番組内容

新米! 炊きたて!!箸が止まりません。

「うわっ〜炊きたて!つやつやですね。甘い香りがします。おいしそう〜♪
一番幸せな瞬間ですね、炊きたてをいただくって。さっそくいただきます!」

作業場を見学させてもらったあとは、お待ちかねの新米です。
まずは炊きたてのご飯と、奥さん手作りの漬物をいただきます!

「おいしいっ♡ いや〜幸せです。はぁ〜、おいしいですね〜。なんとも言えない粘りと甘み、噛めば噛むほど、ですね。そしてお米が取れた場所のお水で炊く、というのもいいんでしょうね。おかずが何にもいらないくらいです。諸橋さんの作られている山の米、オススメの食べ方があるそうですが?」

炊きたてのご飯の味に、感動が止まらない本上。
諸橋さんによると、炊きたてのご飯だけでなく、塩むすびもオススメの食べ方だそう。
シンプルだけど奥が深いおむすび、 「冷めてもおいしいんですよ」と諸橋さん。
もちろん、のちほどいただくことにしました。

春は竹の子ご飯にするのもいいそうです。










※ご飯と言えばオトモは漬物! 奥さんの泰子さんが持ってきてくれた漬物は、山で採ってきたワラビを塩漬けしておき、塩出しして味醂と砂糖で味付けして、キュウリとニンジンを加えたもの。滋味でした〜

諸橋さんのお宅は、もう210年くらい農家をされているそうです。諸橋さんは7代目。
そんな諸橋さんに、「山の米」づくりのこだわりを聞きました。

「消費者に買ってもらいたい、だから旨い米を作るんです。ほかの米よりもより旨い米を作って喜んでもらう、というのが目標です。うちの田んぼでは、非常に少ない数を植えるんです。普通は70株くらいですが、35株くらいにしているんです。そのぶん、一株の本数が多くなりますから」










※山の米についての話になると、少しマジメな顔つきになった諸橋さん。お米作りがとにかく好きな諸橋さんを、奥さんがしっかりサポートしている、という印象でした。

株数が少ないことで、どんなメリットが生まれるのでしょう?

「日光が当たりやすく、風通しも良くなります。それだけ稲が健康になるんですよ。健康ということは米も旨くなります。ずっと前からこのスタイルでやっていますが、手で植えていた昔と、株数は同じくらいですね」

おいしいお米作りには、この栃尾という山あいの場所も関係しているのでしょうか?
「栃尾でも、米作りに適しているのは私の田んぼがある西谷だけなんです。土質、水の質が違います。そういう利点があると、やはり米作りもおもしろいです」
土地が持つ滋養が米作りには欠かせない、あとは水の管理とか肥料のやり方など、いろんな工夫をしながらお米を育てているそうです。
「田んぼによって状況が違ってくるので、すべて見て、毎年できるだけ同じ米が収穫できるように努力するんです」











※諸橋さんのところで作っている「山の米」。地元の農家の人たちもほしがるほどの味わいだそうです。

ちなみに諸橋さん、
「田んぼに行くと精神が安定しますよ。自分に合っているんですね。田んぼに行くとストレスがなくなりますよ。だから休みがなくても大丈夫なんです」
本当にお米作りが好きなんですね〜。作業の中では、やはり収穫直前、いいお米が出来たと思えたときが一番嬉しいとか。










※栄養豊富な土地だからこそ、味わい深いお米ができるのだと諸橋さんは言います。確かに田んぼで見た光景は、土地とお米が、とても仲良くしているようでした。
Director’s voice [山の米の実力] 諸橋さんの田んぼで作られている「山の米」、一体どんなお米なのでしょう。
まず、現在広く普及している「コシヒカリBL」とは違い、通称「クラシックコシヒカリ」と呼ばれる昔ながらのコシヒカリを種米に使っています。
そこに、栃尾地域の土壌、風土が加わり、味わい深くなるのだそうです。
以前とある雑誌のお取り寄せ企画では、審査員のマイベストに苛ばれたこともある実力派。
収穫後にできるだけ新米の状態を維持できるようにと14度の倉庫で低温保管。この時には玄米で保管し、お客さんに発送する直前に精米。
この精米の段階でも、こだわりがあります。
精米直後のお米は少し熱を持っているそうで、そのまま袋詰めするとお米の酸化を促進してしまいます。これを防ぐために半日常温で寝かして、袋詰め。
酸化を極力抑えることで収穫したての味わいを届けたい、その思いも「山の米」の実力なのですね。





【プロフィール】
諸橋家(マイライフ株式会社)
諸橋誠さん。
新潟県・栃尾地区で210年続く米農家「諸橋家」七代目。栃尾は国内有数の棚田地帯、ミネラル豊富な土壌で作られる諸橋家の米は、地元の農家からも評価が高い。
米(マイ)ライフ http://www.itsmylife.jp/