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関西コン遊記 2016年2月18日(木)

大阪・堺市の鋏鍛冶「佐助」さんへ行ってきました!

大阪の堺にある鋏鍛冶『佐助』は、江戸時代の末期1867(慶応3)年『佐助』を創業し、本職用の植木鋏・刈込鋏・盆栽鋏・花鋏・小枝切などの鋏を中心に包丁・小刀・文鎮や燭台等の和の小物などの制作・販売をしています。
現在は平川康弘さんが5代目を務めています。

佐助の特徴は、
★ねじれ
刃の裏の面につけられたプロペラのような「ねじれ」真平らではなく、手仕事による微妙な曲線をつけることで、くい込んで切れるような構造「かみあわせ具合」が寸分の狂いもなく交差するよう念入りに調整し、繊細な「研ぎ」をすることで絶妙な切れ味を生み出している

★刃金付け
打ち刃物において重要なこの工程。
2種類の鉄を合わせる事で、切れ味のよさと耐久性を出す。
・刃(は)金(がね):鋏の『刃』の部分・硬い鋼(はがね)を使用 〔炭素の多い高炭素鋼〕
・地金(じがね):鋏本体の鉄・軟らかい鉄を使用〔炭素の少ない極軟鉄〕

★さび出し仕上げ
内側を保護するため、2〜3年間かけて自然の錆を育てて、表面を錆の膜で覆う技法使い込む程に手の脂によって艶をましてゆく、独特の味わいがある。

色々な包丁と鋏を見て、 コンちゃんもナベちゃんも感動していました!!!