由良川 PART【1】
由良川中流から河口の若狭湾まで。
京都府北部を流れる由良川は、江戸時代から昭和初期まで舟運が栄え、今日の北近畿経済発展の礎となってきましたが、昔から何度も洪水で周辺地域に大きな被害をもたらしました。「福知山市治水記念館」を訪ねて由良川の水害と水防の歴史を伺います。また、大江山の「日本の鬼の交流博物館」を訪ねます。

音無瀬橋(おとなせばし) |
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![]() 音無瀬橋 |
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![]() 福知山市治水記念館 ![]() 館長の稲上さん(中央)、事務局長の大志万さん(左) ![]() 福知山市治水記念館 館内 |
福知山市治水記念館 稲上さん: はい。この建物は水害に対応した特徴的な構造を持つ町屋で、建築当初の外観や間取りを継承して整備を行い、館内では由良川の洪水や治水の歩みを展示しております。 ― どのような展示がありますか? 大志万さん: 由良川の水害や治水、防災の歴史や記録などを、パネル写真やテレビ映像で紹介しています。昭和28年の台風13号では福知山市が大洪水の被害を受けました。当時の経験談を中心にした映像も見ていただけます。この記念館もその時は2階が60センチまで浸かりました。 ― 洪水が多い地域ということで、町屋も洪水に備えた造りになっているそうですね。 稲上さん: 洪水時に荷物を階上に避難させるための「タカ」と呼ばれる吹き抜けのテラスと、荷揚げ用の滑車があります。由良川が増水してくると町屋の中の井戸水が吹き上がってきます。これで増水を察知して荷物を階上に上げました。 ― 治水記念館でその様子を体験することができるのですか? 大志万さん: はい、「タカ」の体験コーナーがあります。水害から地域を守る先人の知恵や工夫を体験することが出来ます。 |






