話題の映画『ダ・ビンチ コード』、5月20日公開で、テレビでもCMやってますし、
本屋さんに行ったらモナリザの表紙の原作本が山積みになってるので
ご存知の方もいらっしゃるかと思うんですが、
この映画の試写会に昨日行ってきました。
僕、ハリウッド映画大好きなんで、それなりに楽しめたのですが、
この頃映画に1800円出すっていうのが、結構勇気いるようになってきましたね。
1800円も出して、時間も2〜3時間かけて、
結局「おいおい、なんやってん!時間とお金返せ」って思うことも
ちょこちょこあります。
それに最近は劇場公開が終わったら割りとすぐにDVDになるし、
レンタルやったら、300円とか、安いところやったら100円で借りられるところも
ありますから、余計劇場に足を運んでもらうってことが大変になって来てますよね。
音楽なんかもライブに行かなくても、レンタルショップでCD借りれますからね。
だから映画もCDも売ろうと思って必死ですよね。初回限定ポスター付きとか、
Tシャツ付きとか、色々工夫してますね。
我々落語の世界も、それこそ昔は寄席に足を運ばないと、生でないと聞けなかったものが、今やインターネットでも無料配信してたり、米朝師匠の落語全集なんて図書館で
ただで借りれたりしますし、100円ショップでも結構落語のCD置いてたりします。
会場に行かなくてもそれこそ人間国宝の芸が楽しめたりするわけですから、
僕ら若手落語家は、何とか、ライブに足を運んでもらおうと必死ですわ。
まず一番手っ取り早いのが、情に訴える。案内状はハガキより、封書。
それも封書の表に「○○さま是非お待ちしています」と
一言手書きのメッセージを添えるのがポイントです。
なんで封書がいいかというと、ハガキだとチラッと見て、そのままゴミ箱へ、
っていうのがよくあるパターンなんですが、人間の心理ってえらいもので、
封書の場合、全部捨てるってなかなか人間の心理として出来にくいそうです。
封筒は捨てても、中身だけは取っておくっていう人が多いんだそうです。
来てくれる可能性もはがきよりはグッと増えるわけです。
もっと現実的な方法は、落語以外に付加価値を付けるやり方です。
例えば、新京極で亡くなった桂歌之助師匠が始めはった『かねよ寄席』。
有名な寄席ですけど、ここ、会場のかねよさんって、うなぎ屋さんなんです。
普段うなぎどんぶりが1470円。
なのに、寄席の時は、うなぎどんぶりに、落語が3本ついて、同じ1470円。
落語家はいつもぼやいてます。「わしらは、山椒かい!」
皆さん、それでもライブはやっぱりいいですよ! |