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丹波市を訪ねる PART【1】

2007/12/23放送
【リポーター:多聞 恵美】

丹波市は兵庫県東部の山間部にあります。 
2004年11月、兵庫県東部の旧氷上郡の6町が合併し、丹波市が誕生しました。道の駅「丹波おばあちゃんの里」と「丹波市柏原(かいばら)歴史民俗資料館」でこの地方の文化や歴史を伺います。また日本最古のレンガのトンネル「鐘ヶ坂トンネル」を歩きます。

国道176号

道の駅「丹波おばあちゃんの里」
の駅「丹波おばあちゃんの里」ショップチーフの荻野賢志さんにお話を伺います。
― 「おばあちゃんの里」という名前の由来を教えてください。

荻野さん: 丹波のおじいちゃんやおばあちゃんは、昔から子供や孫などに安心で安全なものを食べさせてきました。その思いを受け継いで伝えていきたいとこの名前にしました。

― 安心で安全な食べ物をこちらで買えるわけですね。

荻野さん: 地元丹波で採れた新鮮な野菜や丹波で作られたものを販売しています。

― おいしそうなパンの香りがしてきました。

荻野さん: 特産品の丹波大納言小豆や丹波の黒豆を使って自家製のパンを焼いています。

― 敷地内に遺跡があると聞きました。

荻野さん: はい。現在は遺跡公園になっていますが、弥生時代の集落跡として知られる西日本最大規模の複合遺跡「七日市遺跡」です。また昨年、恐竜の全身骨格が出るということで、現在も発掘の最中です。

― 国道176号と175号が重複して、舞鶴若狭自動車道のインターチェンジがあり、さらに今年の7月に春日和田山自動車道が開通して利用者の方がますます多くなってきそうですね。

道の駅「丹波おばあちゃんの里」
道の駅「丹波おばあちゃんの里」
ショップチーフの荻野賢志さん(写真右)
ショップチーフの荻野賢志さん(写真右)
道の駅「丹波おばあちゃんの里」内の遺跡公園
道の駅「丹波おばあちゃんの里」内の遺跡公園

荻野さん: オープン当初から京阪神からのお客さんは多かったのですが、春日和田山自動車道が開通してからは、県北部の豊岡市などからも多くのお客さんが来られるようになりました。

丹波市柏原歴史民俗資料館
丹波市柏原歴史民俗資料館
丹波市柏原歴史民俗資料館 館内
丹波市柏原歴史民俗資料館 館内
高雄さん(写真中央と)金川さん(写真右)
高雄さん(写真中央と)金川さん(写真右)

丹波市柏原(かいばら)歴史民俗資料館
波市柏原歴史民俗資料館にやってきました。丹波市教育委員会社会教育部文化創造課課長の金川方子(かながわみちこ)さん、丹波市柏原歴史民俗資料館学芸員の高雄由紀子さんにお話を伺います。
― 丹波市はいくつかの町が合併した市ですね。

金川さん: 平成16年の11月に柏原町、氷上町、山南町、青垣町、市島町、春日町の6つの町が合併して新たに丹波市という名前でスタートしました。

― 柏原はどんな町ですか?

金川さん: 歴史と文化の町です。当資料館の前にも柏原の陣屋跡や八幡神社があり、昔からの町並みのなかに西洋建築の建物がところどころに残っていて歴史が深い町というふうに感じます。

― この資料館ではどういったものを展示していますか?

高雄さん: 柏原藩主は織田信長の弟・信包(のぶかね)が藩主を勤めていたところで、信長が使用したといわれている資料や柏原藩の藩史などを展示しております。また、江戸時代末期の陣屋の様子を模型に表わしたものも展示しております。

― 「田ステ女(でんすてじょ)記念館」が併設されていますが、田ステ女について教えてください。

高雄さん: 田ステ女(1633−1698)は柏原生まれの江戸時代の俳人です。年配の方はご存知かも知れませんが「雪の朝 ニの字ニの字の 下駄の跡」という有名な句を6歳で読んだと伝えられ「元禄の四俳女」の一人に数えられた女流俳人でした。その田ステ女の300回忌を記念して開館しました。

― 田さんというのはちょっと変わった名前ですね?

高雄さん: そうですね。参議院議員の田英夫さんという人がいらっしゃいましたが、その方のご先祖にあたります。また地元で活躍された人としては、鐘が坂トンネルの開通や阪鶴鉄道(現在のJR福知山線)の開通に尽力し、氷上郡長も務めた田艇吉さん、台湾総督をされた政治家の田健治郎さんも田ステ女の子孫にあたります。


◆道の駅「丹波おばあちゃんの里」ホームページ: http://www.michi-kasuga.jp/

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