今日は「11月のしあわせ賞」を発表させて頂きました。
11月に頂いた中で特徴的だったのは、自分自身を素材にして面白くまとめた作品が多かったことです。
自分の弱さや欠点など、マイナス部分を第三者の目で見て、笑い飛ばす。すると、そこに他の人の共感が生まれるのだと、近藤師範。
今回、近藤さんが最後まで迷った、いくつかの川柳をご紹介しましょう。
「口角を上げると私まだいける」(シルバーママ)
私も鏡に向かって、自分に言い聞かせます。さあ、口角を上げていこう!
「ピンクレディー曲がかかると踊れちゃう」(キャッチャーゴロ)
ペッパー警部やUFOの曲が聞こえてきそう。
「川柳があるから私大丈夫」(りんご姫)
弱気になった時は、この言葉で安心しましょ。
さて、「11月のしあわせ賞」に輝いたのは、こちら。
「出来たけどひと晩寝かそ句とアタシ」(大森美加子)
川柳をひと晩寝かせて推敲するというだけでなく、「アタシ」と並べたところがニクイですね。
どの作品も、自分の現在の姿を笑って描いていますよね。
ただ、これが自慢になったり、悟ったように語ったりすると、川柳ではなく俳句になってしまいがち。
自分自身をどんな視点で見るか。ここに、川柳のいのちがあるようです。
【番組より】
さて、2023年も残すところあとひと月になりました。
って言ってたら、あっという間にお正月なんでしょうね。
しか~し、その前にクリスマスが・・・。
「今年もラブ川柳来るかな?」なんて、話してまして、
水野アナも、スタッフも密かに楽しみにしています。
是非!