はやみみラジオ!水野晶子です
『はやみみラジオ!水野晶子です』毎週月〜金曜日 朝6:00〜7:45
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2007年4月13日
初めてのコウザ

今週あたりから、お子さんお孫さんが新学期という方も多いでしょう。
実は私も今週から新学期を迎えました。学生としてではなく、講師として。
この春から、女子大で講師をさせてもらうことになりました。
東大阪の大阪樟蔭女子大学の英米語学科で「英語パフォーマンス論」
という授業を担当することになったんです。
大学に足を踏み入れるなんて、久しぶりです。しかも女子大です。
何とも言えない、緊張感と不安、期待。
でも、同じコウザでも落語の高座と比べると実入りが安い!
一回分かと思ったらひと月分でした。
けど、僕を見て、それじゃあ可哀想やというので、
特別に1000円だけ上げてくれました。

大学の事務局に行くと、いきなりセクハラマニュアルを手渡されました。
セクハラしそうと思われたんですかねえ。色んなこと書いてあります。
1)特定の学生の容姿をからかったり、中傷したりする
2)不必要に身体に接近する
3)身体に対して不愉快な視線を注ぐ
こっちがそんな気じゃなくても、相手が不愉快な気持ちになったらアカンわけでしょ?
めっちゃ難しいですよね。すんごい不安でした。
それにしても、授業やってみて初めて分かりました。先生は大変やわ。
当然、落語も教えますから、着物を着ます。
女子大の校内で着物でウロウロするのはつらいんです。
みんな「そういうお店の人?」っていう雰囲気。
教室に入っていったら、僕の体に対して、教室内の40人位の学生全員が、
すごい不愉快な視線を注いできました。
授業の内容を説明してから、質問を受け付けます。
すると、授業に関係ない質問がバンバン来るんです。
「先生、いくつですか?」
「38です!」
「ええーっ!」
若く見えるのかと思って、「いくつに見える?」
「58。お父さんくらい。」「何で、そんなふけてるんですか?」
「太ってるからちゃう?」と言うと、
「はげてるもん。」「先生、太りすぎ!」「禿げすぎ!」
僕の容姿をからかったり、中傷したりするんです。
授業が終ってからも、学生が寄って来て、先生お腹すごいなあ!言うて、お腹叩かれた。不必要に身体に接近された。
そんな対応をされて、本当に・・・うれしかったです。

しかし、落語のことって、まだまだ若い人には知られてないなあと思いました。
「桂文枝の弟子で、桂三枝、文珍、きん枝、小枝さんが兄弟弟子で、
僕は19番目です」って自己紹介したら、
学生の一人に「みんな、血繋がってるんですか?」真顔で聞かれました。
どんだけ子だくさんやねん!
毎週月曜日が楽しみです。