#32
一休禅師ゆかりの寺
酬恩庵一休寺で逸話を聞く

 京田辺市にやって来た市川さん。
有名な寺社仏閣が数多くある市内でも指折りの名所がここ、酬恩庵一休寺。アニメの主人公にもなった、一休禅師ゆかりのお寺です。訪れた時期は木々がまだ青々していましたが、紅葉の時期はまた格別。口をついて「本当に素敵」と市川さん。美しい建物や参道を眺めるその表情が生き生きとしています。
 出迎えてくれたのは田辺宗一住職。
その自然な佇まいにもこのお寺のもつ雰囲気が漂います。

 一休禅師は63歳の時にこの地に来られて、亡くなる88歳まで過ごしたのだそう。
「元は妙勝寺といいまして、大応国師が禅の道場として草創されました。後にお寺は焼失してしまうのですが、一休禅師は大応国師を大変尊敬していたそうで、再興する際に恩に報いる意味で"酬恩庵(しゅうおんあん)"」と命名されました」と住職。 "とんちの一休さん"は、亡くなられてから200年後に数々の逸話から創作されたものだそうです。

 住職のお話に聞き入る市川さん。
ここ酬恩庵一休寺には大変貴重なものが数多く保存されています。「方丈中央の仏間には、一休禅師の木像があります。一休さんが亡くなる前の年に弟子の墨済に命じて作らせたものなんです。現在は無くなっていますが、当時実際に一休さんが自分の頭髪とヒゲを抜いて植え付けたものなんですよ」。像の前に立つと、えも言えぬ雰囲気が漂います。ここに訪れたら必ず手を合わせてほしい場所のひとつです。

京都瓦版
#32 2018年11月4日放送分

ふるさと納税

京都府からふるさと納税について、いくつかお知らせです。

まず一つ目は、「文化財を守り伝える京都府基金」です。
こちらに頂いた寄附金は、京都府内の文化財を地震や火災から守り保護するために活用されます。寄付へのお礼として、清水寺夜間特別拝観など、京都の文化に触れて頂ける様々な体験をご用意しています。

次に、「京都スタジアム整備の寄附金」です。
こちらで頂いた寄附金は、2020年春のオープンを目指し亀岡市に現在建設中の京都スタジアムの整備に充てられます。ご寄附いただいた方のお名前を刻んだネームプレートを、スタジアムに末永く掲示するなど、寄付金額に応じた様々な特典をご用意しています。

そのほか、府立学校の特色ある学校独自の取組を応援する、「京都府母校応援ふるさと事業」もあります。皆さんの母校や地域の学校を寄附で応援しませんか?

詳しくは、番組ホームページをご覧いただくか、「京都府ふるさと納税」と、「文化財」、「京都スタジアム」、「母校応援」と入れて検索してください。

文化財を守り伝える京都府基金
http://www.pref.kyoto.jp/furusatokifu/index.html

京都スタジアム整備寄附金
http://www.pref.kyoto.jp/kyoto_sports/individual_donations.html

母校応援ふるさと事業
http://www.kyoto-be.ne.jp/soumu/cms/?page_id=798

京田辺市
人口およそ7万人。京都府南部の大阪府・奈良県との府県境近くに位置し、古くは南山城地域の行政や経済、文化の中心部として発展。一休禅師の寺として親しまれる酬恩庵一休寺をはじめ、国宝の十一面観音像を安置する大御堂観音寺など由緒ある寺社仏閣も多数。宇治茶の栽培が盛んで、中でも玉露が特産品として全国的にも有名。
http://kyotana.be
■今回の訪問地

【※特別に許可を得て撮影しています】

京田辺市を代表する寺社として有名な酬恩庵一休寺は一休禅師が晩年を過ごしたと云われる。茶道や能楽なども盛んだった場所として今にその名残がある。特産品の宇治茶は、伝統的な愉しみ方はもちろん、カフェなどでも味わうことができ、スイーツなども多く作られ、地元特産品に触れる機会を増やしてくれている。

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