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九頭竜ダム PART【1】

2007/6/3放送
【リポーター:山口 奈緒美】

福井県最大の川、九頭竜川を2週にわたりリポートします。
JR北陸線福井駅から越美北線に乗り換えて終着駅の九頭竜湖駅で下車。そこから、車で10数分のところに、ダム建設によってできた人工の湖、九頭竜湖があります。九頭竜ダムは、高さ128m、長さ355m、貯水容量は約3億5000万トンの大変大きなダムです。このダムについてお話を伺います。

九頭竜川

     

九頭竜川ダム統合管理事務所
頭竜川ダム管理支所長の堀義隆さんにお話を伺います。

― 九頭竜ダムは、九頭竜川の名前が付いているダムですね。

堀さん: 建設当初、このダムのある地名は長野と言いまして「長野ダム」という名称で建設工事が始められました。完成後もしばらくは「長野ダム」という名称が付いておりました。しかし、地元の人々から『長野ダムでは長野県にあるダムと県外の方に思われるのではないか、九頭竜川の最上流部の大きなダムということで「九頭竜ダム」と言う名称に変えて欲しい』と要望が出ました。そういう経緯で「九頭竜ダム」と名称を変更しました。

― いつ頃建設されましたか?

堀さん: 昭和43年に完成しました。昭和28年台風13号、昭和34年伊勢湾台風が九頭竜川を襲い、流域で被害がでました。それ以降、上流部にダムを作って水量調節をしようということが、昭和35年に決定されました。同時に九頭竜川の上流域で大規模な電源開発計画が持ち上がっていて、発電を主体とするダムに治水容量を上乗せするということで電源開発株式会社と国が共同で建設したダムです。

― ダムというと生活用水など利水に使う事が多いと思うのですが。

堀さん: このダムの目的は発電と水量調節の治水と2つあります。

― ダムというとコンクリートで作られた無機質なイメージがありますが、ここに来るときに茶色い岩肌が見えました。

堀さん: 「ロックフィルダム」と言いまして、土砂と岩石で作ったダムなんです。基礎地盤の状況、工事期間、工費など諸々を検討して建設されました。

― 周りの山々と調和して大変綺麗ですね。その他に、この周辺で見所はありますか?


九頭竜ダム
九頭竜ダム
九頭竜川ダム管理支所長 堀義隆さん(写真右)
九頭竜川ダム管理支所長 堀義隆さん(写真右)
九頭竜湖
九頭竜湖の航空写真パネル

箱ヶ瀬橋

堀さん: ダムの周辺にはいろいろと見所がございます。「箱が瀬橋」という九頭竜川を横断する橋があります。この橋は、本四架橋を建設する時のモデルケースとなりました。新緑の時期や秋の紅葉の時期には、橋周辺からの景色が大変美しいです。



◆九頭竜川ダム統合管理事務所ホームページ: http://www.kkr.mlit.go.jp/kuzuryu/

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