番組内容

スイカを収穫しその場でいただく!

お話をおうかがいしているうちに、「収穫してみる?」ということになり、 早速チャレンジしてみる本上。
とその前に
「ビニールハウスの屋根の谷間の下にあるやつは、良く育つんですよ。こんな具合で同じハウス内でも味は違うし、大きさも若干違います」 と、伊藤さんからちょっとスイカの収穫について小話を。

ちなみに苗の節を調整するように、幅2メートル50センチの畝(うね)の中心に苗は一律に植えるのではなく、畝の幅を少しずつ変えるなど、これまでの経験から工夫しながらスイカを育てているそうです。

本上がスイカを選んでいる前で、伊藤さんがスイカをトントン叩き始めました。
これは伊藤さん曰く
「いいスイカの聞き分け方です。澄んだ音がするスイカの方がいいんですよ」
だそう。これよりも、こっちがいいと思いますけど、と叩き比べる伊藤さん。
確かに、それぞれ音が違います!

※大きなスイカを前に、いろんな説明を受けます。頭の中では、“早く食べたい…”と。人差し指でスイカをトントン叩きながら、どれが甘そうなのか見分けていきます。

さて、いよいよ収穫です。
収穫は手で行います。スイカに繋がっている蔓の部分を、傾いている方と逆の方に向ければ、ポロッと取れるんですよ。
スーパーなどで見かけるスイカは全身緑色ですが、実は収穫前のものは、裏側が少し黄色っぽくなっています。なので収穫前には一度裏返し、ちゃんと日光を浴びさせるそうです。

「では、やってみます。…重たい!」
想像以上の大きさに驚く本上。収穫したスイカは8kgくらいの大玉でした。
瑞々しい青さが香り、なんともいえない気持ちになります。
伊藤さんを真似て、トントン叩く本上。
「とってもいい音がしています♪」

※伊藤さんに収穫のやり方を聞き、チャレンジする本上。腰をかがめて重いものを持ち上げるしんどさも体験です。無事に収穫できたら、もちろんニッコリ。

本上が収穫したスイカを、さっそくみんなでいただくことにしました。
伊藤さんが取り出したのは、見たこともない大きな包丁!

「これは、スイカ包丁といいます。熊本で作っている包丁なんですよ。刃渡り40センチくらいで、1回でスパッとスイカが切れます。そう切った方がおいしく食べられるんですよね」 と伊藤さん。

本上が収穫したスイカを、さっそくみんなでいただくことにしました。
伊藤さんが取り出したのは、見たこともない大きな包丁!

「これは、スイカ包丁といいます。熊本で作っている包丁なんですよ。刃渡り40センチくらいで、1回でスパッとスイカが切れます。そう切った方がおいしく食べられるんですよね」 と伊藤さん。








※包丁を入れるたび、スイカは切ると言うよりも弾けるかのように、広がっていきます。芳醇な香りに、一同釘付けになりました。西瓜が大好きな本上は、最も甘い中心部のスイカをパクリ! 思わずニンマリしてしまいました。

スイカを切った瞬間、見事な香りが辺りに広がりました! スイカに顔を近づけなくても、峻烈な甘みを帯びた香りがぶわっと薫ります。切るときのパキッという音も、実が割れるというよりも、避けるといった方が合っている感じです。
「この音が瑞々しい証拠なんですよ。中身がパンパンで、“早く開放して〜”とスイカが言っている状態。なので包丁を入れるとハカッと割れるんです」

では、いただきま〜す。
「あぁ〜、おいしい〜〜〜」と、何とも言えない笑みを浮かべてスイカを頬張る本上。
水分が口の中いっぱいにじゅわじゅわ〜っと広がり、まるでジュースのようです。
とにかく甘さがスゴイ!

今回収穫(&食べ)させていただいたのは、「祭りばやし777(スリーセブン)」という品種。個性的な名前ですが、実は日本で一番多く作られている種類だそうです。
ということは私たちが最も見ているスイカ、これは、見分け方を聞いておかねば!

伊藤さんが教えてくれたのは以下のポイント。
まず玉ごと購入する場合は
・軽く叩くと音が低温で響く
・表面にくっきり筋がある
・お尻の跡が小さい

カットされたスイカを購入する場合は、
・粉っぽい(水分が少なそう)なものは買わない
・割れていないものを買う
だそうです。
ちなみにスイカの種には黒っぽいものと白っぽいものがありますよね? 黒っぽい種が多い方がおいしい気がするのですが、それはあまり関係ないそうです。
粉っぽいスイカは食べ時を過ぎてしまっているものだそうで、成長しすぎて、スイカの成分を苗が吸い取っていったものだそうです。

夏の名残のスイカを選ぶ際、ぜひ参考にしてくださいね。


Director’s voice スイカには、今回紹介した「祭りばやし777」のほかにも、大玉スイカでは「甘泉」「富士光」が人気品種。小玉になると「紅小玉」などまん丸のものだけでなく、皮が薄くて食べやすい「マダーボール」も、最近は人気を集めています。 また、果肉が黄色い「クリームスイカ」は現在でも作られていて、かつては中玉が多かったのですが、最近では大玉の方が、糖度が高く食感もいいそう。また、高級スイカで知られる「でんすけ」は、品種改良が進んで品種が増えているようです。 品種や産地で価格が変わるので、予算と量で、いろいろ選んでみると楽しそうですね。



【プロフィール】
スイカを育てて28年になるスイカの匠・伊藤譲二さんと奥さんの純恵さん。伊藤さんのスイカは「伊藤家のスイカ」で購入できる。
http://www.itou-suika.com/