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【巻】…1・20
【歌】…あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る
【訳】…紫草の園、あちらに行き、標野してある野をこちらに行き野守は見ているではありませんか。あなたが袖を振るのを。
【解】…今日ご紹介するのは、天智天皇・額田王・後の天武天皇が三角関係にあったのではないかとも言われる歌ですが、上野先生が解き明かしているように、実は宴会のざれ歌との理解が最も合理的な解釈ではないかということです。古代、端午の節供には紫草の収穫に栽培地に行くという行事があったようで今の滋賀県蒲生地区に天智天皇が出かけられて、同行した額田王が作った作品です。無事作業も終わり催された宴で、一座はすこぶる良い機嫌だったのでしょう。もしかしたら即興で歌の読み合いでもあったのでしょうか。万葉集に収載されなかった家臣たちの歌もあれば知りたいと思いませんか。この時期は古代も現代も外出するに最も適した気候ですよね。GWも今日、明日、明後日で終わりますが、みなさんも気持ち良い外出タイムを過ごして、日記でも付けてみられたらいかがですか。
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