番組内容

天の恵みを受けながら大地に根を張る諸橋さんのお米。

諸橋さんの田んぼで、収穫直前の稲を見ながらお米談義が続きます。
本上がまず気になったのは、今年の出来(消費者目線ですね〜)。

「今年は日照が足らなかったので、実入りが少ないですね。一割くらい違うんじゃないかな。日陰の部分は特に日照が足らなくて、稲が倒れちゃうんです。今年は特にこんな特徴がありますね」
確かに今年は、夏の日照不足が深刻でした。
以前取材に伺った熊本のスイカ農家でも同じ話がありましたから、全国的に日照不足だったということなのでしょう。
しかし農作物は自然の恵み、仕方ありません。

※お米が大好きな本上。諸橋さんの話に瞳は真剣そのもの。稲は青い部分がすべてなくなると、収穫しても旨みのないお米になるそうです。

話をしながら、実は巨大なコンバインも気になっていた本上。
諸橋さんにお願いして、動くところを見せていただきました。
ダイナミックなエンジン音と刈り取る動作に、しばし目が釘付け……。

コンバインで刈り取ったお米は、モミとワラが瞬時に別々になります。
ワラは来年の肥料として使われるそうです。

コンバインを止め、刈り取る直前のワラを見せながら、諸橋さんが自分の米の特徴を教えてくれました。
「うちの稲というのは、この茎がすごく堅いんです。茅みたいな感じでしょ。稲がどれだけしっかり根を張っているか分かりますよね」

持たせていただくと、たしかに堅く、ガッチリしている感じです。
「これが山の米の特徴なんです」と諸橋さん、ニヤリ。
いっぱい養分を吸って育っているからこそ、この堅さ。
「だから、絶対的な自信がある米なんです」










※稲と言うより堅いストローのように丈夫そうな諸橋さんの稲の根元。大地としっかり握手しているようで、力強さを感じます。

お米の話をたくさん聞いて我慢できなくなったのか、 「あの〜、新米を今食べることってできますか?」 と本上。

できますよ、と答えてくれた諸橋さんに向かって、 「ぜひ食べさせてください!!」と瞳をキラキラさせながら答えてしまいました。

田んぼでの話を終え、逸る気持ちを抑えつつ諸橋さんの作業場へ。

作業場とは、諸橋さんの農業法人・マイライフ。ところが本上、いよいよ新米だ! とはならず、機械に見入ってしまいました。
「これは何をする機械ですか?」
「精米して、計量する機械です。5キロという数字を入力してスイッチを押すと、5キロの米がここへ貯まるという正確なものです」
そう言いながら、諸橋さんが企画を動かしてくれました。巨大な米びつからお米が出てきた感じで、お米が流れるとてもいい音がします。
そのあとは、お米の入った袋を綴じるシーラー。
新米の試食はもういいの? と周りが気にしているところへ「今新米を炊いていますので、あとで食べてくださいね」という声が!
次週はいよいよ、新米をいただきます!











※袋詰めの様子がおもしろくてしょうがない本上。ちょっぴり工場見学の気分になっています。










※マイライフの皆さんと記念撮影。とてもアットホームな雰囲気が、お米をもっとおいしくしてくれるのでは?と感じました。
Director’s voice [米づくりと日照の関係] 作物を育てるには、日照が欠かせません。太陽の輝きを受けると、葉は光合成ができるし、土壌も活性化します。しかし、苗を植えて収穫するまで常に日照が必要なのかと言うとお米の場合はそうではないようです。
お米はまず苗を作り、田植えをします。ここからしばらくは水で成長するので、そこまで日照の影響はないそうです。日照が多ければすくすく育つし、多少少なくても、少し遅れて成長するだけ。夏に近づいて日照が重文になってくると、成長は回復していくそうです。
しかし、真夏に日照が不足すると、これは実りに大きく影響してきます。

稲穂が出る頃に日照不足になると、稲穂のモミの中が空っぽのまま育ってしまうのです。特に真夏は稲の花が咲く時期ですから、十分な日照で花を咲かすことができないと、当然実になっていきません。夏場の日照不足が心配されるのはそのため。
日照が不足したまま成長してしまうと、稲穂に実があるものとないものがまばらに付いた状態になってしまいます。




【プロフィール】
諸橋家(マイライフ株式会社)
諸橋誠さん。
新潟県・栃尾地区で210年続く米農家「諸橋家」七代目。栃尾は国内有数の棚田地帯、ミネラル豊富な土壌で作られる諸橋家の米は、地元の農家からも評価が高い。
米(マイ)ライフ http://www.itsmylife.jp/