先日、紀宮さまと黒田さんの結婚式がありました。
わりに質素なジミ婚ということで、うちの結婚式をちょっと思い出しました。
ホンマにお金を掛けてませんでしたよ。
まず、うちの実家が宗教関係の仕事してるので、
式は親父と兄貴に挙げてもらいました。料金はもちろんタダ。
コーラスは声楽をやってる兄貴の嫁さん義理の姉さんと親戚のおばちゃん。これもタダ。
衣装は、僕は黒紋付羽織袴、落語家ですからこれは自前。
着物の生地では最高級のポリエステル100パーセント。タダ。
嫁は成人式で買ってもらった振袖を着ました。22歳やったので、2年前。タダ。
式が終わって、近所のホテルに移動。
移動手段も親戚のおじさんが務めてる高校の野球部の遠征用バスを借りました。
これもタダ。
ホテルもコネを使いました。
僕の母親の友達が料理長をずっと昔にやっていた人を知っていると言う
遠い薄い縁を辿って色々無理を言いました。
司会は落語協会会長の桂三枝さん・・・の弟子の桂三金くん。
結婚の祝いと引き換えにタダでやってくれました。
披露宴も盛りだくさんで、三枝さんのお弟子さんだけに、
『新婚さんいらっしゃい』のコーナーまでやってくれて、
『いらっしゃい!』で新郎新婦が入って来る時のBGMも
本物をABCから借りて来てくれました。タダ。
でも、あんまりケチったせいか、いまだに嫁さんに言われるんです。
「あんなんジミ婚やなくて、ミジメ婚や!」って。
挙げ句に、「次の結婚式は思いっきりハデ婚にしてやる」とまで言われています。 |