「パネッテリア・プルチーノ」さんから車で本当に5分ほど、すぐ近くの畑に安井さんご夫妻とやってきました。ものすごく広くて、畑の中程までくる間に完熟のイチジクやナス、パプリカ、唐辛子などがあって、カボチャの苗も元気に育っているし、とうもろこしの苗もあるし、本当にいろんな作物がありました。


畑にたどり着くまでの道には、誘惑がいっぱい(笑) 楽しくってしょうがない本上なのでした。

こちらは今、主にお父さんがされているそうですが、安井さんが小さかった頃は、お父さんは週末に手伝うだけで、実はおばあさんがメインでやっていたそう。そして安井さんも、遊び感覚で草刈りや収穫の手伝いをしていたそうです。そんな思い出の詰まった畑で、実は小麦も育ててみたとか。

「一昨年、試しに小麦を撒いてみました。元気にしっかりとした小麦はできたんですけれども、その後の脱穀とか粉を挽くというところまではできませんでしたね〜」

やっぱり大変ですか?

「そうですね、一人でやるには時間がなさすぎて。今年はしっかりと小麦粉を育てて、パンになるまでやりたいなっていうのが夢ですね。いずれは自家栽培・自家製粉でやりたいと思っています」

すごい! じゃあその夢に向かって思考錯誤されている途中だということですね。先ほどお店でも聞きましたけど、ここで採れたお野菜もそのパンに使っているんですか?

「そうですね、そのまま惣菜パンにのせたり、トマトでしたら天然酵母に変えたり、色々使っています。夏野菜はカボチャ、万願寺が多かったので、そのままパンに使いました」

トマトを天然酵母っていうのもおもしろいですね〜。これからに向けても、何か考えていらっしゃるメニューとかあるんでしょうか?

「今まで作ったことがない野菜を育ててパンに変えていきたいなと思いますね。イメージとしては、子供の口に合う野菜が一番ですね。野菜嫌いの子供が多いので、パンに変えることによって食べられるようになってほしいと思っています」

自然体のご夫婦の優しいお店の味になる、畑にて。木津川の環境が、安井さんご夫婦、そしてお店の雰囲気を作り上げているのでしょうね。

そんな安井さん、休日には畑へ出向くだけでなく、大坂や京都市内、奈良などいろんな地域に行ってイベントでパンを販売したりもしているそう。

「木津川市のアピールも含めて行っています」

大阪ならなんばパークスやハグミュージアム、エキスポシティなど、いくつか決まった会場へいき、パンを販売しているそうです。そういったところで新しいお客さんが「パネッテリア・ポルチーニ」さんのパンを食べることができるんですね〜。

取材の最後に、安井さんからメッセージをいただけますか?

「大阪市内や京都市内など、にぎやかなところから小旅行気分でのどかな木津川市に来られると思います。ゆっくりとのんびりとしたい方は、ぜひ木津川市にお越しください」


奥様からもひと言

「公園とか子供が遊べて、BBQができるようなところもあります。都会のお子様連れのお母さんたちにも遊びに来てもらえたらなと思います」

恒例の記念撮影も、なんなのでしょう、このほっこり感(笑)。


<ミニコラム> 今週の風景



「京都の田舎の 小さなパン屋」。安井さんのTシャツの背中には、そう書かれていました。それはまるで、“田舎を背負って立つパン屋”と、安井さんの気持ちを代弁しているかのようでした。

パネッテリア・プルチーノ 安井健太郎さん

子供の頃からパンが好き、しかし木津川町には当時ベーカリーがなかったことから「いつか木津川にパン屋を!」と夢見て修行し、2010年にお店をオープン。安心安全な食材を使い、無添加にこだわった優しいパンを作り続けている。

■パネッテリア・プルチーノ
http://panetteria-pulcino.com/


■今回の訪問地

京都府最南端の市・木津川市。鉄道や国道が整備された交通網の利便性で近年は大阪、京都のベッドタウンとして人気を集めている。人気の理由は、市の中央を流れる木津川に代表される、豊かな自然環境。

京都トピックス
お茶の京都 食の祭典
山城地域のお茶と食があつまるイベント、「お茶の京都 食の祭典」が 10/29(日)に城陽五里五里(ごりごり)の丘公園で開催されます。
飲食ブースや体験ブースなど、合計で70を越えるブースが出展予定です。
その他に、ステージイベントや参加型イベントも盛りだくさんです。

詳しくは、「お茶の京都 食の祭典」で検索してください。


【バックナンバー】
#082 思い出の詰まった畑で子供たちへのパンを考える
#081 お店を彩っている奥さんの手作り雑貨
#080 やさしいパンが生まれる調理場にて。
#079 子供の頃の夢が詰まった優しいパン屋さんへ

【10月のプレゼント】

今月のプレゼントのお知らせです。
季節は秋、秋と言えば・・・食欲の秋ですよね。
というわけで今月のプレゼントは、今回本上さんが訪れました木津川市の“新米”です。

この地域では、口当たりの良さと軽い粘りが特徴の、ヒノヒカリがよく作られています。
今回は、木津川市で作られた新米、ヒノヒカリ10kg分を3名の方にプレゼントします。
今年穫れたばかりの美味しいお米です。

【応募先】
●おハガキの方は、
 〒530-8304
 MBSラジオ「本上まなみ もうひとつの京都」の係まで。
●メールアドレスは、manami@mbs1179.com
●FAX番号は、06-6809-9090


※締め切りは11月5日(日)までとなっています。是非ご応募ください!

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