はやみみラジオ!水野晶子です
『はやみみラジオ!水野晶子です』毎週月〜金曜日 朝6:00〜7:45
【出演者】水野晶子・桂かい枝・近藤勝重/【ニュース】加藤康裕/【天気中継】南利幸
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2005年12月30日
夢のマイホーム

今年も1年いろいろなニュースがありました。
嫌なニュースもたくさんありましたが、最近腹が立ったのは、
やっぱり耐震強度偽装問題です。
誰もが住宅のことは気になると思うんですが、
僕も落語家になって12年、今までいろんなところに住んできました。
師匠に入門して最初に住んだのは、師匠の家の近くの古い古いアパート。
家賃月8千円の3畳一間、風呂なしトイレ共同。
壁も薄くて、隣の声がまる聞こえ、ティッシュを抜く音まで聞こえました。
おまけに僕の部屋はトイレの真横だったので、
大か小か、それに入ってる人のお腹の具合までわかりました。
時間が不規則な仕事なので、ついつい銭湯の時間に間に合わず、
洗面所にポットのお湯を持って行って、洗い場に入ったりもしていました。

入門して4年目で、少しは収入が増えたので、風呂付の部屋に引っ越ししようと思い、
不動産屋に行きました。
ユニットバス付と書いてあったので下見に行ったら、ただの和室です。
「ユニットバスなんて、ありませんやん?」と聞くと、
不動産屋のおっさんは、「え?ユニットバスならここですわ。」
押入れのふすまを開けたら、そこに無理やりユニットバスが入れてありました。

それから思うと今住んでいるマンションは築40年ですけど
風呂もトイレもあって、贅沢なもんです。
入ったばかりのときは、めちゃくちゃ満足していました。
でも、この頃ちょっと引っ越ししたいなあと思い始めてるんです。
最近、家で稽古をしている落語のネタが「堪忍袋」という夫婦喧嘩の噺なんです。
冒頭から夫婦喧嘩のシーンで、
「出て行け、あほんだら!」「出て行ったるわ」「2度と戻ってくるな!」
「誰がこんな家戻ってくるかい!」という、大喧嘩の噺です。
いつも寝てる部屋の布団をたたんで、窓に向かって大声を張り上げています。

一生懸命練習してたら、最近近所でも評判らしいんです。
嫁が仲良くしている下の階に住んでる奥さんに言われたそうです。
「古瀬さん、大丈夫?最近ご主人ともめてるみたいだけど、
私でよかったら、相談に乗るわよ。いつでも言って頂戴。」

ああ、一戸建てが欲しい。