番組内容

食べてナットク!農家オススメの食べ方。

吉川さんのビニールハウスで、春菊の取材も一通り終了。
本上の最後の質問は…
「春菊ってうちも大好きでよく食べるんですけど、吉川さんのオススメの食べ方ってありますか?」

吉川さんのお宅でよくやるのは、 「大根をすり下ろして、白菜や豚肉と一緒に鍋に入れていって。春菊を最初に入れるとふにゃふにゃになるので、食べる2,3分前くらいに春菊を入れて、まだシャキシャキの食感が残っているうちに上げて、ポン酢で食べるんです」 おいしそう! これはいわゆる、「みぞれ鍋」ですね!

ポイントは、大根おろしをミキサーでなくちゃんとすり下ろすことだと吉川さん。面倒くさがらずにやることがおいしさのためには大事だそうです。
……ということで特別に、ビニールハウス内に鍋を用意していただきました!

※だしを入れずに水だけで豚肉や白菜を炊いて、そこに大根おろしを入れて、という順で。炊きあがってきて、さぁ食べようか、という2分くらい前に春菊を入れます。

吉川さんのハウスで収穫されるのは、ホントに大きな春菊。
これだけ大きいと食べ応えもありますね。

「主役ですね〜」という本上に、 「最後に入れて最初に食べますからね」と吉川さん。

鍋がグツグツしてきました。吹きこぼれそうになったら、食べ頃です。
「では、いただきます!」










※まだ食べてもいないのに、フタを取っただけでもうニコニコしている本上。

「…おいしい! このみぞれ鍋!! 春菊の爽やかさと大根がふわふわして甘い感じの組み合わせがいいですね。優しい味がします。あ〜、この春菊は力強いな〜と感じます。火を通してもしっかりしているなんて! 春菊のシャキシャキが残っているうちに、早く食べないといけないですね」










※どんどん食べ進む本上。あまりのおいしさにテンションが上がりすぎているのか、おしゃべりもとまりません(笑)

「冬の大根は辛いイメージがありますけど、寒さの中で甘みが増すので、みぞれ鍋にするとだしごと飲めるくらいおいしいと思います」

ひとしきり食べさせていただいたあとで、吉川さんに滋賀で農業をすることの良さを聞いてみました。
「水にも困ることなく、大きな自然災害もなく、都会にもすぐ行けるし、ここでは田舎も感じられるし、人もいい。だからとてもいいところです。あと、みんなで一丸になってやれる人間性もいいですね」

野洲市では、行政のあと押しもあって新たに就農してくる若い人も多いそうです。
だから吉川さんをはじめ、みんなでワイワイ農業をやっているとか。
笑顔が絶えない、熱意が冷めない農業、なんだかうらやましいですね。











※最後にハウスで記念撮影。春菊の畝がとてもキレイです。「冬の寒い時期に、安心、安全な「しゅんぎく娘」を作っているので、ぜひ食べてください」と吉川さん。
Director’s voice [バリエーション豊富な春菊料理] 吉川さんたち野洲市の春菊農家の皆さんは、春菊を使ったレシピ開発もされているそうです。春菊を使った料理と聞くと、すぐに思いつくのはお鍋やおひたし、くらいでしょうか。
郷土料理などを調べてみても、お鍋の具材の一つには、必ず挙がっています。
ほかにもいろいろありますが、多くは、春菊の香味を生かしたものが多いようです。
生でいただくならサラダ、変わり種ではニラの代わりに春菊を使ったチヂミ、苦みを生かしたペペロンチーノ、様々な具材との中華炒めなど、インターネットで検索してみると、多国籍なレシピがかなり出てきます。
料理のバリエーションが多いと、それだけ春菊が持つ豊富な栄養素を摂取できますから、健康にもいいですね。
ご家庭でも、ぜひいろいろチャレンジしてみてください。





【プロフィール】
吉川 則生さん
滋賀県野洲市で代々春菊農家を営む吉川則生(のりお)さん。 吉川さんの農園の春菊は、外から買ってきた種で育てるのではなく、代々受け継がれてきた種を使い続けている