大相撲も朝青龍と白鵬の優勝争いで盛り上がって来ました。
相撲も落語も江戸時代には庶民の娯楽、同じ日本の伝統文化ですけど、
随分違いますよね。
相撲って見ててもおかしいなあと思うところもたくさんありませんか?
例えば、呼び出しさんが『東、朝青龍』って呼び出しはるでしょ。
呼び出しさんって結構年配。言うたらその世界の先輩ですやん。
先輩が名前呼んではるのに、返事すらせえへん。ブスーッとしたまま、土俵上がって。
「東、朝青龍」言うたら「はい、それは私です」って返事するとか、手上げるとか。
落語家なんてお客さんが名前覚えて呼んでくれたら、どんだけ愛想するか。
「いやあ、どうもおおきにありがとうございます」
相撲の世界って『タニマチ』って言葉あるくらい、スポンサーがしっかりしてますよね。
タニマチって言う言葉、そもそもは大阪の谷町に相撲好きのお医者さんが居て、
この人が力士にご飯食べさせてやったり、ただで治療してやったりしていた
ということにちなんでるらしいんですが。
以前、僕も相撲部屋のパーティーに行ったことがあるんですが、
いかにもお金持ちそうな、紳士と綺麗なお姉ちゃんが一杯来てて、
若手の力士はバンバンご祝儀貰ってました。
『これで、肉でも食え!』言うて、僕の隣にいた若手力士が祝儀袋を貰っていました。
後で見せてもらったらピンピンの手の切れそうな1万円札5枚入ってました。
5万円も入ってるのに、その力士はたった一言、「ごっちゃんです。
別にヨイショする訳でもなく、謎掛けするわけでもなく。
落語家やったら、「社長とかけて、切手の貼った手紙ととく。そのココロは・・・
いつでもたよりになります。」これくらいのことは言いますよ!
祝儀上げるんやったら、相撲取りより、落語家ですよ。
僕、先週老人ホームに落語しに行かせていただきました。
帰ろうとしてたら、おばあちゃんが近づいて来て、ニコニコ笑いながら、
「これでご飯でも食べ!」と言うて、封筒をくれたんです。
袋の外から触って見ると5枚の感触があるんです。
お、お相撲さんと同じ、5万円か!と思って袋を開けると、
5枚入りの味付け海苔が入ってました。
おばあちゃん言うてました。「これでご飯でも食べ!」食べれるけど…。
相撲と落語、えらい違いですわ。 |