾にして新しい革新の世をみごと生き抜いたその藤孝の頭脳と胆力に脱帽である。
去年までにだいたい戦国時代の概要はわかったつもりでいたが、ふと気付くと私はなにもその戦国の世を導いた室町時代については知ってはいないことに気がつく。
戦国時代はなぜ勃興したのか?応仁の乱?細川勝元と山名宗全?足利氏はなぜ力を失っていったのか?鎌倉公方??阿波公方ってなに??
あ〜日本人としてまったくなにも知っていない。赤面の至りである。
ということで今年の歴史研究テーマは「室町時代」なのである。

2007.1.4
新年のヴァイオリンソナタ
皆さん明けましておめでとうございます。
今年も張り切って音楽のソムリエがんばりま〜す!
さて、いまよく家でかけている曲はベートーベンのヴァイオリンソナタ9番のクロイツェルである。
きっかけは私の敬愛するヴァイオリニスト金関環氏との話から。彼はこの曲はすごいと常々言っていた。
私はモーツァルトのほうがいいよ〜とベートーベンを聴かずして言ったりしたもんだから話がかみ合わない。
とりあえず聴きなさい!というアドバイスに従ったらみごとはまってしまった。
元来ベートーベンは交響曲が一番だという認識を持ってはいたが、このヴァイオリンソナタを聴いてからは彼の弦楽アンサンブルにも興味を持つようにもなった。
交響曲がベートーベンのすましたよそ行きの顔だとしたら弦楽アンサンブルは彼の内輪の顔なのかもしれない。いろいろ人格にも醜聞が聞こえてくるベートーベンではあるがいいところ悪いところ含めて人間臭さを醸し出しているのかもしれない。
なおクロイツェルは番組ではお届けできませんが、今年に金関環さんのコンサートプロデュースをしますのでそこで必ず弾いてもらいます。お楽しみに!

そして1月8日は高津神社でのとんど祭りです。
12時くらいに本殿の前で歌の奉納をいたします。14時くらいからステージで新春初ライブです!
無料ですのでみなさん来てくださいね。