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天野川 PART【1】

2007/12/30放送
【リポーター:山口 奈緒美】

天野川上流の羽衣橋からスタートします。
生駒山系を源として大阪府交野市、枚方市を通り淀川に注ぐ天野川は全長約14.9キロあります。流域に沿って磐船(いわふね)神社、府民の森ほしだ園地、平成19年6月に完成した「水辺プラザ」、そして山上の獅子窟寺(ししくつじ)を訪ねます。

天野川 かささぎ橋から

磐船(いわふね)神社
船神社宮司の西角明彦(にしかどあきひこ)さんにお話を伺います。
― 磐船神社の由来を教えてください。

西角さん: ご祭神の饒速日命(にぎはやひのみこと)は、古代の豪族物部氏(もののべし)の先祖の神様になります。天の神様の国から日本に降臨されたという神話がありまして、その時の乗り物が「天の磐船」で当神社の御神体です。御神体のこの岩は高さ12メートル、幅12メートルの巨石で、周囲の岩の間にすっぽりとはまった様に鎮座しております。
当神社には本殿がありません。お参りの方に「何処でお参りするのですか」とよく尋ねられますが、御神体「天の磐船」を直接拝む形で拝殿が設けられています。

― こちらで修行体験ができるそうですね。

西角さん: 「岩窟(がんくつ)巡り」というのがあります。平安時代より生駒山系の修験道のひとつとして厳しい修行が行われていたという記録が残っています。現在は一般の人でも「岩窟巡り」をして拝観していただけるようになっております。ぜひお参りしてください。

― 「岩窟巡り」をして拝観すれば身も心も清められるということですね。

西角さん: そうです。大変危険な場所ですから気をつけてお参りしてください。

磐船神社 御神体の「天の磐船」
磐船神社 御神体の「天の磐船」
磐船神社宮司の西角さん(写真右)
磐船神社宮司の西角さん(写真右)
岩窟巡り
岩窟巡り

府民の森ほしだ園地 「星のブランコ」
常に険しい階段の続く山道を10分ほど登って「星のブランコ」と呼ばれる大きな吊り橋に来ました。長さが280メートル、最高地上高は50メートルもある吊り橋からは広々とした景色が見渡せます。
早速渡ってみましょう。吊り橋自体はあまり不安な感じはないのですが、中ほどに差し掛かってくると少し揺れてきました。高いところが怖い人は恐怖を感じるかもしれません。下を覗いてみると思わず足がすくみますが、ゆるやかな風が気持ちいいです。

府民の森ほしだ園地 「星のブランコ」

水辺プラザ
阪府枚方土木事務所河川砂防グループ主査の辻本健(つじもとけん)さんと技師の上成純(うえなりじゅん)さんに「水辺プラザ」についてお話を伺います。

水辺プラザ

上成さん(写真中央)と辻本さん(写真右)
上成さん(写真中央)と辻本さん(写真右)


― 天野川は氾濫することが多かったのですか?

辻本さん: 大雨が降るとしばしば洪水で家が浸かったりしましたので、枚方市から順に河川の改修をして今年洪水対策が完成しました。

― それではもう安心ですね。

辻本さん: ただ100年に1度の大雨対策も必要ですので、今後も手を加えながら環境整備をやっていかなければなりません。

― 「水辺プラザ」ですが、大変きれいに整備されていますね。どのような目的で作られたのですか?

上成さん: もともとこの周辺は森になっていて、近くには交野市のスポーツレクリエーションセンターや大阪市立大学植物園がありますので、それらの施設を連動させるために天野川流域を「水辺プラザ」として整備しました。

― 昔の砂防施設があったと聞きました。

上成さん: はい。大阪府の砂防台帳に記録が残っている古い砂防堰堤があります。100年以上前に作られた堰堤が3箇所確認されています。

― 「水辺プラザ」を地域の人々にどのように活用してもらいたいですか?

辻本さん: 今年の七夕まつりでは2万人が灯篭を灯して集まっていただきました。また、ここで子供達が魚を獲ったり魚の名前を覚えたりしています。「天野川を美しくする会」の主宰者として、今後は交野市以外の人も来ていただき、天野川の水棲生物を観察しながら川を大切に思う気持ちを育てていただきたいと思います。


◆磐船神社ホームページ: http://www.threeweb.ad.jp/~iw082125/
◆府民の森ほしだ園地ホームページ: http://osaka-midori.jp/mori/enti-hosi.html 
◆天野川水辺プラザホームページ: http://www.pref.osaka.jp/hirado/shisaku_jigyosyo/jigyo/17.html

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