大和川 亀の瀬と初瀬ダム PART【2】
2008/3/23放送
【リポーター:山口 奈緒美】
初瀬(はせ)ダム 垣内さん: 江戸時代に「初瀬流れ」という大きな土石流が発生して、たくさんの人が亡くなったという記録があります。奈良県と大阪府の府県境の亀の瀬渓谷では大和川の川幅が非常に狭くなり常に洪水の危険性があります。奈良県は「大和川あおがき治水システム」を作成して大和川水系の氾濫の危険性を回避しようといろいろなダムの計画を立ててきました。初瀬ダムは大和川の本線にある唯一の大きなダムです。 ― 洪水対策以外にはどのような役割がありますか? 垣内さん: 桜井市浄水所に毎秒0.13トンの水道用水を送っています。 ― ダムから水が放出されていますね。 垣内さん: 初瀬ダムは重力式コンクリートダムで、自然調節型ダムです。ダム上部の221.6メートルの高さに常用口水吐きという口水吐きがあります。そこを超えた水は常に下流に放出されています。 ― つまりダムに貯水した水が一定量を超えたら自然と流れ出るような構造になっているということですね。 垣内さん: はい。ただしそのままだと水位が低くなると下流へ流れなくなりますので、河川の正常な機能を維持するために必要な水は常に流しています。 ― ダム湖の景色がすごくきれいですね。 垣内さん: 「まほろば湖」といって、みなさんに親しまれています。これから気候がよくなってきますと、ダム湖周辺を散策される方が増えてきます。特につつじが美しく、ここでお弁当を広げられるもたくさんおられます。 |
![]() 初瀬ダム管理センター所長の垣内さん(左) ![]() 初瀬ダム ![]() 初瀬ダム ![]() 初瀬ダム まほろば湖 |
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