今月も綾部市にやってきています。
今回お邪魔しているのは、里山。本当にいい眺めですね〜。
山々はキレイですし、木々が風に揺れる音が聞こえています。

ここでネイチャーガイドの児玉さんと待ち合わせをして、 一緒に里山を歩くんですって。楽しみです。

待ち合わせの場所へ行くと、児玉さんがいらっしゃいました。
周りに民家が建ち並んでいるところですが、ここは里山?

「そうですね、最近よく耳にされると思いますが、 里山というエリアになります。
ここをゆったりと、お散歩気分で歩いていただけたらと思って、 ご案内させていただきます」

ぜひぜひ♪
と、その前に、そもそもネイチャーガイドというのは どういうお仕事なのでしょうか?


自然が大好きな本上。さっそく児玉さんと、 里山の話で盛り上がっています。


「もっと本格的な山や里山で、生き物の話をしたり 森の仕組みについて解説をしたり、 触ったり匂ったりしながら、 自然の不思議さやおもしろさ、すばらしさを体感してもらうための お手伝いをする仕事だと私は思っています」

ということはお客さんの年齢層もイロイロなのでしょうね。

「イロイロですね〜、最近は里山ツアーというとファミリー連れが多いですし、 山と聞くと、最近は登山ブームで中高年の方が結構多いんですよ」

今回は里山を歩くと言うことで、スニーカー。
里山などを歩くときは歩きやすい、 履き慣れたスニーカーなどと普段の服装でいいそうですが、 行く場所によっては服装が替わってくる、と児玉さんが教えてくれました。
覚えておきたいですね。

ちなみに児玉さんは神奈川県の川崎市の出身で、 結婚を機に綾部に来たそうです。
川崎と言っても、多摩丘陵に近いところで暮らしていたので、 すんなりと溶け込んでいけたとか。
といっても、地元から遠く離れている場所。
関東に帰りたいとは思わなかったのでしょうか?

「それは最初の頃はありましたけど、 何年かしたら、むしろこっちの方がいい、と思うようになりました」


散策へ出かける前から、田畑の脇に咲く植物の話で盛り上がります。 散策がスタートすると…と、期待しちゃいますね。

この自然にすっと馴染めて、居心地がよくなった、 ということですね。
そんな自然豊かな土地を知っていく中で、 ネイチャーガイドに?

「そうですね、住んでいる場所が山に近くて、 鳥がいたり花が咲いていたりするので、 自然に興味を持つようになって、 そのときに芦生の研究林のガイドツアーを体験して、 “こういう世界があるんだ”と衝撃を受けました、 もっとちゃんと勉強したいな、とも思うようになって、 鳥の仲間と探鳥の会を作ったりもしていたんですが、 ちょうどエコツアーガイドの養成講座があって、 ガイドになるつもりはなかったんですけど、 勉強しているうちに、こういうことになりました(笑)」

持っている知識が生かせるってことですね。
自然をあまり知らない人と歩きながらいろいろ話をする ネイチャーガイドという仕事。
もともとそういったことが好きだったのでしょうね。


「ではさっそく、今日のコースを歩いてみましょう」 と児玉さん。
一緒に集落を抜け、田畑が広がる方へ向かいます。

豊里西地区には 16年前に閉校した小学校を活用し、 「NPO法人里山ねっと・あやべ」が管理をしている
綾部市の交流拠点施設があります。
そこでは農村の交流体験や里山体験、 宿泊や体験の施設利用があるのですが、 児玉さんはそこでも里山ツアーのガイドをされているそうです。

今日はそのコースを歩きます。

するといきなり児玉さん「ちょっといいですか?」

「なんにもないような雑草なんですけど、 これ名前がヒメムカシヨモギと言います。 ヨモギと同じキク科の仲間なんです(どのように発言したかは厳密には記憶しておりませんが、このように言いたかったのです)」

一人で歩いていると見過ごしてしまう草花も ネイチャーガイドさんと一緒なら、いろいろみてしまいます。

「外来種なんですよ。
これは明治の時代に北米から日本にやってきまして、 鉄道と一緒に全国津々浦々に広がったと言われています。 だから鉄道草とか、ご維新草と言われているんです」

葉っぱがいわゆるヨモギのギザギザとは違います。

「昔の人がヨモギと名付けただけで、確かに似ていませんね〜。 種としては同じキク科ですが」

何気ない風景が一枚の絵のように見える。 里山は魅力的です!
来週も引き続き、<綾部>でネイチャーガイドをしている児玉 裕美さんと 里山を歩きます。この先、どんな発見があるのでしょうか…。お楽しみに!

<ミニコラム> 今週の風景


道ばたにある小さな祠。 野花が生けられていて、里の人が大切にしているのが感じられます。 人の営みは自然と共にある、お地蔵様がそう教えてくれています。

児玉 裕美(こだま ひろみ)さん

上宮津・杉山ガイド部会ネイチャーガイド。結婚を機に綾部市で暮らすようになり、毎日の生活の中で鳥や花などに触れるうちに、ネイチャーガイドに興味を持つ。植物や鳥に特に詳しい。


■今回の訪問地

京都府の北西部に位置する綾部市。由良川が街の中心を流れるのどかな地域のさらに北西部に豊里西地区があります。美しく澄んだ空や里山の原風景、コウノトリガ飛来する豊かな自然に心が洗われる気がする場所です。

京都トピックス
【石窯パン体験〜クリスマス編〜】
毎年大人気の薪で石窯を熱して焼く、石釜パン体験。今回はイタリアのクリスマスパン「パネトーネ」を作ります。
【開催日時 】
12月24日(土)午前9時〜午後1時
定員20名・要事前申込
【開催場所 】
里山ねっと・あやべ(綾部市)
【お問い合わせ先 】
里山ねっと・あやべ
0773-47-0040(火曜休館)

【バックナンバー】
#036 柔らかな陽射しの中、ワクワクする里山散策へ
#037 季節の野花に触れて里の豊かさを感じていく。
#038 自然と人の暮らしが同居する集落を歩いて行く。
#039 綾部の自然を愛する児玉さんの思い
【12月のプレゼント】

今月は、「京都 綾部産の玉露と煎茶のセット」を5人の方にプレゼント。

甘みが強く、何度も飲んだ後は茶ガラを食べることもできる玉露と、さっぱりしていて、どんな場面でも飲みやすい煎茶のセットです。
【応募先】
●おハガキの方は、
 〒530-8304
 MBSラジオ「本上まなみ もうひとつの京都」の係まで。
●メールアドレスは、manami@mbs1179.com
●FAX番号は、06-6809-9090



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