若狭街道(鯖街道) PART【1】
小浜から若狭街道(鯖街道)を京都まで走ります。
若狭街道は別名「鯖街道」と呼ばれ、古くから日本海で獲れた鯖などを京都まで運ぶために、商人たちが歩いた道です。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている熊川宿で「鯖街道」のお話を伺います。そして道の駅「くつき新本陣」に立ち寄り、ここでしか買えない名産品や大勢の人で賑わう朝市の様子を伺います。

鯖街道の起点 いずみ町商店街 JR小浜駅から歩いて10分ほどで日本海を望む海辺に出ます。今、小浜港にある人魚の像の前「マーメイドテラス」にいます。日本海が目の前に広がり、左右には山が迫ってきて、とても静かで素敵な場所です。ここから南へ、京都に向かって「鯖街道」が続いています。 |
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![]() 小浜港「マーメイドテラス」 |
![]() いずみ町商店街 「鯖街道資料館」 |
「若狭鯖街道 熊川宿場館」 「若狭鯖街道熊川宿場館」館長で、「若狭町の語り部」の宮本一男さんにお話をお伺いします。 ― 鯖街道熊川宿場館は、どのような施設ですか? 宮本さん: ここは昭和15年に熊川村役場として建設されました。平成10年に町を改修してからは「鯖街道熊川宿場館」としていろんな資料や民具を展示しております。熊川宿の時代の変遷が、小学生から高齢者まで、わかりやすく理解していただける施設です。 ― 熊川宿は、若狭街道、いわゆる鯖街道を小浜から出発して最初の宿場になりますね。 宮本さん: 「京は遠(とお)ても18里」といいますが、商売をしていた人はここで泊まることなく、せっせと荷物を京都に向かって運びました。熊川宿ないしこの近郊で、宿泊されたのは、舞鶴から琵琶湖の真ん中にある竹生島へ、巡礼に行く人たちだったと聞いております。 ― 国の重要伝統的建造物群保存地区の町並を先ほど見ましたが、そこに住んでいる方も大勢いらっしゃいますね。 宮本さん: 夜、電気の消える町ではダメだ、住みながら古い町並みを守っていこうと思っているからです。熊川宿が平成8年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されてから、住みながら、古い町並みを守ることの大事さを再確認したように思います。 ― 宮本さんの熊川宿への思いをお聞かせください。 宮本さん: 古くから栄えていましたが、やはり「歴史のある田舎」であるということが一番大事だと思います。街道にて面していろんな建物が建ち並び、まったく形式が異なる建物が混在しながらも、連続性を持った町並みであるというように思っています。 ― ここを、鯖を背負って、通った人たちの面影が本当に当時のままに残っている町並みですね。 |
![]() 「若狭街道 熊川宿場館」 ![]() 重要伝統的建造物群保存地区の熊川宿の町並 ![]() 鯖街道熊川宿場館館長 宮本一男さん(写真右) ![]() 鯖街道 熊川宿 |
宮本さん: そうですね。確かにあの頃の蹄の音が聞こえてくるような雰囲気があります。日が暮れて街道に人が誰もいなくなると、猫がちょろちょろっと出てきたりして、夜が静かに熊川宿に訪れる、というような感じがします。 |
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