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桂二葉の絶対まくらでは使えない話!

2018.09.30

はい。桂二葉です。今日はスタジオでおしゃべりさせていただきました!そう!このコーナーです!「桂二葉の絶対まくらでは使えない話!」。
わたしが用意したディープな話をするこのコーナー、前回は果物シールについてでしたが、今回は大阪弁について熱くしゃべらせていただきました。


落語家ですので、常日頃大阪弁にはとても敏感になってます。大阪弁の中でも私らが使てるのは船場の言葉。当時喋ったはったこの船場の言葉を私はすごく大切にしていきたいと思ってます。乱暴でガラ悪いと思われがちですが、この船場は商売人の街なんで、本当はすごく品がいいんです。
「おはようおかえり(いってらっしゃい)」「かんにん(ごめん)」とか、きれいでしょ?道具なんかもおもしろい。
七輪のことはかんてき。かまどはへっつい。他にも落語にはたくさん古い大阪弁が出てきます。


いね!・えらいけ・きょと・わや・いちびる・根際・はすかい・せたらう…。
わたし、好きなんが「わや」。「さっぱりわややわ。」これね、大阪人の気質が出てるような気ぃします。
例えば、私が破門になってお金も無くなって、恋人にも振られた。
そんな時、「もぉあかんわ…」より、「さっぱりわやや。」絶望的な自分を一拍おいて見てる。
ここにすごいおかしみがある。どぉやって生きたろかな。おもろがったろかなというのがすごい素敵!と思うのです。
あれ、大阪のおばちゃんが「あんた!これはあれやで!!しらんけど…」にちょっと似てるんかな。
とにかく、落語には大阪人のよさも非常に味わい深いんです。


南森町にある落語の定席、天満天神繁昌亭や、新世界の動楽亭、いろんな所で落語やってますんで是非一度お運びいただければ幸いです。
またこのコーナーやりたい!!



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