自身も京都に移り住んだパーソナリティー本上まなみが、“もうひとつの京都”の魅力を発見し、再認識する番組です。
古都京都とはひと味違う京都の魅力を音と言葉、そして音楽でスタイリッシュにラジオの電波で発信していきます。


  


抹茶をいただいた余韻にまだ浸っています(笑) まるで緑を体で取り込んでいる気分ですね〜。

宇治の町には、お茶が好きで観光で訪れる人も多いと思うのですが、 その宇治の町、これからどうなっていくのでしょう? そして辻さんたちお茶屋さんは、どうしていくのでしょう?

「思いは2つあります。 1つは会社として。宇治は高級茶の代名詞なので、 24時間お茶のメニューで回せるようになったらと思い、 メニューを開発しています。 朝なら茶がゆ、昼はフレンチや京懐石を碾茶のだしを使って。 夜はデザートバーがあって、 それをロケーションに合うところで展開していきたいなと。 それが宇治に昇華されると素晴らしいと考えています。 ただ、宇治というところは、 とんでもない数のお茶屋さんが軒を連ねています。 これが2つ目の思いですが、 観光に来られる方はぜひディープな宇治を、 お茶屋のはしごなどで感じてもらえればと思いますね。 素晴らしいお茶屋がたくさんあるので、 『わたしはここのお茶屋の味が好き』と、 好みを見付けてもらいたい。 そんなことが町じゅうに広がり、 ご家庭で『今日いいお茶淹れたなあ』というような 会話が増えることが本望ですね」


宇治だからこそ守り、育てなければならないお茶の世界。 そこへの強い思いで、辻さんは今、動いています。

そのためにはお茶屋さん同士のつながりも大切だと 思うのですが、それはあるのでしょうか?

「青年団が宇治だけで10団体あります。 みんな方向性は一緒で、 宇治茶をもっともっと広げたい、盛り上げたい。 しかし家ごとの考え方はあるので、お互いを尊重しながら、 そして切磋琢磨しながら、すごく勉強させていただいています」

住宅地の中にぽつりと茶屋さんがある。 それが宇治の日常の風景。それらを訪ね歩いてみたいですね。

単にお茶を買いに来るだけでなく、 喫茶でゆっくり時間を過ごしながら、 宇治のお茶の幅の広さや奧の深さを体験できるというのは、 貴重な時間ですね。 お店で楽しめて、 1番お茶を美味しく淹れられるお湯の温度とか、 より楽しむための秘密とか秘訣とかをアドバイスしてもらい、 それを家のお茶に取り入れられたらステキだと思います。 そうして一日の時間の流れの中で、 お茶の楽しみ方やお茶との接点が もっともっと増えるといいですね。

お茶に触れることは難しいことではなくて、 誰でも、いつでもできること。 楽しみ方に触れることで、 新たな世界の扉も開くことができるのではないでしょうか。


<ミニコラム> 今週の風景



店先の隅っこに置いてあったお茶選別の道具。ここは茶寮だけでなく、お茶屋の文化、営みが今も続いているんだ、と感じました。それがお茶の町・宇治の姿なんですね。 。

茶商・辻利兵衛本店六代目・辻 伸介さん

1860年(蔓延元)に茶問屋として創業し、初代が苦心して改良に成功した玉露、明治時代の茶櫃の考案など、宇治茶の代名詞としても知られる辻利兵衛。伸介さんの代になり、2015年には茶工場の一部を改装し、茶寮をオープン。宇治茶の歴史を感じられる建物と共に、本物の宇治茶を世界へ広めたいと、さまざまなメニューも提供している。
辻利兵衛本店
http://www.tsujirihei.co.jp/

■今回の訪問地

京都市右京区の最北に位置する京北地域。その中心部・周山町は、上桂川の支流である弓削川が流れ、120年あまり続く酒蔵があるなど、静かな街並みが広がっています。近くには周山城跡もあり、歴史と文化が息づく町です。

京都トピックス
宇治新茶八十八夜茶摘みの集い
立春から数えて八十八日目に開催されるお茶のイベントです。

『♪〜夏も近づく八十八夜〜♪』と茶摘みの歌に歌われているように、 茶摘み体験」や「宇治新茶の振る舞い」など、 宇治茶づくしの一日を楽しんでみませんか?

【開催日時】
5月2日(火)午前10時〜午後3時

【開催場所】
宇治茶会館及び
京都府茶協同組合茶業センター茶園(宇治市)

【問い合わせ先】
公益社団法人京都府茶業会議所
0774-23-7713

【問い合わせ】
道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」
0743−93−1392

【バックナンバー】
#056 宇治に触れることでお茶に生活を取り入れる。
#055 石臼で抹茶を挽きそれをいただいてみる。
#054 辻利兵衛本店の歴史の先に「やぼかっこいい」が。
#053 歴史ある茶問屋の建物で奥深い茶の世界に触れる。

【4月のプレゼント】

今月は、番組でもご紹介している「辻利兵衛本店 お茶とお菓子のセット」を2人の方にプレゼント。

今月は、番組でもご紹介している 「辻利兵衛本店 お茶とお菓子のセット」を2人の方にプレゼント。

お茶は、香豊かな「宇治玉露」の茶葉を、 お菓子は、3種の味が楽しめる「お濃いくちラングドシャ」をご用意しました。
お茶に囲まれたティータイムを過ごしてみませんか?

なお、こちらのお菓子は「辻利兵衛本店」でも購入できます。

締め切りは、4月30日です。

【応募先】
●おハガキの方は、
 〒530-8304
 MBSラジオ「本上まなみ もうひとつの京都」の係まで。
●メールアドレスは、manami@mbs1179.com
●FAX番号は、06-6809-9090



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