先日、母の知り合いから、老人ホームで落語をやって欲しいと頼まれました。
僕は吉本興業所属ですから、ほんまは吉本を通さないといけないんですが、
そこは親戚のおばちゃんに頼まれたらしゃあない。いわゆるチョクの仕事。
チョクの仕事にちょくちょく行かせてもらってるんですが・・・。
ところが、本番の4日前になって、急に電話がかかってきました。
「いやあ、みんな楽しみにしてたんですけどね、落語。落語家の人呼ぶって言うたら、
入居者の皆さんから、『それお金かかるんやろ?何ぼかかるねん?
○万円?それだけかかるん勿体無い。
三枝さん呼ぶわけでもないのに、文珍さん呼ぶわけでもないのに。』
いや、これ私が言うてるんちゃいますよ。入居者の方が言うてはるんですわ。
入居者の方が手品とか、大正琴とか出来るので、
その発表会にしようということになりましたんや。
悪いけど、今回の話、なかったことにしてもらえません?」
腹立つでしょ?まあ、ひと月前やったら、別にいいですけど、4日前ですからね。
こっちもその予定でスケジュール組んでるし、僕もこれ、人前で落語するのって、
仕事ですからね。
「いやあ、もう4日前ですからね、キャンセル料頂きますよ。」って言うたんです。
ほんなら、
「え?キャンセル料かかるんですか?ちょっと待って下さい。」
うしろでごちゃごちゃごちゃごちゃ、他の人と相談してるのが聞こえます。しばらくしたら、
「お待たせしました。それやったら、やっぱりお願いします。」
おいおい。気悪いやろ! |