国道25号 御堂筋を歩く PART【2】
御堂筋の今とこれから ― 大阪人にとって御堂筋はすごく親しみがあります。 西野さん: 昨年の5月で70周年を迎えた御堂筋は一般国道の25号道路ですが、そもそもは昭和12年5月に大阪市が整備した道路です。幅員は44メートルあり、当時は大阪の街中に飛行場を作るのか、と言われました。当初より道路の下に地下鉄御堂筋線が計画されていたようです。今日から見ると先人の先見性が非常に高く評価されます。 ― 利用者のマナーも最近は良くなってきたようですね。 西野さん: 大阪市の条例により、喫煙歩行や吸殻のポイ捨て禁止のキャンペーンが実施されています。また、平成18年6月から道路交通法が改正されて、駐車監視員制度が導入されて違法駐車に対する取締まりが強化され、道路交通法の施行の前後で違法駐車・違反台数が最大8割減となり御堂筋は以前より車がスムースに走れるようになりました。 ― 銀杏並木がすっきりと見えるようになりました。 西野さん: 現在、問題になっているのは歩行者と自転車が歩道や自転車歩行車道に混在していて、歩行者と自転車の接触や、自転車がスムースに走れないといった事です。この問題を解決するために平成18年10月から11月にかけて心斎橋付近の約400メートルの区間で、歩行者と自転車を共に安全で快適に通行できるように、それぞれの通行空間を分けるという社会実験を行いました。 |
![]() 国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所所長の 西野さん(右) ![]() 御堂筋 大阪市役所前 ![]() 御堂筋 本町 ![]() 御堂筋 中央大通り高架道路 |
― 結果はどうでしたか? 西野さん: 接触の危険性が改善されたというご意見が自転車利用の方で8割、歩行者の方で7割ありました。そして沿道の事業者、店舗の方の約3割が歩行者がゆっくり買い物が出来るといったメリットがあったといわれています。大阪国道事務所では、分離する事によっての安全性や交通処理の問題を周辺地域の住民の方の意見も聞きながら本格実施に向けて検討をしていきたいと考えているところです。 ― 御堂筋ではオープンフェスタをやっていますね。 西野さん: はい。今年も5月11日の母の日に開催されます。御堂筋新橋交差点(長堀通り)から難波交差点(千日前通り)まで約850メートル、いわゆるミナミと言われてる地域ですけども、本線の車道を通行止めにしまして御堂筋を地域の市民団体などのイベント活動の舞台として開放する予定です。 ― 御堂筋はキタとミナミをつなぐ中心的な道路ですが、これからも親しめる、自慢できる道路にしていきたいですね。 西野さん: 先人から受け継いだ御堂筋という財産を市民と一緒になってより良いものにリニューアルして後世に引き継いでいくことが責務であると思っています。 |
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![]() 御堂筋 道頓堀 |
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