先日、知り合いの紹介で、広島県尾道のお寺に落語をしに行きました。
まあ、ちょっとした小遣稼ぎですわ。
本番の前にそちらの住職が京都まで来るというので、事前打ち合わせに行ったんです。
初めて住職を見てビックリ!
めちゃめちゃ人の良さそうな顔してはるんですが、
思いっきりカブってはるんです。
お坊さんやねんから、別にツルツルにしたらええのと違うのと思うのに、
カブってはるんです。
そのお寺ではこれまでに何回も落語会をやってるということで、聞きました。
「これまでには、どんな落語家さんが来たんですか?」
「えーっとですね、笑福亭の人と、林家の人です。
かい枝さんは、三枝さんのお弟子さんですか?」
「いいえ。三枝の兄弟弟子です。」
「ああ、兄弟弟子ですか。そしたら、やっぱりカツラですね。」
「え?(思わず、僕は違いますけどって言いそうになりながら)そ、そうです。」
「あ〜、やっぱりカツラなんですね…。ひょっとしたらカツラかなあと思ってました。」
こっちのセリフや。
当日、尾道駅まで高級車で迎えに来てくれはりました。
まあ、広い敷地で、大きな立派なお寺!ですねん。「ごっついお寺ですね!」言うたら、
まあね。うちは立地に恵まれてるんでね。
そうですよね。山にも海にも近い、ええ環境ですよね。
いえいえ。って言いながら、住職が指差した方向見たら、
お寺の裏口出てすぐ向かいに総合病院があるんです。
「いやあ、ここの病院長が同級生ですねん。」
おおこわ!
入り口に回ると、大きな登りまで用意してくれてました。
その文章があまりに素直で笑いました。
「テレビではめったに見れない、桂かい枝師匠来演!」
ほっといてくれ! |