自身も京都に移り住んだパーソナリティー本上まなみが、“もうひとつの京都”の魅力を発見し、再認識する番組です。

古都京都とはひと味違う京都の魅力を音と言葉、そして音楽でスタイリッシュにラジオの電波で発信していきます。


  


さて、舞妓の茶本舗さんから車で10分ほど移動した場所がこちら、「MAIKO茶(ティー)ブティックさん。すごい間口が広くて、駅の正面にあります。
店内の様子が外からも色々見えますけれども、中も覗いてみたいですね。入口にいろいろメニューもありますね。お茶の試飲ができるコーナーもあります。

「水出しの玉露を熱中症予防のために飲んでもらおうと思って、無料で提供させてもらっています」 これは夏の間いいですねえ。みなさん結構飲まれています。

「朝から店の前を通って、楽しみに来ていただいている方もいらっしゃいますよ」 というわけで田宮さんの案内で、お店の中へ。品ぞろえが豊富でいいですねぇ。


ティーパックのお茶に抹茶フィナンシェなどのお菓子。どれも京田辺のお茶を気軽に味わってもらえるものです。

「こっちは本店とはまた違ったものも置かせてもらったりしています。オリジナルのものがあったりするんですよ。例えばチョコレートとかお菓子と詰め合わせにしたセットをご用意しています」

個包装になっていて、会社のお土産とかにもよさそうですね。一人ずつにプレゼントもできるし、いろいろ重宝しそう。 そもそもこちらのお店を開いたきっかけってというのは?

「京田辺というのは、もう30年くらい前になるんですけど、同志社大学がこの街に来たんですね。しかし、学生が4年間この街にせっかく来るのに、京田辺が玉露の街だと言うのを全然知らずに帰っちゃったり、おいしい玉露も飲まずに帰っちゃったりするんです。それがすごく残念だと思って、京田辺の玉露が本当においしいよって、故郷というか家に帰って京田辺ってどんな街? と聞かれた時に言って欲しいなと思い、作ったのがこのお店なんです」

学生さんって学校があるからこの周辺に住んでいる方も多いと思うんですけど、在学中の4年間でその土地の事を知る機会っていうのは少ないんでしょうね。
「そうですね〜。比較的新しい学生の街なので余計にそういうところがなかったということもあると思うんですけどね。約20年前に出したんですけれど、最初は本当にお客さんもいなかったんです。こういうお茶の喫茶というのがまだまだ少なかった頃でしたからね〜」
確かにお茶と言うと、無料でいただく言うところ昔はありましたね。

「今では学生さんがこっちにきた時に、結構寄ってくれるんです。嬉しいですよね」

懐かしい思い出のひとつとして京田辺のお茶が、玉露があるんですね。

「ちなみにメニューを見ていだいたら分かりますが、コーヒーは出してないんです。お茶に関わるものも紅茶が少しだけで、ほぼ日本茶です(笑)」
ホントだ(笑) そして、おそばもいただけるんですね。おにぎりとかもある。やっぱりお腹がちょっと空いた時は嬉しいですもんね。

「今日はぜひ、地元の玉露で作った玉露のおそばを召し上がってください」

というわけで、玉露の冷たいおそばをいただくことに。
ほうじ茶パフェや抹茶パフェも気になりますが…。

「抹茶そばっていうのはどこにもあると思いますが、うちは地元の飯岡(いのおか)という玉露の産地で、日本遺産に指定されている地域があるのですけど、そこで玉露そばを作っていただいています。食べた方からは非常においしいという声をたくさんいただいているんですよ」

抹茶そばよりも落ち着いたグリーンの玉露そば。玉露おにぎりとセットで880円。

メニューの開発やアイデアというのはどなたが?

「オープン当初はすべて私がやっていたんですけれども、今はもう店長含めスタッフが一生懸命やってくれています。季節で内容を変えてみたりもして、定番メニューと季節のメニューって感じの構成ですね。最近はお茶をフルーツと合わせてみるのもおいしいかなと思っているんです」

ドリンクメニューでもいろんなお茶の種類が選べるんですね〜。

「そうですね。本店では私が玉露を淹れて試飲していただいたりするんですけど、こちらでは玉露をセットにしておいて、自分でいれていただくスタイルで、やらせていただいています。おいしく淹れる時間やタイミングもスタッフがレクチャーさせていただき、最終お茶の葉を食べるまで体験していただけるんです」

やっぱり、上手に入れる加減が難しい気がしますね〜。

「非常に難しいとか言われるんですけどね、本当は簡単なんです。お煎茶とかと違ってタイミングがすごく長いというか、短かったりするとダメなだけで、ゆっくり淹れていただくとどんどんおいしくなるお茶なので、本当に簡単なことなんですよ。だから難しく考えないで、できるだけシンプルに、気軽に飲んで欲しいと思います」

さぁ、お話をしていると、おいしそうな玉露のおそばと、おにぎりが届きました。
早速いただきます!

喉ごしがいい玉露そば。この香りにも驚きです!

すごい香り豊かでおいしいですね。これまで食べた茶そばと全然違います。
お茶のしっかりとした風味が感じられて、このおだしとの相性もいい!

「玉露を石臼で挽いてそれを練りこんであるんです。お抹茶が入っているものとは違って少し玉露の苦味とかもあるので、パンチも感じられます」

コシもあって、香り豊かな玉露そば。配合とかにもこだわりがあるんでしょうね。

「そうですね〜、だから大量に出来ないので、販売はさせてもらってないんですよ。こちらで食べていただくだけなんです」

続いておにぎりをいただきます。

食べた瞬間に思わず「!」となるおにぎり。これまたほかにはない味わいでした。

「これは玉露の葉っぱを入れたおにぎりになります。抹茶塩というか、少し塩を付けて食べていただいてもいいのですが、最初はもうそのまま食べてください」

爽やかな香りがふわっと広がって、とってもおいしいおにぎりです!
お茶を飲むだけで食べることをなかなかしないのですが、これはそのものを味わっているということですよね。

「そうですね。これは茶葉を一回お湯で浸してふやかしたうえで作るのですが、本来でしたら玉露を飲んだ後の茶葉を残しておいて、ご飯に混ぜると非常にいいかなと思います。さぁ、食後は抹茶のミニパフェをどうぞ」

ミニ抹茶パフェ500円。

まずはアイスからいただきます♪ 濃厚なのだけどす〜っと溶けていきますね。 爽快感があります抹茶のゼリーもプルプル、ちゅるんっ!とした食感ですね。とっても幸せです!クラッカーにのせて食べてもおいしいし、このパフェにはなんと、フルーツもぎっしり入っているんですね。 リンゴやモモ、キウィも。ミニパフェだけど、ものすごい食べ応えがありますね。

「これを、お抹茶とかいろんなものと一緒に楽しんでいただければと思います」

白玉もついているし、本当に夢のようなパフェでした。

「このあとは、抹茶アートと言って、抹茶で絵を描いていただきます」

それはまた、楽しみですね〜


<ミニコラム> 今週の風景



「MAIKO茶(ティー)ブティック」店頭に置いてある、水出し玉露試飲コーナー。暑い時期に冷たいお茶と、玉露も甘さが体を潤してくれます。街の暮らしの中に地元のお茶があるって、いいですね。

舞妓の茶本舗3代目・田宮正康さん

宇治茶の名匠と言われた山下壽一氏の玉露をはじめ、京田辺産の薫り高い緑茶や抹茶、ほうじ茶を扱う茶舗。玉露「匠」は日本茶AWARD2015で最高賞の日本茶大賞を受賞。日本茶をより多くの方に知ってもらうため、JR田辺駅前に緑茶専門の喫茶室「MAIKO茶(ティー)ブティック」も営む。

■アメイロビストロ アルル
http://www.maiko.ne.jp/


■今回の訪問地

京都府と奈良県の県境に近い京田辺市は、自然豊かな環境に加え、京都、奈良、大阪のベッドタウンとしても注目される地域。良質な宇治茶の産地としても知られている。一休宗純ゆかりの地でもある。

京都トピックス
乙訓大物産展
来週土曜日、京都向日町(むこうまち)競輪場で、「竹の里・乙訓(おとくに)」と 「もうひとつの京都」 を結ぶ大物産展が開催されます。
乙訓地域の特産品・物産のほかに、府内各地の逸品が「竹の里・乙訓(おとくに) 」に集結。

全国各地の旨辛料理が楽しめKARA-1グランプリ2017 も同時開催されます。

詳しくは、「乙訓大物産展」で検索してください。


【バックナンバー】
#075 国内最高峰の品質を誇る田辺玉露を味わいに
#076 旨みの余韻がいつまでも続く田辺玉露をじっくり味わう
#077 近くにあれば毎日通いそうな京田辺満喫のカフェ

【9月のプレゼント】

今月は、今回本上さんが訪れました、舞妓の茶 本舗さんの「こだわり玉露5種類 飲みくらべセット」を4人の方にプレゼントいたします。

本当においしい玉露を探しているという方に 味わっていただきたい飲み比べセットです。 舞妓の茶 本舗の高級玉露5種類を8グラムずつパックした商品です。

8グラムでおそよ3~5人で楽しめる分量となっております。

【応募先】
●おハガキの方は、
 〒530-8304
 MBSラジオ「本上まなみ もうひとつの京都」の係まで。
●メールアドレスは、manami@mbs1179.com
●FAX番号は、06-6809-9090


※締め切りは10月1日(日)までとなっています。是非ご応募ください!