さぁ、いよいよラテアートならぬ抹茶アートを体験させていただきます。 お店の人気コンテンツのようで、昨年は1か月間のお客さんの作品を写真に撮ってコンテストも開催したそうですよ。


抹茶アートのセットがこちら。

「簡単にできるように、家でもでる感じでやっているんです。抹茶を点てて、横にある抹茶をお箸に付けて、それで抹茶に絵を描いてもらいます」

濃厚なお抹茶♪ 本当にとろりとしたソースみたいな状態になっています。おもしろくて、集中してしまいますね〜。

「これのおもしろいのはね、失敗しても、もう一回茶筅で抹茶を点てて、やり直せるところです。だからセットに茶筅も付けているんですよ。写真に撮って、そのあと飲む。子供たちも喜んでやっていますね。そのうえ抹茶を楽しんで貰っているので、茶道だと、どうしても肩張ったりもするものですが、こちらはもう気楽にね。最近はだいぶ抹茶も気楽に飲んでいただけるようにはなったんですけれども、それでもなかなか敷居が高いというか…」

抹茶ソースを箸に付け、抹茶の泡に描いていきます。緑の濃淡で絵を描くっておもしろいですね〜。本上は葉っぱを描いてみました!

イメージがやっぱりあますから、なかなか一歩を踏み出せない方もいるでしょうね。でも、すごく楽しい! 先日は舞妓の茶本舗の上海のスタッフの方が、現地のデパートで抹茶アートをされたそうです。すごい人だかりができたとか。最近はSNSブームですし、なにより自分で描いた抹茶を自分でいただくという行為もまた格別ですね。

いい抹茶を使うと渋みがあまりなく、まろやかだそう。甘みを感じて、お茶ってこんなにおいしいんだなって、つくづく思います。ごちそうさまでした!

さて、再び、舞妓の茶本舗さんに戻って来ました。取材の最後に、田宮さんにとっての京田辺市の魅力を聞いてみたいと思います。

「京田辺市というのは、京都の中でも一番人口が増加していて、また利便性もすごくいいんです。大阪も京都も奈良も30・40分で行けてしまうような利便性を持っているので、すごくいいところではあると思います。 そして舞妓の茶本舗のある京田辺市普賢寺(ふうげんじ)というのは、その中でも自然の残る田舎かなぁと思います。よく私は、便利な田舎って言っているんですけれど、いいところであると思いますし、京田辺市自体でいうと奈良文化と京都文化のちょうど境にもなっているんです。大御堂観音寺というお寺があるのですが、そこの菩薩さんは奈良時代の約1400年前の仏像。 観音寺からちょっと北へ行くと一休寺と言って、あの一休さんが晩年を過ごされたお寺があります。室町時代のお寺で、庭では京都文化が感じられる。このように文化の接点になるようなところで、非常にいい地域です」

お店の中には、本当にいろんな種類のお茶が販売されています。田宮さんにご説明いただきながら見せていただいたのですが、あれもこれも、飲んでみたくなります。

環境よし、歴史文化も色濃く残る京田辺市。とてもいいところだと田宮さんも言うこの地域は、これからどうなっていくのでしょう?

「そうですね。交通の便がいいし、先ほど申しあげたように一休さんが住まれていたり、奈良文化の北の端にあったりという文化もあるので、そう言った意味からもやはり、観光も含めて注目される街になるのかなと思います。 京都・奈良に訪れるにしても、この街がちょうど間になってくるので、京都・奈良の観光の拠点になってくれたらいいのに、とも思いますね。私は京田辺の観光協会の理事もしているので余計に思うのですが、現在はちょっと宿泊場所が欠けているので、その辺の整備も含めて、どんどん魅力的な場所にしていけたらなと思います」

京田辺の玉露を世界に広めたい、その思いでさまざまチャレンジを続けている田宮さん。舞妓の茶本舗、そして京田辺市へぜひ訪問してみてくださいね。

あとはやっぱりお茶ですよね。京田辺の玉露。舞妓の茶本舗さんは積極的に海外へも情報を発信されているそうですが?

「10年ほど前から海外向けのインターネットをやっていまして、英語、ドイツ語、中国語、ロシア語に対応しています。個人のお客さんで、60か国くらいのコアな方々がいるんですよ。 そういったお茶好きの方、お茶を楽しんでいただいている方がわざわざ旅行に来られたりもします。そんな中でいろいろお話をしていますと、お茶作りも体験したいという声もあがりました。そこで実は昨年、中国の方の希望で、手揉みの体験を1日がかりで実施もしました。 京田辺の生産農家さんなどのご協力を得て、お互いみんな仲よく仕事をさせていただいている関係だからこそ、こういう企画もできるようになっています。日本一の玉露の産地、京田辺へ、もっといろんな方に来ていただきたいですね」


<ミニコラム> 今週の風景



舞妓の茶本舗での取材が終わり、外へ出ると、桜並木の木陰を歩く、親子の姿。 おいしいお茶を育む環境は、ステキな暮らしを紡ぐ場所でもあるようです。

舞妓の茶本舗3代目・田宮正康さん

宇治茶の名匠と言われた山下壽一氏の玉露をはじめ、京田辺産の薫り高い緑茶や抹茶、ほうじ茶を扱う茶舗。玉露「匠」は日本茶AWARD2015で最高賞の日本茶大賞を受賞。日本茶をより多くの方に知ってもらうため、JR田辺駅前に緑茶専門の喫茶室「MAIKO茶(ティー)ブティック」も営む。

■舞妓の茶本舗
http://www.maiko.ne.jp/


■今回の訪問地

京都府と奈良県の県境に近い京田辺市は、自然豊かな環境に加え、京都、奈良、大阪のベッドタウンとしても注目される地域。良質な宇治茶の産地としても知られている。一休宗純ゆかりの地でもある。

京都トピックス
森林の恵み感謝祭
我々の生活に大きな恩恵をもたらしてくれている森林(しんりん)。

そんな森を、学び、体験できるイベント、「森林(もり)の恵み感謝祭」が 10月1日・日曜日綾部市で開催されます。

午前の部は、森への日頃の感謝の気持ちを込めて行う育樹体験、 午後の部は中丹文化会館で高校生吹奏楽部の演奏会や テレビなどでおなじみの松尾依里佳さんを ゲストにしたトークショーなど、イベント盛りだくさんです。

どちらも、無料送迎バスを運行します。

詳しくは、「森林の恵み感謝祭」で検索してください。


【バックナンバー】
#075 国内最高峰の品質を誇る田辺玉露を味わいに
#076 旨みの余韻がいつまでも続く田辺玉露をじっくり味わう
#077 近くにあれば毎日通いそうな京田辺満喫のカフェ
#078 お茶をより身近に感じてもらえるために。

【9月のプレゼント】

今月は、今回本上さんが訪れました、舞妓の茶 本舗さんの「こだわり玉露5種類 飲みくらべセット」を4人の方にプレゼントいたします。

本当においしい玉露を探しているという方に 味わっていただきたい飲み比べセットです。 舞妓の茶 本舗の高級玉露5種類を8グラムずつパックした商品です。

8グラムでおそよ3~5人で楽しめる分量となっております。

【応募先】
●おハガキの方は、
 〒530-8304
 MBSラジオ「本上まなみ もうひとつの京都」の係まで。
●メールアドレスは、manami@mbs1179.com
●FAX番号は、06-6809-9090


※締め切りは10月1日(日)までとなっています。是非ご応募ください!

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