武庫川を下る PART【1】
真南条川と田松川が合流して武庫川となります。
篠山市南矢代で真南条川と田松川が合流して武庫川の起点となっています。平地で二つの川に合流する谷中(こくちゅう)分水界についてお話を伺い、手塚治虫が幼い頃親しんだ武庫川沿いにある宝塚市立手塚治虫記念館を訪ねます。

谷中(こくちゅう)分水界 倉さん: 昔は運河だったようです。今は篠山川と武庫川の両方に合流しています。 ― 2つの川に合流しているのは珍しいですね。 倉さん: 田松川の中に分水界(※)があって右の流れは篠山川に、左の流れは武庫川に合流しています。このように平地で一本の川の中に分水界があるのは極めて珍しく、谷中(こくちゅう)分水界といいます。 ― 普通は、山の両側に分かれて流れるのが分水嶺ですが、その役割を田松川が担っているということですね。 倉さん: そうです。要するに平地に山があると思ってください。 ― 平地だけど、両側に流れていくということですね。もう一方の真南条川はどこから流れてきているのですか? 倉さん: 真南条、上地区の愛宕山に龍蔵寺というお寺がありましてそこが源になっています。 ― そこからの流れと田松川からの流れが合流して武庫川になっているのですね。 |
![]() 篠山市役所の倉康隆さん(写真左) ![]() 谷中分水界 ![]() 谷中分水界付近 |
多くの川は上流から下流に向かって勾配が徐々に緩やかになりますが、武庫川は上流部が平地で、河口まで約30キロ手前付近で勾配がきつくなり、その後再び緩やかな流れになっています。また、武庫川上流には渓谷がなく、中流の武田尾付近に渓谷があることも特徴のひとつです。 |
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