近江八幡 水郷めぐり PART【1】
近江商人の街を歩きます。
近江八幡は近江商人発祥の地として知られています。江戸時代、近江商人は「信用第一」の商売で日本各地で活躍しました。彼らが住んだ町並みは保存され、近江八幡市の代表的な観光地域となっています。近江八幡市立資料館を訪ねて当時の話を伺います。また、船で水郷めぐりをします。

近江商人 烏野さん: この地方には元々商売上手な人が中世からたくさんいたようです。近江商人は信用を第一として、江戸時代から全国各地からいいものを仕入れて売っていました。彼らの家訓にある「売り手よし、買い手よし、世間よし」「三方よし」というのが有名ですね。また「先義後利」といって「義を先にして、利益を後にすれば栄える」という教えも残っています。つまり人々から愛され、必要とされる商いを心がけていました。 ― 国の重要文化財にも指定されている旧西川家住宅や、伝統的建造物群保存地区として町並みが保存されている新町通りなどがありますね。近江商人の暮らしが分かりますね 烏野さん: はい。近江の文化遺産を大事に守り育てていく地元の人々の尽力で、非常に重層的な厚みのある町が今でも大切に残されております。 |
![]() 近江八幡市立資料館 ![]() 近江八幡市立資料館学芸員の烏野さん(右) |
| 近江八幡の水郷めぐり | |
![]() 近江八幡 水郷 |
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― 船頭さん、祠(ほこら)みたいなものが見えてきましたが、あれは何ですか? 船頭さん: 水の神様の竜神さんです。 ― すごい橋ですね。 船頭さん: やけだ橋です。この石垣がお城と同じ積み方で、安濃積といいます。正面に見える低い山には、織田信長が城を築きました。西の湖は滋賀県内で唯一の内湖です。 ― お寺が見えますね。 船頭さん: 八幡山といって、豊臣秀次が城を築いたところで、今はお寺になっています。 ― 今観光で水郷をめぐっていますが、昔は生活の足として使っていたのですか。 船頭さん: そのとおりです。舟が車の代わりですね。 ― 1時間半ほどの水郷めぐりでしたがあっという間でした。ありがとうございました。 近江八幡市内では、現在4社が水郷めぐりを行っています。今回はまるやま水郷めぐり観光代表取締役の西川喜代松さんにお話を伺います。 西川さん: 昭和62年からです。 ― 今は冬ということもあって風が冷たかったのですが、いつぐらいが一番いい季節なんでしょうか? 西川さん: 春先から秋ですね。 ― 水郷めぐりの定期観光船などの詳しい情報を教えていただけますか? 西川さん: 水郷めぐりは基本的には4月ごろから11月ごろまでですが、貸切船は随時年中無休でやっております。 ― 水郷めぐりの一番の見所はどんなところですか? |
![]() 水郷めぐり 船頭さん ![]() 水郷めぐり ![]() (有)まるやま水郷めぐり観光代表取締役の西川さん(右) ![]() 水郷めぐり 西の湖 |
西川さん: 水郷に広がる景色ですね。昔の大名が船旅で眺めた同じ景色を見ていただけます。我々は「大名遊び」という名をつけております。 ― そういうイメージで乗ると優雅な気分になりますね。 |
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