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宇治川 PART【1】

2007/12/16放送
【リポーター:山口 奈緒美】

天ヶ瀬ダムと宇治茶。
宇治川の上流は瀬田川と呼ばれ琵琶湖から流出する唯一の河川です。昭和39年(1964年)に淀川への洪水調節、水力発電、水道用水の供給を目的につくられた天ヶ瀬ダムを訪ねます。また、京都府茶共同組合で闘茶(とうちゃ)・茶香服(ちゃかぶき)についてお話を伺います。

宇治川 宇治橋より

天ヶ瀬ダム
ヶ瀬ダム管理支所長の三井貴志さんにお話を伺います。
― このダムの特徴を教えてください。

三井さん: 天ヶ瀬ダムはアーチダムといいまして、ダムにためた水の重みを両側の丈夫な岩盤で支えています。アーチダムは地盤がしっかりしている場所につくることができます。重力式ダムなどより数は少ないのですが、コンクリート幅が一番上で3.5メートル、下の方でも10メートル程度と薄いのが特徴です。天ヶ瀬ダムの役割は淀川への洪水調節、水力発電、水道用水の三つです。

― ダムの上を歩いている人がいますね。

三井さん: ダムの天端(てんば)というのですが、24時間いつでも歩いていただいて結構です。天端を歩いてみましょう。

― 天場を歩いていると周りの山が大変綺麗です。本当に高いですね。

三井さん: 基礎地盤から73メートルの高さがあります。対岸は宇治市森林公園になっていますので観光に来られた人がハイキングを楽しまれています。

― ダムに来ると「ダムカード」をもらえるのですね。

三井さん: はい。各ダムでは「ダムカード」を用意しています。放水時の写真やダムの興味深い情報が掲載されています。

天ヶ瀬ダム
天ヶ瀬ダム
天ヶ瀬ダム管理支所長の三井貴志さん(写真右)
天ヶ瀬ダム管理支所長の三井貴志さん(写真右)
ダムの天端
ダムの天端
宇治市歴史資料館
宇治市歴史資料館
宇治市歴史資料館 館内
宇治市歴史資料館 館内
宇治市歴史資料館の坂本博志さん(写真右)
宇治市歴史資料館の坂本博志さん(写真右)

宇治市歴史資料館
治市歴史資料館の坂本博司さんにお話を伺います。
― 資料館についてお話ください。

坂本さん: 宇治では古くから人びとが暮らしてきました。当資料館では2万年前のナイフ形石器をはじめ3万点に及ぶ宇治ならではの歴史と文化財に関する資料や情報を市民とともに未来に継承していくために大切に保管しています。

― 宇治川には橋がたくさん架かっていますね。宇治橋は日本最古の橋と聞きました。

坂本さん: 宇治橋は646年(大化2年)に初めて架けられたという伝承があります。宇治川に架かる宇治橋、瀬田の唐橋、大山崎の山崎橋を「日本三古橋」としてよく知られています。

― 宇治といえば源氏物語の舞台にもなり、あちらこちらに源氏物語の記念碑がありますね。

坂本さん: 源氏物語は54帖ありますが、最後の10帖は宇治十帖と呼ばれています。物語のなかでは独立した部分のような構成になっています。その宇治十帖の正銘に因んだ場所が点綴されています。

― 平等院もすぐ近くにあってゆっくり歩いてみたくなるような景色が広がっていますね。

坂本さん: 源氏物語ミュージアムを拠点にして歩くといいです。


◆淀川ダム統合管理事務所(天ヶ瀬ダム)ホームページ: http://www.kkr.mlit.go.jp/yodoto/amagase.html

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