#31
創意工夫の松花堂弁当
誕生の地で本物を味わう

 八幡市立松花堂庭園・美術館と同じ敷地内にある日本料理『京都吉兆 松花堂店』へ。
時の文化人・松花堂昭乗のことを学んだ後に松花堂弁当をいただきます。お話を伺ったのは料理長の大槻隆昌さん。元々は農家の種入れに使われた箱を松花堂昭乗が絵の具箱などに使った箱。それを吉兆の創業者・湯木貞一氏が八幡市で開かれたお茶会で見て、料理に使えないかと試行錯誤。松花堂弁当の誕生へと繋がりました。
創意と発想が生んだ傑作料理です。

 田の字に区切られた器。その仕切りの中の器に盛られた料理は季節を感じる逸品ばかり。
美しい料理に目移りして、どこから手をつけるか迷う市川さんに「食べたいものから召し上がってください」と大槻料理長。目にも美しく、温かいものや汁物、生ものなどが同時に楽しめ、食べ方も自由自在。松花堂弁当誕生の歴史を知ってから楽しむと美味しさにもさらに深みを感じますね。技と拘りが詰まった弁当という名のご馳走です。

 楽しそうに箸を進める市川さん。
御椀には魚のすり身、海老で作った海老真丈が。ふわふわの食感と風味豊かなだしの味に感動しきりです。大槻料理長曰く、松花堂弁当の中でもお椀が重要なのだそう。「鰹節と昆布のバランスが大切ですし、一番繊細な仕事が必要なもののひとつ。シンプルが故にその料理屋の味をみるに相応しいものですね」。これから秋冬の味覚も続々。ぜひ本場でいただきたいですね。
https://kyoto-kitcho.com/restaurant/shokado/

京都瓦版
#31 2018年10月28日放送分

京都新世代いけばな

「花より団子」といいますが、できることならどちらも楽しみたい!
そんな欲張りな皆さんにオススメのイベントをお知らせします!

大丸京都店では、いけばなと和菓子のコラボレーションによる展覧会「京都新世代いけばな展2018」を11月1日(木)から11月6日(火)まで実施しております。

場所は、大丸京都店6階の大丸ミュージアム、午前10時から午後7時30分まで。3日と6日につきましては、午後5時30分に閉場しますのでお気を付けください。入場料は、500円、大学生以下は無料です。

華道家と菓子職人のトークイベントや、いけばな体験などもご用意しております。いけばなと和菓子、二つの世界が出合い、共鳴して展開される新たな世界を体験してみてはいかがでしょうか。

詳しくは、「京都新世代いけばな展」で検索していただくか番組ホームページをご覧下さい。

http://www.pref.kyoto.jp/bungei/news/press/2018/9/ikebana2018.html

↓画像クリックでPDF表示↓

八幡市
人口およそ7万人。京都市、大阪市までおよそ30分。枚方市や京都市、大阪市など市外への通勤・通学者も多く、ニュータウンの開発や商業地も広がる。市名は市内に鎮座する伊勢神宮とともに皇室から最も崇敬された二所宗廟の一社、国宝・石清水八幡宮に由来。初詣の参拝客数は京都府内でも指折りの人気を誇る。
http://www.kankou-yawata.org/?page_id=13
■今回の訪問地

【※特別に許可を得て撮影しています】

京都盆地の南山に位置。鳩が峰、男山山系の竹林は美しく、かの『竹取物語』のモデルになった場所のひとつもいわれている。その竹は発明家エジソンが世界で初めて白熱電球を発明した際、電球内のフィラメントに同市の竹を使用したことでも名高い。石清水八幡宮を始め全国的に有名な食べ物やスポットも有するエリア。

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[ 番組スタッフ ]
プロデューサー:松本泰弘  中辻 隼人  ディレクター:池田 健  構成・リサーチ:西村 卓也  AD:中井 茉佑
カメラマン:富永梨沙  デザイン:松浦 次郎  WEBサイト:高橋 理  営業:藤岡 佑輔

衣装協力: