• パーソナリティ紹介
  • 番組あてメール
  • 地図から検索
  • バックナンバー
  • 川と道の情報BOX TOP
  • mbs1179.com HOME


川から大阪の街を見る PART【1】

2007/8/5放送
【リポーター:山口 奈緒美】

安治川、堂島川、大川(旧淀川)を巡ります。
水の都・大阪の街を船に乗って川から見ていきます。普段気付かない大阪を発見できるかもしれません。安冶川からスタートして中之島に向かいます。案内していただくのは「安治川のまち探し街づくりフォーラム実行委員会」代表世話人の藤本増夫さんです。

川から大阪の街を見る

安治川からスタートします
― 「安治川のまち探し街づくりフォーラム実行委員会」の活動をお聞かせください。

藤本さん: 江戸時代は「天下の台所、大坂の玄関」として、明治初期には「大阪の文明開化の入口」として、そして「大阪近代産業の拠点」として、大阪の街の発展に貢献してきた安治川を見直すことは「大阪の街づくり」や「水都大阪の再生」にとって大切なことと考えて勉強会をしています。

― 安治川というのはどういう川ですか?

藤本さん: 1684年に河村瑞賢が江戸幕府から畿内治水の命を受け、堂島川と土佐堀川の下流にあった九条島を切り開いて運河を造りました。“安く治む“という願いをこめて安治川と名付けられました。

― 天保山運河から船に乗り込み出発します。天保山の大きな観覧車が見えてきましたね。

藤本さん: このあたりは安治川の内港と呼ばれるところです。左手がUSJで、ホテル群が見えます。

― 川幅がすごく広いですね。

藤本さん: 戦後、安治川内港を拡張して川幅を広げましたが、そのとき4つの町が川底に沈んでしまったということです。弁天埠頭に倉庫群がありますが、そこには昔、安治川を掘った土で造った波除山という大きい山がありました。このあたりはUSJをバックに夕陽を眺めると最高にきれいな場所です。

― さて、前方に丸い橋のようなものが見えてきましたが、あれは何ですか?

藤本さん: あれは、安治川水門です。高潮になってこの付近のゼロメートル地帯に水が入ってこないようにします。

― 水門のところから元々あった安治川の川幅になっていますね。

天保山運河付近からスタートします
天保山運河付近からスタートします
安治川水門
安治川水門
最古の大阪湾
最古の大阪湾
源兵衛渡しのトンネルと新しい鉄橋
源兵衛渡しのトンネルと新しい鉄橋

藤本さん: そうです。川の両端に、右と左と同じ建物が見えますが、あれが安治川の源兵衛渡しのトンネルです。今は歩道になっています。そのすぐ隣に新しく橋が出来ていますが、阪神電車が難波まで延伸するため作られてた橋です 。
あそこに見える倉庫に富島1号と書いてありますが、大阪が慶応4年(1868年)に開港したときの税関の跡です。大阪港の原点はここなんですね。この入り江が富島港です。

― ここが大阪港だったわけですね。

堂島川
― だいぶ上がってきましたが、川沿いに大きなビルが増えてきました。

藤本さん: 堂島川の方に入ってきました。ここが中之島の一番端になります。昔の中津藩で、福沢諭吉が生まれた所といわれています。

― 御堂筋が横切っているんですけど、この橋は造りがレトロで良い雰囲気ですね。

藤本さん: この大江橋は石積みのきれいな橋です。

大江橋と大阪市役所(写真右建物)
大江橋と大阪市役所(写真右建物)
中之島の中洲先端付近
中之島の中洲先端付近
天満橋付近
天満橋付近

中之島公園
― 今、見えている建物が大阪市役所で、その前に見えるのが水晶橋ですね。そして、右手に赤レンガの建物が見えてきました。

藤本さん: はい、あれは中之島公会堂です。ここからが、中之島の一番水に親しいところになります。高さが変わってきたでしょ?

― はい、低くなってきました。川から見ても同じ目線くらいになってきました。

藤本さん: このへんが一番きれいな所ですね。そこから、バラ園に移っていきますが、今、鉄道の工事をしているので工事用の柵などが多いんですけど、緑もたくさんありますし、すばらしい風景ですね。それから少し先がライオンの銅像がある難波橋、その次の橋が、構造的にも珍しい小さいアングルでトラスト組んでいる天神橋になります。夜、ライトアップされて大変美しい橋です。

PART【2】 >>

▲ページトップ