番組内容

養蜂上が勧めるハチミツのおいしい食べ方。

さて、モモ農園で宇田さんとのお話は続きます。 そろそろ収穫時期を迎えるモモですが、今年の出来はどうなのでしょう。

宇田さんによると、今年は平年並みだろうということ。
3、4月は雨が多かったのですが、袋かけをしてから雨が少ないので、順調に育っているようです。袋をかけてから雨が多いと、糖度が落ちて味が悪いモモになるとか。 特に3日以上雨が続いたり、葉に雨がかかっていると、糖度が落ちてくると宇田さん。

梅雨時期なのに、上手に甘くなるんですね〜。










※モモ農家歴60年の宇田さん、持てる知識をとにかく出してくれました。収穫期、食べ頃の見分け方、受粉の話など、勉強になりました!

そういえば、収穫時期はどうやって見分けるのでしょう?
私たちにはどれもほぼ同じように見えますが・・・

園内を宇田さんに案内されて歩いて行きます。
と、宇田さんが立ち止まり「これが収穫時期のモモです」といいました。
そのモモは、全体の色もよく、付け根の青みも抜けているから収穫時期だということ。

確かに大きいモモです。
ということは、見た目で見分けているということ?

「色だけでなく、手触りでも見分けて収穫しているんです」

しかし、地域によっては熟す少し前に収穫するところもありますよね?

それは機械で選別するモモだから、と宇田さん。
「完熟に近いものを機械で選別すると、あちこち当たっていたみます。なので、機械に通す場合は、多少青みの残った桃を収穫します。しかし、木で完熟させた方がおいしですよ」

手で触った感じで収穫時期が分かるということですけど、どういう感じなのでしょう?
桃はすぐ傷むから、加減が分かりませんね。

すると宇田さん、
「そりゃあ、手の形が付くとすぐに傷んでしまいます」

※モモの収穫方法を宇田さんが説明してくれます。どうやら、とてもコツを必要とするようです。

手の形が付く…?

論より証拠、というわけで本上、収穫にチャレンジしてみます!

「指の形か付くかどうかは、3時間ほどすればわかります(笑)」

素人とプロの収穫の仕方の違いを説明。
宇田さんの指導通りに、枝の根元にまで指をしっかり入れ、 手のひらですっぽりモモを包んだら、枝から取ります。
がっ! なかなか取れない…。

モモに指の形を残さないように注意しながら何度か引っ張ってみますが、 これがなかなか…。










※しっかり実ったモモの収穫を試みる本上。イメージではポロッと取れるはずだったのですが…

と、ふとした拍子にぽろっと取れました〜。

収穫したモモはずっしり重く、おいしそう。 「それがおいしいモモです。持った感じで軽いものは、糖度も低いし食味も悪いんです」と宇田さん。










※自分で収穫したモモを大切に手のひらで包み、大きさ、香りに酔う本上。

モモは思ったよりぐっと引っ張らないと取れないんですね。
もっとポロッと取れるものだと思っていました。

自分で収穫したモモを、いただいてみることにしました。

宇田さんに言われるように洗い、皮をむく本上。
そういえばむきやすいモモとむきにくいモモがありますが、宇田さんによると、固い方がむきやすいそうです。

皮をむいて、スライスして…

「甘い! 瑞々しくて甘いですね〜。これはおいしい…」
本上、食べる手が止まりません(笑)。“ん〜おいしい”を連発しながら、食べる、食べる。

甘くて瑞々しくて、ぽたぽたとつゆが垂れるくらい熟していますね〜。

※モモは川をむいているだけで果汁が溢れてきます。いただいてみると、口の中いっぱいに芳醇さが広がります。あと味の余韻もたまりません!

収穫したばかりのモモはおいしいに決まっているのですが、 普段の生活で、スーパーなどで買う場合は、 いいモモかどうかどこで見分ければいいのでしょう?

「ずっしり思いモモ、香りがしっかりするモモ、この2つがあればおいしいですよ」


Director’s voice [モモはすごい!] 中国原産、日本には朝鮮半島を経由してかなり古い時代から入ってきているモモ。 古事記や日本書紀にもモモの記述があるほど、昔から食べられているんですね。 ではその効能は、というと、これがなかなかスゴイのです! カリウムがフルーツの中でも多く含まれ、スイカの1.5倍だとか。 また、香りも特徴的なモモですが、香り成分に含まれている「クマリン」という成分が抗酸化作用を持っています。このクマリンとカリウムが、身体に溜まった老廃物を排出してくれるため、むくみ解消が期待できるといわれています。 そして、実は食物繊維がバナナよりも豊富という点にも着目しましょう。 食物繊維が多いと、整腸効果が期待できますね。 さらに美容効果にも注目! モモに含まれるアントシアニン系色素の「クリサンテミン」は、膚や内臓の老化予防にいいそう。ビタミンやカテキンといったモモに含まれているほかの栄養素と組み合わさることで、膚のアンチエイジング高架も期待できるとか。 ほかにも低カロリー、身体を温めてくれるなど、身体にいいことがぎゅっと詰まっているんです。これは見過ごせません。




【プロフィール】 16歳からモモづくりを始め、以来60年モモひと筋の宇田光行さん。堆肥もすべて自分で作り、収穫も自分の眼で見て、いい状態のものだけを朝一番に収穫するというこだわりを持つ。