上野誠の万葉歌ごよみ-歌ごよみ
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上野誠の万葉歌ごよみ-歌ごよみ
【巻】7・1100…巻向の痛足の川ゆ行く水の
2008年6月22日

【巻】…7・1100

【歌】…巻向の痛足の川ゆ行く水の 絶ゆること無くまたかへり見む

【訳】…巻向の痛足(あなし)の川を流れ行く水。その水のように絶えることなく、また振り返ってみよう。
  
【解】…柿本人麻呂が詠んだ河の歌です。恋歌として、川の流れのように絶えることなく貴女を思うという解釈と、実際に巻向・痛足川のあたりに住んでいた恋人に贈ったのではという解釈があるようです。作者を巡る人間関係や時代背景などの情報があれば、様々な解釈が成立することが楽しみですね。また、心落ち着く場所としての痛足川を詠んだという解釈もあるようです。皆さんはご自分だけの心落ち着く場所をお持ちですか?
または、心落ち着かせる時間の過ごし方をお持ちでしょうか。さて、番組冒頭で六月は祝日が無いのはなぜかについての話題がありましたが、上野先生のおっしゃるサマーバケーションではじけるために耐える時期ではという説、面白かったですね。