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| 2008年9月 5日 |
| ☆No.156『やて〜』 |
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毎日、いろんなお店に行き、買い物をしたり食事をするのだが、時々、お店の人の信じられない言動に遭遇することがある。
先日、梅田にある有名なラーメン屋さんに入った。その店の名前は、中国の大きな川の名前と一緒である。
透明のあっさりしたスープが自慢の店で、古くから人気を集めている。
ラーメンを食べている途中、コップの水がなくなったので、店のオバチャンに「すみません。お水下さい」と頼んだ。「はい」と返事をして水を注いでくれると思っていたら違った。そのオバチャンは、もう一人の別のオバチャンに向かってこう言った。「水やて」。私は我が耳を疑った。そして、心の中でこう呟いた。「水やて、やて」。「水やて」と言われたオバチャンの動きも遅かった。私は自分で立って、水の入った入れ物を持ち、コップに水を注いだ。自分のことは自分でする。こういう基本的なことをその店で学んだ。
それから数日後、またも梅田で、今度は地下街にある串カツ屋さんに知人と二人で入った。その店には1ヶ月前にも行ったことがある。その時に「愛想のない店」であることはわかっていたのだが、なぜか入ってしまった。案の定、私たちが入っても「いらっしゃいませ」の一言がない。その代わり、若い女性店員が無表情のまま、「左のテーブルに座って下さい」と指示してくれた。
昼の3時に飲む生ビールは、最高の贅沢だ。知人が最初のビールを飲み干した。もう一杯注文しようと思い、私が「すみませ〜ん。すみませ〜ん」と声を出した。しかし、何の反応もない。ふと見ると、さっきテーブルを指示した店員が、斜め前の席に着き、何やら電卓で計算していた。彼女と目が合ったので、「生中、お願いします」と注文した。彼女はまたも無表情のまま、そして座ったまま、厨房に向かってこう叫んだ。「生中やて〜」。知人が大声で笑い、「キミ、店員やろ?」と言った。その時初めて、彼女がニヤリと笑った。しかし、すぐに無表情に戻り、再び電卓を叩き始めた。
知人と別れ、家に電話した。小学5年生の娘が出た。「お父さん、今から帰るわ」と言うと、電話の向こうで娘が叫んだ。「お父さん、今から帰るんやて〜」。
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