#46
人の手と目が産むお茶
すべては珠玉の一服への想い

 京都府和束町Part3。引き続き茶農家・丸与 金本園。
続いては実際のお仕事場を案内していただきながらお茶ができるまでのお話を伺いました。「刈って来たお茶は日光を浴びていますので熱を持っています。それをまず冷ますところから始まります。一度にだいたい300kgの茶葉に仕事をしますね」と金本さん。刈り取られる前まで植物として活動しているその熱も冷ますのだとか。美味しいお茶を生み出す第一歩です。

 広大な茶畑。お茶を刈る機械も様々です。
乗り込んでひとりでお茶を刈るコンバイン、お茶を刈った後に綺麗にならす管理機。茶畑は斜面なので、キャタピラの扱いは難しいそうです。お茶作りで大変なことってなんでしょう?「熱を取った茶葉を発酵を止めるために蒸します。茶葉の状態を見ながらなのでこれが一番気を使う作業ですね」と金本さん。蒸しすぎても、そうでなくてもいけない繊細な感覚が要求される重要なポイントです。

 見る機械の全てが茶葉専用で繊細な作業をするもの。市川さんも興味津々です。
その後冷却、乾燥、揉み込みなどの工程を全てを人の目と手で感じながら作っていきます。「初めて見る機械とこんなに時間と手が掛かっていることに驚きました。」と市川さん。実はこの番組がきっかけでお茶を急須で淹れて飲むことに目覚めたそうです。茶農家の金本さんからも「皆さんもぜひ急須で淹れて飲んで」と改めてお薦めしていただきました。

京都瓦版
#46 2019年2月17日放送分

御食国×京都 和食の祭典

日本の伝統的な和食を学び、味わい、体験できる京都のグルメイベント「和食の祭典」が「御食国(みけつくに)」と呼ばれる、淡路・若狭・志摩の3地域とコラボレーションして特別開催します!

老舗料亭から郷土食まで京都の様々な和食に加え、飛鳥・奈良時代より皇室に食材を献上してきた歴史も持つ「御食国(みけつくに)」の豊かな食も楽しめる贅沢な祭典です。

和菓子や和食を作る体験コーナー・トークイベントなども盛りだくさんで、入場も無料となっていますので、是非ご家族でお越し下さい!

西本願寺をメイン会場に3月2日(・土)曜日・3日(・日)曜日の10時から16時までの開催です。

詳しくは、「和食の祭典」で検索していただくか番組ホームページをご覧下さい。
http://www.washoku-kyoto.jp/

和束町
人口およそ人口およそ3,700人。京都府の南端、奈良・平城京と宇治平等院とのほぼ中間に位置し、広大な茶畑が広がる。町の主産業はまさにお茶。「日本で最も美しい村連合」認定や「京都府景観資産」にも選出されている茶畑景観、そして生産から派生した文化を地域資源として発信。別名「茶源郷」とも呼ばれている。
http://www.town.wazuka.kyoto.jp
■今回の訪問地

【※特別に許可を得て撮影しています】

全国から写真家も多く訪れる絶景「石寺の茶畑」が有名。町全体に広がる美しい茶畑を見ながらのハイキングやサイクリング、お茶摘み体験などもアクティビティとして人気。茶農家おすすめのお茶やスイーツが楽しめるカフェや安積親王陵墓、八坂神社の大杉は、近年パワースポットとしても注目されている。

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[ 番組スタッフ ]
プロデューサー:松本泰弘  中辻 隼人  ディレクター:池田 健  構成・リサーチ:西村 卓也  AD:中井 茉佑
カメラマン:富永梨沙  デザイン:松浦 次郎  WEBサイト:高橋 理  営業:藤岡 佑輔

衣装協力: