国道8号と「竜王かがみの里」 PART【1】
烏丸五条から草津に向かいます。
東海道と中仙道の分岐点となっている草津から国道8号をさらに走り、竜王にある道の駅「竜王かがみの里」に行きます。「かがみ」という地名の由来が渡来時代まで遡る歴史や、源義経にまつわる興味深いエピソードを道の駅「竜王かがみの里」駅長の林さんに伺います。

国道8号の終点 京都烏丸五条 今、烏丸五条の交差点に来ています。これから国道8号を北東へ草津に向かって走ります。国道8号は北陸道、北国街道と呼ばれていて一般的には草津から北のイメージがありますが、新潟市を起点に京都・烏丸五条が終点となっていまして、全長は573キロです。いろいろな国道と重複している箇所が数箇所あり、ここから草津までは国道1号と重複します。 |
![]() 烏丸五条交差点 |
草津 中仙道・東海道交差点 国道8号から少し離れて、東海道と中仙道の分岐点、いわゆる追分にやってきました。ここに文化13年(1816年)に建てられた高さ3.92メートルの大きな道標があります。「右・東海道いせみち 左・中仙道みのじ」と書かれてあり、東海道と中仙道の分岐点となります。この道標は、上部に火袋があり、暗くなってもわかるようになっています。付近は、草津宿、旧街道ということもあって、商店が軒を連ねていて、昔の雰囲気が今も残る場所です。 |
![]() 「右・東海道いせみち 左・中仙道みのじ」と書かれています |
道の駅「竜王かがみの里」 道の駅「竜王かがみの里」の駅長、林正治さんにお話をお伺いします。 ― 「竜王かがみの里」という駅名の由来をお聞かせください? 林さん: 「かがみ」という地名の由来は古く、渡来文化の時代まで遡ります。鏡神社には、主祭神として「天日槍尊(あめのひぼこのみこと)」をお祀りしているのですが、「天日槍尊」は、朝鮮半島の新羅の国の皇子で、優れた製陶技術を伝え広めたと日本書紀にも書かれていています。この皇子が「かがみ」の里へ来られた時に持ってきた8つの宝物のうちのひとつ「ひかがみ」を納めたことが、「かがみ」という地名の由来といわれています。 ― 古い歴史に深く関係のある地名なんですね。他にも義経にまつわる話もあると聞きました。
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![]() 道の駅「竜王かがみの里」 ![]() 道の駅「竜王かがみの里」駅長の林正治さん(写真右) |
林さん: 国道8号は、平安時代には「東山道(とうざんどう)」といわれていまして、宿場町でした。源義経と名乗る前の牛若丸が京都の鞍馬寺から奥州下向の途中に、かがみの宿に泊まりました。その時、平家の追手を欺くために、自ら前髪を落として元服しました。道の駅の前に元服池がありますが、その池の水を盥に汲んで自分の姿を映し、前髪を落としたといわれています。その後、鏡神社に参拝し、自分は源九郎義経であると、源氏の再興を祈願したということです。 ― この道の駅「竜王かがみの里」は、いつオープンしたのですか? 林さん: 平成15年11月22日にオープンしました。毎日2000人以上のお客様が来られます。 ― おすすめの特産品を教えてください。 林さん: 新鮮な農産品や、地元でとれた卵です。名古屋方面からも買いにこられます。それから、竜王特産のあわび茸というきのこや地酒「松の司」が人気があります。それから、竜王町特産の近江米です。昔から京都大阪の寿司米として大人気です。 |
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