番組内容

住宅街の一角に唐辛子畑!?

大阪市の梅田から1時間ほど南東に行ったところにある、奈良県桜井市の大福にやってきました。
のどかな風景の中に住宅が並んでいますが、少し歩くとビニールハウスが並んでいます。

ハウスの中には、背の高いいろんな苗が見えているのですが、実は唐辛子なんです。
ハウスを抜けたところには、露地栽培の唐辛子もあるみたいですよ。

露地栽培の畑で、農園主の芥川さんに会いました。
芥川さんの唐辛子農園は、ハウス3棟と露地栽培をやっているそうですが、もともとは趣味で唐辛子栽培を始めたというから、驚きですね〜。

目の前には見たこともない、いろんな種類の唐辛子がたくさん!
隣同士の苗でも、まったく別の品種が育っていて、とても不思議な光景です。









※さっそく芥川さんから唐辛子の説明を聞く本上。名前も見た目も初めてのものばかりで、完全に聞き入ってしまいました。

「15年ほど前から趣味で育てているのですが、 栽培するのがすごく好きでいろんな唐辛子を集めていて、 気が付けばこんなに(笑)。 本年度は230品種の唐辛子を栽培しています」

そもそも、唐辛子にそれほど多くの種類があることも知らなかったのですが、 これはもちろん日本のものだけではないのでしょうね。

芥川さんによると、世界には約1万種類の唐辛子があって、芥川さんは世界中から唐辛子を取り寄せ、今までになんと2500品種くらいを育てたそう。
「唐辛子はナス科で、トマトやナスは細長いものや丸いものばかりですよね。
しかし唐辛子は細長いのもあれば丸いのも、帽子形のものあり、色もさまざまなんですよ」

2500品種! 確かに目の前の唐辛子はどれも、葉の色も違います。
見た目だけでもこれだけ差が分かるほど、種類が豊富なんですね。









※ちょっと目の前のものを収穫しただけでもこれだけの違い!カラフルでなんだかかわいく思えてきます。

唐辛子はさまざまな品種改良を経て現在のような品種の違いができていると芥川さんは言います。
葉の色も一般的なグリーンのものから真っ黒のものまで、ホントにいろいろ!


芥川さんと話をしている目の前には、真っ黒な唐辛子。
これはイギリスのガーデニングに開発されたブラックパールというそうです。

ちょうど花が咲いていますが、ナス科だから、花もナスの花に似ていますね。
実はこのまま黒くなると思いきや、最終的には赤くなるとのこと。
唐辛子はやはり、熟すと赤くなるんですね〜。









※こちらがブラックパール。私たちが普段見慣れている唐辛子とはまるで違いますね。

その隣にも、また違った唐辛子。
マウイパープルといってハワイの品種だそうです。
これもはじめ黒くて最後には赤くなるんですって!

しかし唐辛子がこれだけあると圧巻ですね〜。
マウイパープルはグラデーションもとってもキレイです。

「見た目はキレイなんですけど、 実はハバネロの仲間なので、 日本の鷹の爪の6倍くらいの辛さを持っていますよ」

6倍! うかつに食べられないですね。

「唐辛子は見た目は美しいけど、辛みという毒を持っていますからね〜(笑)」

そういえば皆さん、唐辛子って垂れ下がって実るイメージがありませんか?

芥川さんの農園で見た唐辛子は、なぜかどれも上向きなんです。というか、唐辛子は上向きに実るそうです。

「唐辛子は元々中南米原産なんですけど、最初はすべて上を向いていたと言われています。 鳥に見えるように上を向いていたそうですね。 ほかの動物と違い、鳥だけが辛みを感じないんですよ。 それで鳥に食べてもらうことで種を運んでもらい、 エリアを広げようとしていたんですね」
唐辛子の生きる力っておもしろ〜い♪

※とにかく見たこともない唐辛子ばかり!イギリスの女王から名前を取った、ビショップクラウンという帽子形の唐辛子もありました。

そういえば露地栽培とビニールハウスでの栽培は、 何が違うのでしょう?

芥川さんにきいてみたところ、 ハウスでは苗の販売用に、唐辛子の苗を育てているそうです。

「もう唐辛子ばっかりですね〜」 と芥川さん。確かに!
ハウス内の唐辛子の一部には、完全に趣味用で育てているものもあるそう。 やっぱり、唐辛子が好きなんですね〜。

「趣味のものはこういういい環境で育てているという、ね(笑)」

ハウスで育てる販売用のものは水分の管理をしっかり、 逆に露地で育てているものは水分を調節しながらストレスをあげることで 辛みを増しているそうです。

「トマトがストレスを与えると甘くなるのと同じように、唐辛子も甘みも増しますが、辛みもかなり増していくんですよ」

ん〜、甘みは感じないんですけどね…


Director’s voice そういえば露地栽培とビニールハウスでの栽培は、 何が違うのでしょう? 芥川さんにきいてみたところ、 ハウスでは苗の販売用に、唐辛子の苗を育てているそうです。 「もう唐辛子ばっかりですね〜」 と芥川さん。確かに! ハウス内の唐辛子の一部には、完全に趣味用で育てているものもあるそう。 やっぱり、唐辛子が好きなんですね〜。 「趣味のものはこういういい環境で育てているという、ね(笑)」 ハウスで育てる販売用のものは水分の管理をしっかり、 逆に露地で育てているものは水分を調節しながらストレスをあげることで 辛みを増しているそうです。 「トマトがストレスを与えると甘くなるのと同じように、 唐辛子も甘みも増しますが、辛みもかなり増していくんですよ」 ん〜、甘みは感じないんですけどね…



【プロフィール】 国内では数軒しかない唐辛子専門農家の芥川雅之さん。 「芥川農園」を奈良県桜井市で経営し、400種類ほどの唐辛子を栽培している。 独自の乾燥方法で仕上げた唐辛子パウダーにはリピーターも多い。 ウェブサイト「とんがらし芥川」で購入可能。 http://www.chilli.jp/