番組内容

いろんな梅干いろいろな味わい。

ルーツ梅干の余韻に浸っていると、深見さんがオススメの食べ方を教えてくれました。

「クラッカーにのせたりお茶漬けに入れたり、お茶に入れたり。いろんな食べ方があるんですよ」

クラッカーにのせる?
お茶漬けとかならイメージが湧きますが、クラッカーにのせたものは食べたことはないですね。どんな味になるのでしょう?

クラッカーにのせるフルーツ梅干しの量はお好み。
まぁ、たっぷりのせてしまう本上です(笑)









※クラッカーにはクリームチーズ、と思っていたのですが、フルーツ梅干が合うとは!ちょっとドキドキですが、味が楽しみです。

いただいてみたのですが、なんと!
塩分が控えめな分、クラッカーの塩分がすごくいい感じです。
梅干の甘みと引き立て合って、本当においしいですよ〜。

梅干というと日本の食材なのですが、こうやって食べてみると、 洋風にもできるし、お酒のおつまみにもいですね〜。
深見さんは、ワインにも合うとおっしゃっていました。

そりゃ、フランスの一流店でも食材で使われるはずです。









※クラッカーの塩分がフルーツ梅干の優しい甘さを引き立てていて、口の中に広がる味わいに本上もにんまり。これはハマりそうです。


深見梅店では、フルーツ梅干以外にもたくさんの梅製粉を生産・販売されています。

「梅干だけで10種類くらいですね。フルーツ梅干、羽二重梅干、ハチミツ梅干、 シソ付け梅干、昆布漬け、カツオ梅、有機梅干しと有機薄塩梅干があります。 ハチミツ梅干には小梅もありますよ」

それぞれが深見梅店のオリジナルの味わい。
一番酸味が強いのはどれでしょう? 本上は昔ながらの梅干が実は好きなんです…。

「有機梅干が一番強くて、昔の梅干も強いですね」

梅干は漬け込むことで酸味が際立ってくるもの。
それを抑えるために、独自の製法もあるそうです。

というわけで、ほかの梅干も食べ比べてみましょう!

まずは昔の梅干。農薬を使わずに作っていて、酸っぱいそうです。「おおっ! これは酸っぱい!」
確かに酸っぱい! 身体が酸をほしがっているこれからの時期にいいですね。
ちなみにこれも、自社農園の梅を使っているそう。

次は羽二重梅干です。フルーツ梅干よりもちょっと酸味を強くしたもので、
まろやかさがありながら、ちょっと酸味の強さも感じる梅干です。

最後はハチミツ梅干ですが、これは甘みを強くしたものなので、
おやつ感覚で食べられます。

一度に食べ比べができた満足感に浸る本上ですが、
そうそう、最後に深見さんの地元愛も聞いてみましょう。











※深見梅店の梅製品。梅干っていろんな製品に加工できるんですね。それを機械ではなく手作業で続ける深見さんに脱帽です。

深見さんにとって和歌山は、とても住みやすいところだそうです。
温暖でいろんな作物もできるし、フルーツも、日本一のものがたくさん。

「和歌山へ来たときは、必ず梅干をお土産に買ってもらえたら嬉しいです。
この上富田町もとても住みやすいところで、子ども達も増えてきています。
熊野古道も近いので、熊野古道を訪れる際にはぜひたちよってほしいです」

昔ながらの場所で、ずっと続く製法・味を守りながら、 新しいものへも挑戦していく。

和歌山の伝統を発信していくその姿勢にふれ、 深見さんの梅干は可能性をまだまだ秘めている、
そう実感した今回の取材でした。









※深見梅店のみなさんと記念撮影。息子さんも家業を手伝われているそうです。伝統とこだわりは、しっかり受け継がれていくんですね。

Director’s voice [知っておきたい、梅干しの実力。] 今ではすっかり健康食の代表格として知られている梅干。 その効能には、どんなものがあるのでしょうか。

よく知られていることとしては、食中毒の予防がありますね。 お弁当のご飯にも、真ん中に梅干し、が常識です。 これは梅干の制菌作用によるもの。 黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌の増殖を抑制する働きがあるそうです。 ほかにも、抗酸化作用や血液浄化作用も有名。 食欲増進や高血圧化の抑制効果も見逃せないところです。 最近では生活習慣病予防、胃潰瘍などの抑制、免疫機能の改善などの効果も見られ、研究が続いているそうです。 つまり梅干のパワーは万能! 日本の伝統食って、やっぱりすごいんですね。





【プロフィール】 昭和15年から続く梅農家の三代目。 3年を費やして創り上げた「フルーツ梅干」で、梅干のような食品では無理だといわれていたモンドセレクションで、見事金賞を受賞。そこから8年連続で受賞を続けている。 有機栽培の梅、独特の製法など、こだわりは数知れず。

【深見梅店】
http://www.fukami.co.jp/